「ジョアン・カンセロのようだった」…左サイドにはまった冨安健洋を現地メディアが絶賛!
「Arsenal have their own Joao Cancelo as Mikel Arteta’s £16m transfer has perfect display vs Leeds(アーセナルには、彼らのジョアン・カンセロがいる。ミケル・アルテタの1600万ポンドの新戦力は、リーズ戦で完璧なプレイを披露)」。アーロン・カターソン=レイド記者の見出しに、うなずいたグーナーが多かったのではないでしょうか。「フットボール・ロンドン」の記事は、左サイドにコンバートされた冨安健洋のパフォーマンスを絶賛しています。
プレミアリーグ36節のリーズ戦は、TOP4でシーズンを終えるうえで、絶対に負けられない一戦。ティアニーとベン・ホワイトを起用できなかった指揮官が最も恐れたのは、左から仕掛けてくるハフィーニャでした。「これは、今日のための措置。次の試合までは考えていなかった」。アイリングとともにサイドを崩そうとするアタッカーを殺す役として起用された日本代表は、マン・シティのフルバックのような攻撃への貢献を求められたわけではありませんでした。
2-1で勝ったゲームの冨安健洋について、最初に伝えるべきは、「アルテタの期待に応えた」ということでしょう。ハフィーニャは縦の突破を封じられ、トップの後ろにいたダニエル・ジェームズも、冨安のエリアでは何もできませんでした。しかし、地元メディアの記者が評価したのは、守備力ではありませんでした。
「リーズ戦では、ピッチにいた誰よりも多い40本のファイナルサードパスを通した。彼がファイナルサードで出したパスが40本だったことを知ると、際立った仕事はさらに印象的になる。つまり、ターゲットに届かなかったパスは1本たりともなかったのである」(アーロン・カターソン=レイド記者)
パス本数82本、成功率は94%。ファイナルサードで100%を記録した冨安健洋によって、マルティネッリが脅威になったといっても大げさではないでしょう。若きウインガーがタッチライン沿いに張り出し、レフトバックがインサイドに絞る戦い方は、まさにマンチェスター・シティの5レーン。ジョアン・カンセロとグリーリッシュを思い出させる連携でした。
冨安のパフォーマンスを語るとき、モハメド・エルネニーの名前を出さないわけにはいきません。レフトバックにボールが渡った瞬間、絶妙な距離感でフォローしたセントラルMFは、ロドリよりも親切でした。マルティネッリ、ジャカ、エルネニー、エンケティア。常に複数のパスコースをキープしていたSBは、中盤をサポートしつつ、2本のクロスを味方に通しました。
「この23歳の役割は、マンチェスター・シティのペップ・グアルディオラが、近年になってジョアン・カンセロを起用するやり方と似ていた。両足の素晴らしい能力を持つ彼は、逆足のフルバックの役割を快適にこなしていた」(アーロン・カターソン=レイド記者)
アルテタ監督は、冨安が復帰する前から、このオプションを引き出しに入れていたのでしょう。「両足を使えるだけでなく、左右のCBもレフトバックもこなせるね」。ボローニャに1600万ポンドを支払う前から、キックとユーティリティを絶賛していた指揮官は、「われわれがやりたかったことに対して、適切だったと確信している」と手離しでリスペクトしています。
プレミアリーグのチャンピオンチームの主力になぞらえた極上の評価に触れると、否応なくテンションが上がります。次の機会は、ジョアン・カンセロにより近づくべく、2つのオプションを加えていただければと思います。カットインからのミドルと、右足でファーに落とすクロス。これぞ逆足のSBというプレイです。
これらがはまるためには、サカの走り込みや、CBをどかしてスペースを創るエンケティアのランが必要ですが、今のアーセナルにとって難しい戦術ではないでしょう。こうなると、両サイドをこなせるフルバックがもうひとりほしいですね。噂になっているボローニャのアーロン・ヒッキーは、ぴったりなのではないでしょうか。
ベン・ホワイト、冨安、ティアニー、ヒッキーと、CBもSBもまかせられるDFが4人揃えば、プレミアリーグとCLの両立も、3バックと4バックの併用もOKです。いや、これ以上書くと話が拡散してしまうので、来季以降の話は別な場としましょう。というわけで、スーパートム、素晴らしい!
プレミアリーグ36節のリーズ戦は、TOP4でシーズンを終えるうえで、絶対に負けられない一戦。ティアニーとベン・ホワイトを起用できなかった指揮官が最も恐れたのは、左から仕掛けてくるハフィーニャでした。「これは、今日のための措置。次の試合までは考えていなかった」。アイリングとともにサイドを崩そうとするアタッカーを殺す役として起用された日本代表は、マン・シティのフルバックのような攻撃への貢献を求められたわけではありませんでした。
2-1で勝ったゲームの冨安健洋について、最初に伝えるべきは、「アルテタの期待に応えた」ということでしょう。ハフィーニャは縦の突破を封じられ、トップの後ろにいたダニエル・ジェームズも、冨安のエリアでは何もできませんでした。しかし、地元メディアの記者が評価したのは、守備力ではありませんでした。
「リーズ戦では、ピッチにいた誰よりも多い40本のファイナルサードパスを通した。彼がファイナルサードで出したパスが40本だったことを知ると、際立った仕事はさらに印象的になる。つまり、ターゲットに届かなかったパスは1本たりともなかったのである」(アーロン・カターソン=レイド記者)
パス本数82本、成功率は94%。ファイナルサードで100%を記録した冨安健洋によって、マルティネッリが脅威になったといっても大げさではないでしょう。若きウインガーがタッチライン沿いに張り出し、レフトバックがインサイドに絞る戦い方は、まさにマンチェスター・シティの5レーン。ジョアン・カンセロとグリーリッシュを思い出させる連携でした。
冨安のパフォーマンスを語るとき、モハメド・エルネニーの名前を出さないわけにはいきません。レフトバックにボールが渡った瞬間、絶妙な距離感でフォローしたセントラルMFは、ロドリよりも親切でした。マルティネッリ、ジャカ、エルネニー、エンケティア。常に複数のパスコースをキープしていたSBは、中盤をサポートしつつ、2本のクロスを味方に通しました。
「この23歳の役割は、マンチェスター・シティのペップ・グアルディオラが、近年になってジョアン・カンセロを起用するやり方と似ていた。両足の素晴らしい能力を持つ彼は、逆足のフルバックの役割を快適にこなしていた」(アーロン・カターソン=レイド記者)
アルテタ監督は、冨安が復帰する前から、このオプションを引き出しに入れていたのでしょう。「両足を使えるだけでなく、左右のCBもレフトバックもこなせるね」。ボローニャに1600万ポンドを支払う前から、キックとユーティリティを絶賛していた指揮官は、「われわれがやりたかったことに対して、適切だったと確信している」と手離しでリスペクトしています。
プレミアリーグのチャンピオンチームの主力になぞらえた極上の評価に触れると、否応なくテンションが上がります。次の機会は、ジョアン・カンセロにより近づくべく、2つのオプションを加えていただければと思います。カットインからのミドルと、右足でファーに落とすクロス。これぞ逆足のSBというプレイです。
これらがはまるためには、サカの走り込みや、CBをどかしてスペースを創るエンケティアのランが必要ですが、今のアーセナルにとって難しい戦術ではないでしょう。こうなると、両サイドをこなせるフルバックがもうひとりほしいですね。噂になっているボローニャのアーロン・ヒッキーは、ぴったりなのではないでしょうか。
ベン・ホワイト、冨安、ティアニー、ヒッキーと、CBもSBもまかせられるDFが4人揃えば、プレミアリーグとCLの両立も、3バックと4バックの併用もOKです。いや、これ以上書くと話が拡散してしまうので、来季以降の話は別な場としましょう。というわけで、スーパートム、素晴らしい!
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