2020.10.09 選手トピックスチームの話題(全体・他クラブ)
地元メディアがワールドクラスの補強と自画自賛!躍進アストン・ヴィラの新戦力をチェック!
「プレミアリーグで未だ無敗の2チーム」といわれたとき、多くの人が思い浮かべるのはリヴァプールとマンチェスター・シティでしょう。しかし、混戦模様の2020-21シーズンで無敗をキープしているのは、昨季までの2強でもビッグ6のライバルたちでもなく、エヴァートンとアストン・ヴィラです。
アラン、ドゥクレ、ハメス・ロドリゲス、ゴドフリー、ロビン・オルセンと弱点をカバーする補強を成功させたエヴァートンには、最後までTOP4争いに食い込みそうな期待感が漂っています。では、アストン・ヴィラは?シェフィールド・ユナイテッドと戦ったプレミアリーグ開幕戦をコンサのゴールでものにしたチームは、フラムにアウェイで0-3の完勝を遂げると、4節のリヴァプール戦をまさかの7-2圧勝!地元メディア「バーミンガムメール」は大はしゃぎで、「Why Aston Villa are already ‘done and dusted’ and this transfer is a ‘worldie’(アストン・ヴィラが既に準備万端である理由。今回の移籍はワールドクラス)」と題したレポートで煽っています。
「降格の心配は過去のものとなった」。ハイテンションの記事で早々と残留宣言をしているのは、マンチェスター・ユナイテッドとエヴァートンでプレイしたティム・ハワードさんです。「昨季のプレミアリーグは11ヵ月の拷問だった」と振り返ったブライアン・ディック記者は、補強の成功がすべてを変えたという元アメリカ代表GKの評価に、自らの思いを託しています。
「ロス(・バークリー)は次の夏にユーロでプレイするという野心があるので、チェルシーのようなビッグクラブを離れて、成長できると思えるペースをつかみたかった」
「オリー・ワトキンスの移籍金4300万ポンドは、若い選手の肩にのしかかってくる。ゴールを決めなければ、重圧がかかり始める。しかし、リヴァプール戦の前半で一気に達成したハットトリックでラクになったので、このまま走りそうだね」
「マルティネスはアーセナルで最高のゴールキーパーだったかもしれない。彼らはワールドクラスのディールを成し遂げた」
チェルシーからやってきたロス・バークリーは、移籍後の緒戦となったリヴァプール戦でジャック・グリーリッシュとともに最終ラインを切り裂きました。「3週間、毎日のようにメッセージを送り続けた。クラブの雰囲気やトレーニングのスタイル、どんなスタッフがいるのかなど、いろいろ聞かれたからいい返事を繰り返したんだ」。ロス・バークリーの移籍を熱望していたグリーリッシュは、自分に集まるマーカーを分散させてくれる重戦車のプレイに、判断は間違っていなかったと確信したのではないでしょうか。
リヴァプール戦で彼らのコンビプレーをチェックしたハワードさんも、「2人のスナップショットはトレーニンググラウンドにいるかのようで、楽しかった」と絶賛。「グリーリッシュの残留は、誰が何といおうとプレミアリーグで最高のサインだ」と、レッズを翻弄したプレーメイカーの影響力の大きさを表現しています。エミリアーノ・マルティネスのセービングは安定しており、ノッティンガム・フォレストから来たマッティ・キャッシュは早くも右SBに定着。昨季プレミアリーグ王者を相手に最高の自己紹介をしたオリー・ワトキンスは、前年の課題だった得点力不足を解消してくれるでしょう。
リヨンから引き入れたベルトラン・トラオレが早期にフィットしてくれれば補強はパーフェクト…といいたいところですが、新戦力獲得の総合評価については、「4つ星だけど、5つ星ではない」と評するクラブOBのナイジェル・レオ・コーカーさんの肩を持ちたいと思います。「ヴィラに対する少々の批判は、センターバックを連れてくるべきだったということだ」。このまま快調に走り続けたければ、タイロン・ミングスが欠場すればあっさり脆弱化する最終ラインに、マンチェスター・ユナイテッドやアーセナルで浮いていたベテランをあてがうべきだったと思います。
ディーン・スミスのここまでの采配は文句なし。前線と中盤、新守護神の強化は的確。グリーリッシュ、ロス・バークリー、タイロン・ミングスといったアンタッチャブルな選手たちに長期離脱がなければ、昨季のシェフィールド・ユナイテッドのようにEL出場権争いに食い込めるのではないかと思います。次節は、レスターですね。本拠地キングパワーでウェストハムに足をすくわれたブレンダン・ロジャースのチームは、新生ヴィラにも連打を喰らうと予想しております。
アラン、ドゥクレ、ハメス・ロドリゲス、ゴドフリー、ロビン・オルセンと弱点をカバーする補強を成功させたエヴァートンには、最後までTOP4争いに食い込みそうな期待感が漂っています。では、アストン・ヴィラは?シェフィールド・ユナイテッドと戦ったプレミアリーグ開幕戦をコンサのゴールでものにしたチームは、フラムにアウェイで0-3の完勝を遂げると、4節のリヴァプール戦をまさかの7-2圧勝!地元メディア「バーミンガムメール」は大はしゃぎで、「Why Aston Villa are already ‘done and dusted’ and this transfer is a ‘worldie’(アストン・ヴィラが既に準備万端である理由。今回の移籍はワールドクラス)」と題したレポートで煽っています。
「降格の心配は過去のものとなった」。ハイテンションの記事で早々と残留宣言をしているのは、マンチェスター・ユナイテッドとエヴァートンでプレイしたティム・ハワードさんです。「昨季のプレミアリーグは11ヵ月の拷問だった」と振り返ったブライアン・ディック記者は、補強の成功がすべてを変えたという元アメリカ代表GKの評価に、自らの思いを託しています。
「ロス(・バークリー)は次の夏にユーロでプレイするという野心があるので、チェルシーのようなビッグクラブを離れて、成長できると思えるペースをつかみたかった」
「オリー・ワトキンスの移籍金4300万ポンドは、若い選手の肩にのしかかってくる。ゴールを決めなければ、重圧がかかり始める。しかし、リヴァプール戦の前半で一気に達成したハットトリックでラクになったので、このまま走りそうだね」
「マルティネスはアーセナルで最高のゴールキーパーだったかもしれない。彼らはワールドクラスのディールを成し遂げた」
チェルシーからやってきたロス・バークリーは、移籍後の緒戦となったリヴァプール戦でジャック・グリーリッシュとともに最終ラインを切り裂きました。「3週間、毎日のようにメッセージを送り続けた。クラブの雰囲気やトレーニングのスタイル、どんなスタッフがいるのかなど、いろいろ聞かれたからいい返事を繰り返したんだ」。ロス・バークリーの移籍を熱望していたグリーリッシュは、自分に集まるマーカーを分散させてくれる重戦車のプレイに、判断は間違っていなかったと確信したのではないでしょうか。
リヴァプール戦で彼らのコンビプレーをチェックしたハワードさんも、「2人のスナップショットはトレーニンググラウンドにいるかのようで、楽しかった」と絶賛。「グリーリッシュの残留は、誰が何といおうとプレミアリーグで最高のサインだ」と、レッズを翻弄したプレーメイカーの影響力の大きさを表現しています。エミリアーノ・マルティネスのセービングは安定しており、ノッティンガム・フォレストから来たマッティ・キャッシュは早くも右SBに定着。昨季プレミアリーグ王者を相手に最高の自己紹介をしたオリー・ワトキンスは、前年の課題だった得点力不足を解消してくれるでしょう。
リヨンから引き入れたベルトラン・トラオレが早期にフィットしてくれれば補強はパーフェクト…といいたいところですが、新戦力獲得の総合評価については、「4つ星だけど、5つ星ではない」と評するクラブOBのナイジェル・レオ・コーカーさんの肩を持ちたいと思います。「ヴィラに対する少々の批判は、センターバックを連れてくるべきだったということだ」。このまま快調に走り続けたければ、タイロン・ミングスが欠場すればあっさり脆弱化する最終ラインに、マンチェスター・ユナイテッドやアーセナルで浮いていたベテランをあてがうべきだったと思います。
ディーン・スミスのここまでの采配は文句なし。前線と中盤、新守護神の強化は的確。グリーリッシュ、ロス・バークリー、タイロン・ミングスといったアンタッチャブルな選手たちに長期離脱がなければ、昨季のシェフィールド・ユナイテッドのようにEL出場権争いに食い込めるのではないかと思います。次節は、レスターですね。本拠地キングパワーでウェストハムに足をすくわれたブレンダン・ロジャースのチームは、新生ヴィラにも連打を喰らうと予想しております。
おもしろいと思っていただけた方は、お時間あれば、下のブログランキングバナーをクリックしていただけると大変うれしいです。所要時間は5秒です。何とぞよろしくお願いいたします!
コメントを残す