2022.07.07 選手トピックス
最高の補強は誰だ!? ジェズスVSスターリングVSリシャルリソン、スタッツ徹底比較!
ミケル・アルテタとの強い絆が決め手だったガブリエウ・ジェズスは、アーセナル一択。エドゥTDは、スターリングも狙っていたと報じられましたが、あくまでもジェズスがNGだったときのセカンドチョイスでしょう。リシャルリソンを獲得したスパーズは、ガナーズとジェズスの蜜月を見て争奪戦から撤退したと報じられていました。
リシャルリソンに関心ありと伝えられていたチェルシーは、スターリングを選択。マンチェスター・シティとの交渉は大詰めのようです。プレミアリーグのTOP4を争うロンドン勢が獲得をめざした3人のアタッカ―に対して、現地メディアから過大評価、過小評価という声が飛び交っています。さて、最もいい補強といえるのは、誰でしょうか。
ここからは、昨季プレミアリーグにおける3人のスタッツを比べてみましょう。マン・シティの右サイドを主戦場としたガブリエウ・ジェズスは、プレミアリーグ28試合8ゴール8アシスト。リシャルリソンは30試合10ゴール5アシストで、スターリングは30試合13ゴール5アシストという数字を残しています。
最もゴールに絡んでいるのはスターリング…といいたいところですが、ゴール&アシストをひとつ挙げるのにかかる時間は、スターリングが118.1分、ジェズスが117.3分と拮抗しています。168.5分のリシャルリソンは、「得点力では2人に劣るから」「エヴァートンだから」と見るより、前半戦が低調だったからと捉えたほうがいいでしょう。
1試合あたりのシュート数は、リシャルリソンが2.4、ジェズスが2.3、スターリングは1.9。オンターゲットになると、スターリングが0.93、ジェズス0.89、リシャルリソンは0.77とひっくり返ります。ドリブル数はリシャルリソンが多そうですが、1試合あたり1.3で最下位。スターリングは1.8でリーグ12位、1.6のジェズスは16位に着けています。
次のコーナーは、パスに関するスタッツです。スターリングは1試合あたり27.3本で成功率85.4%、ジェズスは26.4本で84.8%。リシャルリソンの17.4本と63.4%は「エヴァートン割引」をしたとしても低いという印象です。キーパスは、マン・シティ勢が1.4本で、リシャルリソンは1.0。ビッグチャンスクリエイトはジェズス8本、リシャルリソン7本、イングランド代表は5本です。パスの精度とチャンスメイクはマン・シティ強しで、7番と9番に大きな差はありません。
守備のスタッツも比べてみようと思ったのですが、プレミアリーグ優勝チームと16位は守る時間の長さが違いすぎて、どこをとってもリシャルリソン無双です。スターリングとジェズスは常に競り合っており、「勝ち負けは、ジェズスがセンターに戻る2022-23に持ち越し」というジャッジでいいのではないでしょうか。
3人のパフォーマンスを並べてみると、ジェズスの4500万ポンドに対して、リシャルリソンの6000万ポンドは高く感じられます。チェルシーは、おいくらで妥結するのでしょうか。メディアが報じている最高額はリシャルリソン、最低額はジェズスより安い3500万ポンド。ジェズスとさほど変わらなければ、適正なお値段といえそうです。
まとめると、「得意なポジションに戻る」「アルテタのスタイルを熟知している」といった好材料が揃うジェズスが期待値No.1。ただし、スターリングがトゥヘル戦術にはまれば、ガナーズの9番を上回る可能性は充分です。レギュラー争いから始めるリシャルリソンは、アントニオ・コンテに走らされるのが吉と出るか、凶と出るか。来季が楽しみですが…その前に「スターリングがチェルシーに移籍するかどうか」ですね。朗報を待ちましょう。
リシャルリソンに関心ありと伝えられていたチェルシーは、スターリングを選択。マンチェスター・シティとの交渉は大詰めのようです。プレミアリーグのTOP4を争うロンドン勢が獲得をめざした3人のアタッカ―に対して、現地メディアから過大評価、過小評価という声が飛び交っています。さて、最もいい補強といえるのは、誰でしょうか。
ここからは、昨季プレミアリーグにおける3人のスタッツを比べてみましょう。マン・シティの右サイドを主戦場としたガブリエウ・ジェズスは、プレミアリーグ28試合8ゴール8アシスト。リシャルリソンは30試合10ゴール5アシストで、スターリングは30試合13ゴール5アシストという数字を残しています。
最もゴールに絡んでいるのはスターリング…といいたいところですが、ゴール&アシストをひとつ挙げるのにかかる時間は、スターリングが118.1分、ジェズスが117.3分と拮抗しています。168.5分のリシャルリソンは、「得点力では2人に劣るから」「エヴァートンだから」と見るより、前半戦が低調だったからと捉えたほうがいいでしょう。
1試合あたりのシュート数は、リシャルリソンが2.4、ジェズスが2.3、スターリングは1.9。オンターゲットになると、スターリングが0.93、ジェズス0.89、リシャルリソンは0.77とひっくり返ります。ドリブル数はリシャルリソンが多そうですが、1試合あたり1.3で最下位。スターリングは1.8でリーグ12位、1.6のジェズスは16位に着けています。
次のコーナーは、パスに関するスタッツです。スターリングは1試合あたり27.3本で成功率85.4%、ジェズスは26.4本で84.8%。リシャルリソンの17.4本と63.4%は「エヴァートン割引」をしたとしても低いという印象です。キーパスは、マン・シティ勢が1.4本で、リシャルリソンは1.0。ビッグチャンスクリエイトはジェズス8本、リシャルリソン7本、イングランド代表は5本です。パスの精度とチャンスメイクはマン・シティ強しで、7番と9番に大きな差はありません。
守備のスタッツも比べてみようと思ったのですが、プレミアリーグ優勝チームと16位は守る時間の長さが違いすぎて、どこをとってもリシャルリソン無双です。スターリングとジェズスは常に競り合っており、「勝ち負けは、ジェズスがセンターに戻る2022-23に持ち越し」というジャッジでいいのではないでしょうか。
3人のパフォーマンスを並べてみると、ジェズスの4500万ポンドに対して、リシャルリソンの6000万ポンドは高く感じられます。チェルシーは、おいくらで妥結するのでしょうか。メディアが報じている最高額はリシャルリソン、最低額はジェズスより安い3500万ポンド。ジェズスとさほど変わらなければ、適正なお値段といえそうです。
まとめると、「得意なポジションに戻る」「アルテタのスタイルを熟知している」といった好材料が揃うジェズスが期待値No.1。ただし、スターリングがトゥヘル戦術にはまれば、ガナーズの9番を上回る可能性は充分です。レギュラー争いから始めるリシャルリソンは、アントニオ・コンテに走らされるのが吉と出るか、凶と出るか。来季が楽しみですが…その前に「スターリングがチェルシーに移籍するかどうか」ですね。朗報を待ちましょう。
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シーズン開幕前の比較ほど意味のないものはない…と思いつつもかけた額が額なだけにリチャーリソンは不安になりますね。
大金注ぎ込んだはずのタンギ・円ドンベレさんとかいますし。