2024.12.18 マンチェスター・ユナイテッドの話題
退団志願の記事が話題になっているラシュフォードとマンチェスター・ユナイテッドに伝えたいこと。
「I’m ready for new challenge」。マーカス・ラシュフォードのひとことが話題になっています。発信源は、ジャーナリストのヘンリー・ウィンター氏が「X」に掲載した長文のインタビュー。マンチェスターダービーのメンバーから外され、自宅で観戦した直後に、「キャリントンに漂う雰囲気からすると、1月に退団の可能性がある」などと書かれた記事の掲載を許すべきではないでしょう。
ガルナチョとともに10番を外したルーベン・アモリム監督は、「トレーニング、パフォーマンス、チームメイトとの関わりや後押しする姿勢など、すべてを考慮した」と語るとともに、「重要なので添えておきたい。これは規律上の問題ではない」と釘を刺しています。なぜ今、わざわざ大事にするような記事に乗っかってしまったのか…。
「マーカス・ラシュフォードは今日、オフの時間を使って、サウスマンチェスターにある母校のボタン・レーンプライマリースクールに足を運び、生徒全員に420個のクリスマスプレゼントを手渡した」という書き出しで始まる記事は、子どもたちに多大なる影響を与えている素晴らしい人物が、不当な待遇や卑劣な批判、誤解を招く噂に苦しんでいると主張しています。
本人の言葉は、実際のやりとりから引用したものなのでしょう。「ダービーのメンバーから外れてがっかりしている」と語った10番は、「起こってしまったことは仕方がない。われわれは勝った。前を向こう。残念だけど、年を重ねるごとに挫折に対処できるようになった。これからどうするか? 座って泣くか、次にチャンスが巡ってきたときに全力を尽くすかだ」と続けています。
ここまでは、いいでしょう。問題は、残留か移籍かを尋ねたという話です。「個人的には、新しいチャレンジと次のステップに備える準備ができていると思う。去るとしても、後ろめたい気持ちはない。マンチェスター・ユナイテッドについて、否定的なコメントを出したりはしない。それが自分という人間だから」。ダービー欠場と紐づけて語られるべきテーマではありません。
さらに、スペインからオファーが来る可能性があるという前フリがあり、こんなコメントがかぶせられています。「既に悪い状況とわかっているなら、さらに悪化させるつもりはない。他の選手たちがどうやって去っていったかを見てきた。自分はそうなりたくない。去るときは、自分なりの主張をするつもりだ」。この後、イングランド代表に対する思いが語られ、最後に…。
「彼の才能はマンチェスター・ユナイテッドから離れていくようだ」「マーカス・ラシュフォードは、自分がどこから来たのかを忘れない。ユナイテッドのことも忘れないだろう」。本人が他者を介して退団の意向を公表したいのであればともかく、「That’s me. I will always be a Red」という言葉に思いを込めているのなら、今からでも自身のメッセージが必要でしょう。
この記事を紹介した「BBC」のサイモン・ストーン記者は、ラシュフォードに近いソースからの情報として「マンチェスター・ユナイテッドでのキャリアに関して感情的になっているだけで、オールド・トラフォードを離れるつもりはない。ルーベン・アモリムの先発メンバーに復帰し、前進するのが理想と考えているようだ」といっています。
実際に移籍となると、高額のサラリーにイエスといってくれるのは、パリかサウジぐらいでしょう。噂のアーセナルは、現在の主力がストレスを溜め込むような額は出さないはずです。ベルファストのナイトクラブ時間や大幅な遅刻など、プロ意識を問われる事件は実際に起こっており、彼が今やるべきはアモリムのフットボールに全力で取り組んで信頼を回復させることです。
ジャーナリストの煽りに乗って、話を膨らませないでほしいと切に願っています。それとは別に、高額サラリーのアタッカ―の是非について、シーズン終了後に論じていただければと思います。ポルトガルから来た指揮官は、「苦しむ覚悟のない者には居場所はない」といっており、「BBC」の記者は「彼は絶望的な状況を好転させた人物の輝かしい事例を目撃しているはず」と指摘しています。去っていった者より、残っている者に目を向けるべきということでしょう。
「エリック・テン・ハフは、ハリー・マグワイアを望んでいなかった。マグワイアが自身の状況に対して曖昧な態度を示していたら、とっくにチームを去っていただろう。しかし、マグワイアは粘り強く努力を続け、自らのポジションを取り戻し、結局テン・ハフより長くチームに在籍している」
ガルナチョとともに10番を外したルーベン・アモリム監督は、「トレーニング、パフォーマンス、チームメイトとの関わりや後押しする姿勢など、すべてを考慮した」と語るとともに、「重要なので添えておきたい。これは規律上の問題ではない」と釘を刺しています。なぜ今、わざわざ大事にするような記事に乗っかってしまったのか…。
「マーカス・ラシュフォードは今日、オフの時間を使って、サウスマンチェスターにある母校のボタン・レーンプライマリースクールに足を運び、生徒全員に420個のクリスマスプレゼントを手渡した」という書き出しで始まる記事は、子どもたちに多大なる影響を与えている素晴らしい人物が、不当な待遇や卑劣な批判、誤解を招く噂に苦しんでいると主張しています。
本人の言葉は、実際のやりとりから引用したものなのでしょう。「ダービーのメンバーから外れてがっかりしている」と語った10番は、「起こってしまったことは仕方がない。われわれは勝った。前を向こう。残念だけど、年を重ねるごとに挫折に対処できるようになった。これからどうするか? 座って泣くか、次にチャンスが巡ってきたときに全力を尽くすかだ」と続けています。
ここまでは、いいでしょう。問題は、残留か移籍かを尋ねたという話です。「個人的には、新しいチャレンジと次のステップに備える準備ができていると思う。去るとしても、後ろめたい気持ちはない。マンチェスター・ユナイテッドについて、否定的なコメントを出したりはしない。それが自分という人間だから」。ダービー欠場と紐づけて語られるべきテーマではありません。
さらに、スペインからオファーが来る可能性があるという前フリがあり、こんなコメントがかぶせられています。「既に悪い状況とわかっているなら、さらに悪化させるつもりはない。他の選手たちがどうやって去っていったかを見てきた。自分はそうなりたくない。去るときは、自分なりの主張をするつもりだ」。この後、イングランド代表に対する思いが語られ、最後に…。
「彼の才能はマンチェスター・ユナイテッドから離れていくようだ」「マーカス・ラシュフォードは、自分がどこから来たのかを忘れない。ユナイテッドのことも忘れないだろう」。本人が他者を介して退団の意向を公表したいのであればともかく、「That’s me. I will always be a Red」という言葉に思いを込めているのなら、今からでも自身のメッセージが必要でしょう。
この記事を紹介した「BBC」のサイモン・ストーン記者は、ラシュフォードに近いソースからの情報として「マンチェスター・ユナイテッドでのキャリアに関して感情的になっているだけで、オールド・トラフォードを離れるつもりはない。ルーベン・アモリムの先発メンバーに復帰し、前進するのが理想と考えているようだ」といっています。
実際に移籍となると、高額のサラリーにイエスといってくれるのは、パリかサウジぐらいでしょう。噂のアーセナルは、現在の主力がストレスを溜め込むような額は出さないはずです。ベルファストのナイトクラブ時間や大幅な遅刻など、プロ意識を問われる事件は実際に起こっており、彼が今やるべきはアモリムのフットボールに全力で取り組んで信頼を回復させることです。
ジャーナリストの煽りに乗って、話を膨らませないでほしいと切に願っています。それとは別に、高額サラリーのアタッカ―の是非について、シーズン終了後に論じていただければと思います。ポルトガルから来た指揮官は、「苦しむ覚悟のない者には居場所はない」といっており、「BBC」の記者は「彼は絶望的な状況を好転させた人物の輝かしい事例を目撃しているはず」と指摘しています。去っていった者より、残っている者に目を向けるべきということでしょう。
「エリック・テン・ハフは、ハリー・マグワイアを望んでいなかった。マグワイアが自身の状況に対して曖昧な態度を示していたら、とっくにチームを去っていただろう。しかし、マグワイアは粘り強く努力を続け、自らのポジションを取り戻し、結局テン・ハフより長くチームに在籍している」
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