2022.12.16 選手トピックスマンチェスター・ユナイテッドの話題
「フィジカルとメンタルに問題あり」代表落選のジェイドン・サンチョは、未だ復帰時期不明。
2018-19シーズンは、ブンデスリーガで34試合12ゴール18アシスト。2019-20シーズンは32試合17ゴール17アシスト。17歳だった2017年8月、マンチェスター・シティのユースからドルトムントに渡ったジェイドン・サンチョは、イングランド代表を背負って立つ存在になると期待されていた逸材です。少なくとも、2年前までは。
マンチェスター・ユナイテッドに入団したのは2021年7月。移籍金は7300万ポンドでした。復帰したクリスティアーノ・ロナウドが最前線に入り、ラシュフォードは左サイド。ジェイドン・サンチョは、課題となっていた右からのアタックを強化すべく獲得したタレントでした。
ところが、いざシーズンが始まると、プレミアリーグ開幕から9試合ノーゴール、ノーアシスト。明らかにフィットしていなかったウインガーは、5試合めにレギュラーから外され、前半戦はチェルシー戦の1発のみで終わりました。グリーンウッドを買っていたスールシャール監督は、左サイドで起用することが多く、いつしか消える時間が多いウインガーになっていました。
フィジカルの強さが求められるプレミアリーグになじめなかったのか。彼を活かすシステムがなかったため、孤立したのか。それでも彼に出番がまわってきたのは、2列めの左でプレイしていたポグバが負傷でリタイアし、さまざまなポジションで起用されたラシュフォードも不振に陥ってしまったからです。
ラングニック就任後は、左ウイングに定着し、2月に入ってからの1ヵ月で7試合2ゴール3アシスト。ようやく期待を抱かせたヤングスターは、春になると再び空回りし始め、最終盤の4試合を病欠で終えています。
初年度はプレミアリーグ29試合3ゴール3アシスト。左サイドが22試合で右が6試合、ゴールを決めたチェルシー戦のみラシュフォードとの2トップ。チームの混乱に巻き込まれた感もあったサンチョにとって、連動性を重視するエリック・テン・ハフの就任は、ポジティブなニュースだったはずです。
2022-23シーズンは、アントニーが来るまでは右のウイングがメイン。3節のリヴァプール戦と5節のレスター戦でゴールをゲットしており、まずまずのスタートでした。ところが10月に入ると、またもや失速。1年以上、イングランド代表から離れていたサンチョは、同世代のサカ、フォーデン、メイソン・マウントらに追い抜かれてしまいました。ワールドカップ直前の4試合を欠場した理由は、体調不良とされています。
彼がいないワールドカップは、ベスト8で敗退。サイドに入ったサカとラシュフォードはそれぞれ3ゴールで、フォーデンもウェールズ戦で決めています。大会が始まると、傷心のウインガーはチームに合流せず、オランダへ。テン・ハフ監督は、「フィジカルとメンタルの問題が掛け合わさっており、いつ戻れるかわからない」といっています。
インスタグラムに掲載していた写真とコンテンツをすべて削除したサンチョは、プロフィール画像を黒塗りにしています。秋になってからのパフォーマンス低下と欠場は、調子を上げたのに代表から声がかからなかったことにショックを受けたからでしょうか。
まだ22歳。フットボールプレーヤーとして完成するのは、これからです。ゆっくりリフレッシュして、元気な姿を見せてほしい。今いえるのは、それだけです。
マンチェスター・ユナイテッドに入団したのは2021年7月。移籍金は7300万ポンドでした。復帰したクリスティアーノ・ロナウドが最前線に入り、ラシュフォードは左サイド。ジェイドン・サンチョは、課題となっていた右からのアタックを強化すべく獲得したタレントでした。
ところが、いざシーズンが始まると、プレミアリーグ開幕から9試合ノーゴール、ノーアシスト。明らかにフィットしていなかったウインガーは、5試合めにレギュラーから外され、前半戦はチェルシー戦の1発のみで終わりました。グリーンウッドを買っていたスールシャール監督は、左サイドで起用することが多く、いつしか消える時間が多いウインガーになっていました。
フィジカルの強さが求められるプレミアリーグになじめなかったのか。彼を活かすシステムがなかったため、孤立したのか。それでも彼に出番がまわってきたのは、2列めの左でプレイしていたポグバが負傷でリタイアし、さまざまなポジションで起用されたラシュフォードも不振に陥ってしまったからです。
ラングニック就任後は、左ウイングに定着し、2月に入ってからの1ヵ月で7試合2ゴール3アシスト。ようやく期待を抱かせたヤングスターは、春になると再び空回りし始め、最終盤の4試合を病欠で終えています。
初年度はプレミアリーグ29試合3ゴール3アシスト。左サイドが22試合で右が6試合、ゴールを決めたチェルシー戦のみラシュフォードとの2トップ。チームの混乱に巻き込まれた感もあったサンチョにとって、連動性を重視するエリック・テン・ハフの就任は、ポジティブなニュースだったはずです。
2022-23シーズンは、アントニーが来るまでは右のウイングがメイン。3節のリヴァプール戦と5節のレスター戦でゴールをゲットしており、まずまずのスタートでした。ところが10月に入ると、またもや失速。1年以上、イングランド代表から離れていたサンチョは、同世代のサカ、フォーデン、メイソン・マウントらに追い抜かれてしまいました。ワールドカップ直前の4試合を欠場した理由は、体調不良とされています。
彼がいないワールドカップは、ベスト8で敗退。サイドに入ったサカとラシュフォードはそれぞれ3ゴールで、フォーデンもウェールズ戦で決めています。大会が始まると、傷心のウインガーはチームに合流せず、オランダへ。テン・ハフ監督は、「フィジカルとメンタルの問題が掛け合わさっており、いつ戻れるかわからない」といっています。
インスタグラムに掲載していた写真とコンテンツをすべて削除したサンチョは、プロフィール画像を黒塗りにしています。秋になってからのパフォーマンス低下と欠場は、調子を上げたのに代表から声がかからなかったことにショックを受けたからでしょうか。
まだ22歳。フットボールプレーヤーとして完成するのは、これからです。ゆっくりリフレッシュして、元気な姿を見せてほしい。今いえるのは、それだけです。
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