現地メディアが一斉に報道したモウリーニョ監督とポグバの確執…真相はいかに?
「テレグラフ」のジェイソン・バート記者は、「少なくとも緊張が走っている。修復不可能とまではいわないが、深刻であることは確かだ。彼は孤立するかもしれないし、チームに戻れば一気に何事もなかったようになるかもしれない」とコメント。「チームに戻ったときにどのように使われるかが興味深い」と、プレミアリーグでの今後の起用法次第で状況は変化するとしています。
オフェンシブにプレイしたいポグバに対して、モウリーニョ監督が守備を要求しているという図式で語られているこの騒動は、ボスがポグバに対する信頼を示せば早期に解決する類の話ではないかと推測します。ハダースフィールド戦の直前のプレス・カンファレンスで、ポグバに対する質問が集中すると、「それについて話すのはばかげている」と渋い表情を見せた指揮官は、「ではニューカッスル戦で、彼をどこで使えばよかったのか?」とプレスに問いかけました。ある記者がミッドフィールダーと答えると、モウリーニョ監督はこう返しています。
「6番ひとりと2人の8番なのか?8番2人と10番か?6番2人と10番?私たちは、6番ひとりと2人の8番でプレイする。6番はマティッチ。その右にリンガードがいて、左はポグバだ。ポグバが好むシステムは?4-3-3だ。ポグバは4-3-3のどこが気に入っている?”8 on the left”」。
指揮官のこの認識に、ポグバは異論はないでしょう。守備的に戦う際には、ポグバをマティッチの横に置くこともあるモウリーニョ監督は、本人の適性と意向を的確に把握しています。このたびの問題は、攻撃的か守備的かといった戦略に関する大きなテーマで割れたわけではなく、ポグバのクオリティに対してモウリーニョ監督が不満だっただけだと思われます。「これは重要な選手がいいパフォーマンスを見せていないすべてのチームに起こることだ。彼を売ろうとしている、売りたがっている、彼は出ていこうとしている、毎日ケンカしている、目を合わせようとしないなどと煽る必要はない」「そういう方向にもっていきたい人もいるみたいだけど、彼の苗字は”嘘つき”だね」。この話が先々どうなるかはともかく、現状は指揮官と中盤のキーマンの目線は揃っており、日常的なコミュニケーションと選手のパフォーマンスによってクリアされるべき話があるだけでしょう。
最後にひとつ、苦言を呈したいことがあります。某メディアが、「モウリーニョ監督が激高」という見出しを立てておりましたが、プレスカンファレンスでの指揮官は時折不愉快な顔を見せてはいたものの、終始毅然として話していただけです。「モウリーニョ監督は、ポグバは4-3-3の左サイドでのプレイを好んでいると考えているが、多くの人は4-2-3-1の中盤の底でプレイすべきだという見解…(名指しでメディアを批判したいわけではないので、文意を変えない範囲で文章を編集しました)」というあたりも、昨今の評論家たちのコメントを多少なりとも入れていれば、的外れなのは一目瞭然です。少し調べればわかることは、押さえませんか?日頃から読ませていただいているメディアなので、残念です。今後は、基本的な裏取りとフラットな記述をお願いいたします。
今回の一連の話のなかで、最もポジティブなことは、2人のセントラルMFで戦うほうがお好みなのではないかとも思われた指揮官が、「4-3-3」「8 on the left」と明快にいい切り、ポグバが好むポジションで使ったのだと表明したことだと思います。プレミアリーグの残り11試合とチャンピオンズリーグでは、ポグバ無双とモウリーニョ監督の穏やかな表情が見られることを期待しています。
おもしろいと思っていただけた方は、お時間あれば、下のブログランキングバナーをクリックしていただけると大変うれしいです。所要時間は5秒です。何とぞよろしくお願いいたします!
これは流石にメディアの適当な噂でしょうね。
ポグバはセリエの時から監督や審判に文句を言ったり、感情的になるような選手ではありません。実際ユナイテッドに来てから退場になったのも不可抗力でペジェリンを踏んでしまって2枚目のイエローを受けてしまったアーセナル戦のみです。
メディアはまるでポグバをバロテッリのような奴と捉えているように見えますが、全く違いますよ。
今ポグバが下げられているのは明らかにポグバ本人の守備への切り替えの遅さがあまりにも遅いからです。少なくとも去年はそこまで遅くありませんでした。
キャリアの中で上手く行かない時期というのは誰にでもあるのでここを乗り越えてさらに素晴らしい選手になって欲しいです。(デブライネもそういう時期はありましたが、今じゃハードワークもチャンスメイクも素晴らしい選手になりました。)
メディアが適当なのはいつものことです。
先日も、まるでポチェッティーノがダイブを奨励してるかのような曲解記事を書かれました。
モウリーニョに限って言えば、チェルシー一次政権の時に"うちにはテリーとランパードという素晴らしい選手がいる"というようなことを言ったら、"テリーとランパードは俺が育てた"と書かれる始末ですから。
記者は自分達のフィルターで事実をねじ曲げて書けてしまうのだから、怖いです。
日本語メディアとなると、英紙の記事を前後関係や趣旨、背景なども踏まえずに適当にクラウドで雇った短期契約の訳者に訳させているのですから、さらにひどくなります。もちろん全てではないですが。
最近プレミアをかじるようになった日本の若いフットボールファンに、やたらとスパーズを罵倒したがり暴力団呼ばわりする方が多いのも、某日本語有名誌"スパーズはプレミアの嫌われ者"と書いた眉唾記事の影響を感じられるところです。
同様な事情で、10年前にはチェルシーが嫌われものでしたけど。
>>クランさん
デブライネと衝突を起こし放出した監督は誰だったでしょうか?
しがないさん
煽ってるつもりなのかわかりませんが、随分と的外れな煽りですね。
誰も
しがないさん
随分と的外れな煽りですね笑
とても短絡的な頭脳の持ち主ですね、オメデタイ。
当時のデブルイネの放出要因は単純に他のライバルのレベルが高かったのが大きかった上に実力を示せていなかったことだと思うんですがね〜
デブルイネの例を挙げた理由は昔と違ってハードワークをし、かつチャンスメイクもできるようになっている(センターハーフの理想形かつライバルチームの選手)からです。あとチェルシー時代からそれが出来ていたらモウリーニョも放出なんてしませんよ笑
しかもポグバの場合は既に実力を示していますし、最近交代させられているのはモウリーニョが守備のタスクをポグバに過剰に求めているというよりもどこのチームでも課せられるレベルの守備タスクをサボっていたからですし、ここ数試合を除いてポグバは守備タスクをこなし、アシストも多く記録していました。ポグバがもっと能力を出せるフォーメーションに監督がすべきなのは間違いないですが、最近のポグバのプレーが酷かったのは本人にあるのは間違いないです。
いくらモウリーニョが嫌いだからといって何でもモウリーニョのせいにするのはやめた方が良いですよ。
—–
なんか途中で誤送信されていたみたいです。
申し訳ない。
ポグバとモウリーニョの間に確執があるというのは間違いなくデマだが、この2人にかつてモウリーニョがドログバやランプス、スナイデル、ズラタンなどと築いてきた類の信頼関係と言ったものもないだろうと私は見ています。ポグバがユナイテッド、フランス代表でビッグタイトルを勝ち取るためには彼がリーダーとなりチームの中心になることが必須だと思っているので、モウリーニョの起用法がどうあれ、年齢的にもポグバもそろそろもう1段階成長して、精神的な意味でもチームの中心になる必要はあるのかなと思っています
信頼性のない記事ですし十中八九メディアのでっち上げだとは思いますが最近の試合でのポグバの不貞腐れたような態度は問題だと思いますね。
自分のベストポジションじゃなければ全力を出し切れないような選手はユナイテッドにはいらないと思っています。
当時のスーパースターだったベッカムですらも放出したように。
最近イブラの陽気なコメントを聞く機会がめっきり減って、寂しい限りです。
ルーニーも抜け、今、チーム内でリーダーシップを発揮している選手はいるのでしょうか。
元気なユナイテッドが帰ってくるのを待っています。