またひとりレジェンドが去っていく…リオ・ファーディナンドが今季限りの引退を示唆!
リオにまつわるエピソードで忘れられないのは、リーズに所属していた2001年、コンフェデレーションズカップ観戦のために来日していたとき、大阪教育大学附属池田小学校での児童殺傷事件を知って、予定を急遽変更。同僚のアラン・スミス(彼はマンチェスター・ユナイテッドでもリオと一緒でした)と現場に駆けつけ、献花をしてくれたことです。大阪の事件はリオの心を相当動かしたようで、2002年の日韓ワールドカップ、2008年にFIFAクラブワールドカップで来日した際も花束を贈ってくれています。「When I was here in Osaka many years ago a massacre at a school had traumatised this place. R.I.P. to all killed. Sad times.(ずっと前に大阪に来たとき、ある小学校で起こった事件のために、人々はとてもショックを受けていました。亡くなった方々に、ご冥福をお祈りします。悲しいことです):昨夏のツイッターより」
マンチェスター・ユナイテッドでは、まっすぐな性格と明るいキャラで、まさにチームのボスでした。全盛期のクレバーなプレイは、ハードマーカーだった隣のヴィディッチとの相性抜群。6度のプレミアリーグ制覇をはじめ、チャンピオンズリーグ、クラブワールドカップなど16にもおよぶタイトル獲得に貢献してくれています。チェルシーのフランク・ランパード同様、出来れば最後までクラブに残ってほしかった選手。それでもご本人が現役続行を志向したのならと、今季のQPRを気にしていたのですが、リオの奮闘むなしく、プレミアリーグ最多の18失点という守備の弱さが祟り、チームは最下位に沈んでいます。
「おそらく今シーズンが終了してから(引退)になるだろう。そのときを恐れていないし、楽しみでもある。引退後はサッカーの世界に残ることは間違いない。ワールドカップの解説も楽しかったし、指導者のライセンス取得にも取り組んでいる」(リオ・ファーディナンド)
彼の勇姿を観られるのも、あと7ヵ月です。今季いっぱい、リオらしいプレイを披露していただき、QPRをプレミアリーグ残留に導いてもらえればと思います。ありがとう、はまだ早いですね。(リオ・ファーディナンド 写真著作者/James Adams)
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本当に本当に淋しいです。たらればですが、これがユナイテッドでの引退であればもっと大きく扱われたのにと思います。最後までユナイテッドにいて欲しかった…これが本当に今でも思う想いです。一番大好きな選手でした。ホント娘に名前付ける位(笑)引退の瞬間は泣くんだろうなぁ…
リオ引退ですか。残念ですね。レッズファンの私でも彼の引退報道は淋しいですね。
ヴィディッチとの鉄板であったDFは憎らしくも羨ましくもありで、、、。
彼は指導者としても成功して欲しいですね。
汗かきスターさん>
娘さんに名前付けるぐらい、というのはすごいですね!知り合いの居酒屋のマスターが、子供に「せお」「とます」という名前を付けていたのを思い出しました(どこのサポーターなのかはすぐにわかります・笑)。いやー、ほんとに寂しいです。本決まりになったら、引退試合は見ないといけませんね。
Mackiさん>
ヴィディッチ&リオ&ファン・デル・サール時代は鉄壁でした。おっしゃるとおり、指導者としても成功してほしいです。