激痛リヴァプール!ファン・ダイク、アーノルドに続いてジョー・ゴメスが負傷リタイア!
リヴァプールにとって不幸中の幸いは、冬のトランスファーマーケットがオープンになる1月2日までに対戦するビッグ6がトッテナムのみということです。昨日、今季プレミアリーグの展開に大きな影響を与える可能性があるニュースが届きました。水曜日に行われたイングランド代表の朝のセッションで、ジョー・ゴメスが膝を負傷。「BBC」はトップニュース扱いで、ガレス・サウスゲート監督のコメントを伝えています。「スキャンをとっていないので、どれほど深刻なのかはわからない。かなりの痛みを感じている彼の様子を見て、動揺した」。速報をリリースした「スカイスポーツ」も、「彼の長期離脱はリヴァプールにとって大きな打撃となるだろう」と、既成事実のようにレポートしています。
10月17日に開催されたマージーサイドダービーで、ピックフォードに足を挟まれたヴィルジル・ファン・ダイクが前十字靭帯損傷の重傷でリタイア。先週末のマンチェスター・シティ戦では、トレント・アレクサンダー=アーノルドがふくらはぎを痛めてしまい、12月上旬までプレイできないと伝えられています。今季プレミアリーグで7試合出場のジョー・ゴメスまでいなくなれば、クロップ監督がやりくりする最終ラインは完全に駒不足に陥ります。右サイドはネコ・ウィリアムズにまかせるしかなく、開幕当初から戦力としてカウントされていたCBはジョエル・マティプのみ。夏にクラブを離れたデヤン・ロブレンが恋しくなる緊急事態です。
チアゴ・アルカンタラとファビーニョは、21日のレスター戦に間に合うのでしょうか。守備力があるMFを1列下げつつ、ウェストハム戦でプレミアリーグデビューを果たしたナサニエル・フィリップス、CLで3試合に出場した19歳のリース・ウィリアムズ、国内カップ4試合というキャリアしかない18歳のゼップ・ファン・デン・ベルフの成長を期待するしかありません。3トップのカットインを外からフォローするサイドアタックと、中盤の負担を軽減する巧みなビルドアップをキープできなければ、勝ち点をロストする試合が増えるでしょう。
厳しい状況に追い込まれたクロップ監督ですが、前半戦の残り試合は悪くありません。年内のプレミアリーグは、レスター(H)、ブライトン(A)、ウルヴス(H)、フラム(A)、トッテナム(H)、クリスタル・パレス(A)、WBA(H)、ニューカッスル(A)。年明けのサウサンプトン(A)、バーンリー(H)、マンチェスター・ユナイテッド(H)までですべてのクラブとの初戦が完了となりますが、TOP10とのアウェイゲームはセインツのみです。無失点の3連勝で首位を走るチャンピオンズリーグは、アタランタ、アヤックス、ミッティランのいずれかから1勝でOK。ホームゲームを2試合残しており、ノックアウトラウンド進出は間違いありません。
ジョー・ゴメスもファン・ダイクも欠場という過去2年で初のピンチで、ブレンダン・ロジャース率いる首位レスターと当たるのは勘弁と思われるかもしれませんが、主力離脱の苦しさはあちらが上でしょう。チャグラル・ソユンチュ、フォファナとCBの主軸2人がリタイアし、代役のアマーティーは太腿の治療中。3バックにこだわるなら、ジョニー・エヴァンスの左右に36歳のウェズ・モーガンと34歳のフクスというベテラントリオとなります。右サイドのリカルド・ペレイラがやっと戻ってくるタイミングで、見事に穴を埋めていたカスターニュがハムストリング痛を抱え、レッズ戦は2人とも微妙です。中盤を仕切る大黒柱のエンディディも年内絶望。この状況で首位に立っているのは見事というしかありません。
プレミアリーグのクリーンシートがチェルシー戦しかないユルゲン・クロップ監督は、守備陣を整備することができるのか。先に野戦病院を開業したロジャーズ監督は、直近の5試合で2失点と素晴らしいやりくりを披露しています。スピードスターたちが交互にゴールを襲う撃ち合いか、守備重視のにらみ合いか、あるいはワンサイドか。インターナショナルブレイク明けの直接対決を楽しみにしつつ、ジョー・ゴメスの早期復帰を祈る次第です。(ジョー・ゴメス 写真著作者/ Eric The Fish)
10月17日に開催されたマージーサイドダービーで、ピックフォードに足を挟まれたヴィルジル・ファン・ダイクが前十字靭帯損傷の重傷でリタイア。先週末のマンチェスター・シティ戦では、トレント・アレクサンダー=アーノルドがふくらはぎを痛めてしまい、12月上旬までプレイできないと伝えられています。今季プレミアリーグで7試合出場のジョー・ゴメスまでいなくなれば、クロップ監督がやりくりする最終ラインは完全に駒不足に陥ります。右サイドはネコ・ウィリアムズにまかせるしかなく、開幕当初から戦力としてカウントされていたCBはジョエル・マティプのみ。夏にクラブを離れたデヤン・ロブレンが恋しくなる緊急事態です。
チアゴ・アルカンタラとファビーニョは、21日のレスター戦に間に合うのでしょうか。守備力があるMFを1列下げつつ、ウェストハム戦でプレミアリーグデビューを果たしたナサニエル・フィリップス、CLで3試合に出場した19歳のリース・ウィリアムズ、国内カップ4試合というキャリアしかない18歳のゼップ・ファン・デン・ベルフの成長を期待するしかありません。3トップのカットインを外からフォローするサイドアタックと、中盤の負担を軽減する巧みなビルドアップをキープできなければ、勝ち点をロストする試合が増えるでしょう。
厳しい状況に追い込まれたクロップ監督ですが、前半戦の残り試合は悪くありません。年内のプレミアリーグは、レスター(H)、ブライトン(A)、ウルヴス(H)、フラム(A)、トッテナム(H)、クリスタル・パレス(A)、WBA(H)、ニューカッスル(A)。年明けのサウサンプトン(A)、バーンリー(H)、マンチェスター・ユナイテッド(H)までですべてのクラブとの初戦が完了となりますが、TOP10とのアウェイゲームはセインツのみです。無失点の3連勝で首位を走るチャンピオンズリーグは、アタランタ、アヤックス、ミッティランのいずれかから1勝でOK。ホームゲームを2試合残しており、ノックアウトラウンド進出は間違いありません。
ジョー・ゴメスもファン・ダイクも欠場という過去2年で初のピンチで、ブレンダン・ロジャース率いる首位レスターと当たるのは勘弁と思われるかもしれませんが、主力離脱の苦しさはあちらが上でしょう。チャグラル・ソユンチュ、フォファナとCBの主軸2人がリタイアし、代役のアマーティーは太腿の治療中。3バックにこだわるなら、ジョニー・エヴァンスの左右に36歳のウェズ・モーガンと34歳のフクスというベテラントリオとなります。右サイドのリカルド・ペレイラがやっと戻ってくるタイミングで、見事に穴を埋めていたカスターニュがハムストリング痛を抱え、レッズ戦は2人とも微妙です。中盤を仕切る大黒柱のエンディディも年内絶望。この状況で首位に立っているのは見事というしかありません。
プレミアリーグのクリーンシートがチェルシー戦しかないユルゲン・クロップ監督は、守備陣を整備することができるのか。先に野戦病院を開業したロジャーズ監督は、直近の5試合で2失点と素晴らしいやりくりを披露しています。スピードスターたちが交互にゴールを襲う撃ち合いか、守備重視のにらみ合いか、あるいはワンサイドか。インターナショナルブレイク明けの直接対決を楽しみにしつつ、ジョー・ゴメスの早期復帰を祈る次第です。(ジョー・ゴメス 写真著作者/ Eric The Fish)
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更新ご苦労様です。
昨夜各メディアの速報をみた時は激痛も激痛でした、、、。だからCB獲得しておけば、、、とは言いません。全員野球ならぬ全員サッカーで1月の移籍マーケットまで乗り切るしかないです。勝ち点ロストのゲームもあるでしょう。。。覚悟してます。
いつも更新感謝しています。
レッズのストロングポイントを一枚ずつ剥いでいくゲームか?と思うくらい次々と… 今代表戦はコロナと怪我の二重リスクが重過ぎます。
精一杯強がりますと、チーム最大の強みは多くのグッドプレーヤーをスーパースターに変えてきたクロップなので、ニュースターの誕生を楽しみに待つことにします。ええ。
それにしてもミルナー!チームの動揺するタイミングで右SBでスクランブル、(それもシティを相手に、)平然とピッチに立つ姿にシビれました。どんな準備を普段からしているのか。ユーティリティ性だけでなく抜群のハートの強さでチームを助ける特別な選手です。