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偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

両者ともにストライカーが欠場?週末に激突するマン・シティとリヴァプール、負傷者の最新情報!

週末に開催されるプレミアリーグ29節の最注目カードは、エティハドのマンチェスター・シティVSリヴァプール。昨季までなら、「2強の直接対決」「優勝決定戦」と盛り上がっていた対決です。しかし今シーズンは、両者ともに苦戦しています。マン・シティは2位で、アーセナルとの差は8ポイント。6位のレッズは、2試合消化が多いスパーズと7ポイント差です。

これまでの両者の戦いぶりを見ると、ホームのペップが勝ちそうですが、チームの得点ランキングの上位2人を欠くとなれば、話は変わってきます。FAカップのバーンリー戦で鼠径部を負傷したハーランドは、ユーロ2024予選を戦うノルウェー代表から離脱。フォーデンは盲腸の手術を行い、数週間は安静にしていなければなりません。

ハーランドとフォーデンは、今季プレミアリーグの67ゴールのうち、37ゴールをゲットしています。ちなみの今季のマン・シティは、26戦28発のエースのゴールがなかった試合は9勝4分6敗と大苦戦。レッズ戦の欠場が決まったわけではありませんが、間に合わなければ大きなダメージです。

一方のレッズは、相変わらず負傷者だらけ。9日間でマン・シティ、チェルシー、アーセナルと戦う厳しい状況のなかで、クロップ監督はやりくりを強いられています。新鋭バイチェティッチはシーズンアウト。負傷者リストに名を連ねているチアゴ・アルカンタラとジョー・ゴメスも微妙です。

今季プレミアリーグで20戦8発3アシストのダルウィン・ヌニェスも、足を痛めてウルグアイ代表を辞退しており、欠場の可能性があります。復帰間近と報じられていたルイス・ディアスは間に合うのか。エティハドのフロントスリーは、病み上がりのガクポと今季ノーゴールのジョッタ、ようやく調子を上げてきたモー・サラーという並びでしょうか。

ハーランドが欠場あるいはベストでなくても、戦力比較はマン・シティ有利に見えますが、レッズにも好材料が3つあります。ひとつは直近の対戦成績。コミュニティシールド、カラバオカップ、プレミアリーグの3戦で2勝1敗と勝ち越しています。2つめは、この3試合すべてでサラーがゴールを決めていることです。

そしてもうひとつは、主力の多くが各国の代表チームに選ばれなかったこと。アリソン・ベッカー、ファビーニョ、フィルミーノはブラジルから声がかからず、アレクサンダー=アーノルドはイングランド代表から外れています。ジョー・ゴメス、ミルナー、チェンバレン、ファビオ・カルバーリョ、マティプもクラブの仕事に集中できる状態です。

終盤戦に滅法強い王者がホームで押し切るか、好不調の波が激しいアウェイチームがマンチェスター・ユナイテッド戦の自分たちを思い出すのか。予測不能の一戦は、土曜日のランチタイムキックオフです。


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