勝つのはクロップか、スールシャールか⁉ マンユナイテッドサポーター目線のマッチプレビュー!
デ・ヘア、アシュリー・ヤング、リンデロフ、ファン・ダイク、ロバートソン、ワイナルドゥム、ポグバ、ミルナー、サラー、ラシュフォード、マネ。いやー、やっぱり難しい。アリソン、アーノルド、エレーラ、マティッチ、フィルミーノと外しづらい選手が5人もいて、涙目です。遊びながら、あらためてクロップ監督のコメントにうなずきました。「オーレはほとんどすべてを変えた」。12月のプレミアリーグ17節で3-1と完敗しましたが、当時はデ・ヘアやポグバすら選べなかったと思います。
さて、そろそろ本題に入りましょう。オールド・トラフォードで開催されるゲームは、こちらから見ればリベンジマッチ。あちらにしてみれば、プレミアリーグ制覇をめざすうえで落とせない一戦ということになるのでしょう。ゲーゲンプレッシングが冴える堅守の強豪相手に、オーレ・グンナー・スールシャール監督がどんな戦い方で挑むのか。勝負のカギを握るのは誰なのか。マンチェスター・ユナイテッドのサポーター目線で、ゲームの展開を占ってみたいと思います。
GKデ・ヘア、最終ラインはアシュリー・ヤング、スモーリング、リンデロフ、ルーク・ショーでしょうか。中盤はポグバ、マティッチ、エレーラの一択。パリ・サンジェルマン戦で、リンガードとマルシアルの負傷リタイア以降にサイドがおかしくなったことを思い出せば、復帰するといわれている2人とラシュフォードが前線に張る布陣にしたいといころです。勝つための最大のポイントは、レッズの3トップに縦パスを入れさせないことだと思います。マネのサイドは、ここぞという試合でハードマークが光るアシュリー・ヤングとエレーラがいますが、サラーとアーノルドが仕掛けてくるサイドが不安です。ボックスのコーナーまで入ってきたサラーに速いパスを通されれば、縦突破からのグラウンダーと斬り込んで放つシュートを両方ケアしなければならなくなります。
ルーク・ショーが自陣に釘付けとなり、マティッチまで加勢して左をケアする形になれば、ポグバも高いポジションに残るわけにはいかなくなります。モウリーニョ解任以降のプレミアリーグ9試合で8ゴール5アシストの6番が、いかに自由になれるかが2つめのポイントです。自陣からでも1発でカウンターを成立させてしまうポグバのロングフィードは、リヴァプールにはない飛び道具です。彼のプレイを制限するべく、クロップ監督はミルナーかワイナルドゥムを右にまわしてくるものと思われます。ファン・ダイクがいないほうから崩したいホームチームは、ラシュフォードが左に流れるシーンが増えるはずです。サラーがサイドを制圧するか、ポグバがその背後から押し返すか。マルシアル、ルーク・ショー、アーノルドらも加わるこのエリアが、最高にアツい戦場と化すのではないでしょうか。
敵陣で奪ったレッズが縦パスからショートカウンターを連発できればダブル達成。ポグバからラシュフォード、マルシアルへのボールがつながり、CBの裏を取れれば年末の惨敗のリベンジを果たせるでしょう。セットピースも、マンチェスター・ユナイテッドの武器になりえるでしょう。ラシュフォードの鋭いキックやポグバ&スモーリングのストロングヘッドは、堅守レッズといえども対応に苦慮するのではないかと期待しています。
まとめると、こんな感じでしょうか。引いて構える4-3-3で、エレーラとマティッチが前線に入る縦パスをケア。奪ったらポグバとリンガードを探し、ラシュフォードやマルシアルを走らせるパスでCBと勝負。サラーが中に入ってきたらマティッチがチェックし、マネのドリブルはアシュリー・ヤングが対応。それでもダメなら「デ・ヘア、お願い!」。スールシャール就任後のプレミアリーグ8勝1分は堂々の首位、得点23失点6はリヴァプールを上回る数字です。「トッテナム、アーセナル、チェルシー、リヴァプールにすべて勝ったら、オーレ・グンナー・スールシャールを指揮官に任命しないのは不可能だ」。ガリー・ネビルさんがいっておりましたが、私もそう思います。現地時間の日曜日14時5分、キックオフが待ち切れません。
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