久しぶりの敗戦、連敗、クラブワースト…マンチェスター・ユナイテッドが今季破られた記録たち
しかし現在、プレミアリーグではエヴァートンにも勝ち点5も離された7位。キャピタルワンカップはホーム&アウェイにも関わらずサンダーランドに勝てず、FAカップはホームで絶不調スウォンジー相手に敗退。これは完全に想定外です。サポーターのなかには、「過渡期だからこのぐらいしゃがむことはある」「忍耐強く復活を待とう」という温厚な方もいらっしゃるようですが、「ヒディンクやベニテス、ディ・マッテオは、前任者の途中解任でシーズン中にチェルシーの監督になったけど、誰かここまで悪くした監督いたっけ」といいたくなります。
さて、そんなマンチェスター・ユナイテッドですが、本日はモイーズ監督が止めた記録、献上した記録がこんなにあるということを紹介させていただき、選手選びに長けた前任者が、監督を選ぶ目はないことをはっきりさせたいと思います。まずは、本拠地オールド・トラフォードでの負けの多さと、プレミアリーグ下位クラブに対する取りこぼしですが、ざっと挙げただけでもこれだけの「久しぶりの勝利」「プレミアリーグ初勝利」があります。
■ニューカッスルのオールド・トラフォード勝利は、1972年以来41年ぶり
■WBAのオールド・トラフォードでの勝利は、1978年以来35年ぶり
■エバートンのオールド・トラフォードでの勝利は、1992年以来21年ぶり
■FAカップのスウォンジーは、何とオールドトラフォードで初勝利をあげる
■ストークは、プレミアリーグ創設以来、マンチェスター・ユナイテッド戦初勝利
■ストークのマンチェスター・ユナイテッド戦勝利は、1984年以来30年ぶり
そしてお次は、連敗にまつわる記録です。
■12月のニューカッスル&エバートンへの「ホーム2連敗」は2002年以来11年ぶり
■1月に喫したプレミアリーグ・カップ戦合わせた3連敗は2001年以来13年ぶり
さらに、チームの成績ワースト記録も。
■プレミアリーグ戦24戦での8敗は、1989-1990シーズン以来(このときは最終13位)
■プレミアリーグ創設の1992-93以降、シーズン最多負け数は9敗
(2001-2002、2003-2004)。あと1敗でワースト記録なので、最終的にはレコード達成確実
いやー、やはりこうやって並べると、壮観ですね。今季の不調ぶりが露わになるとともに、サー・アレックス・ファーガソンのチームがいかに取りこぼしが少なく、連敗しないチームであったかがよくわかります。
モイーズ監督にお願いしたいのは、「最低でもヨーロッパリーグ出場権が獲れるプレミアリーグ5位」「それが叶わないなら、来季につながる思い切ったサッカーを!」という2点です。私は、未来への展望がありさえすれば、1年ぐらいしゃがんでもリカバーできると思っています。未だ、欧州を勝てるレベルには遠いですが、八百長事件でセリエBに降格した後、コンテ監督の就任で復活を遂げたユヴェントスがそれを証明してますよね。サポーターは最後まで諦めずに応援するので、攻めて攻めて攻め勝つところを見せてください!…そうそう、くれぐれも上記のような記録は、もう増やさないでくださいね。さすがにお腹いっぱいです。
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更新お疲れさまです
もう自虐ブログになっちゃってますよ笑
>スウォンジーに敗れたFAカップは、1979年以来35年ぶりの3回戦敗退
これなんですけど数年前にリーズにオールドトラッフォードで0-1で負けてませんでしたっけ?
ベックフォードに決められて。
あれ確か正月だったから三回戦だったような気がするんですけど。
ウィルシェアさん>
いやあ、明るい話があれば、明るく書くんですがねぇ。今週末は、期待してます。
森さん>
調べましたが、2010年の正月、FAカップ3回戦。オールド・トラフォードでしたね。ご指摘ありがとうございます。訂正させていただきます。
なんと今季のモイーズはメッシより記録を残したそうですよ
karbyryさん>
その言い方をされると、何だかすごいですね(笑)