大物ストライカーが動く夏…イヴラヒモヴィッチとルカクはマンチェスターとミュンヘンの一騎打ち!?
「バイエルンかマンチェスター・ユナイテッドというのは父親の考えだね。代理人が交渉してくれている。いい形になることを願っているよ」(ロメウ・ルカク)
1999年5月にバルセロナでチャンピオンズリーグ決勝を争ったバイエルンとマンチェスター・ユナイテッドは、この夏は大物ストライカーの争奪戦で正面からぶつかるかもしれません。イヴラヒモヴィッチとロメウ・ルカク。パリのエースストライカーは、今季リーグアンで25試合27ゴール。エヴァートンを牽引する22歳は、プレミアリーグで29試合18ゴール、公式戦37試合で25ゴールとこちらも量産体制に入っています。ズラタンにはミランとアーセナル、ルカクはアトレティコ・マドリード、ユヴェントスに加えてチェルシー出戻りという話までありますが、資金力と本気度でいえばイタリア勢やロンドンよりも、ミュンヘンとマンチェスターのほうが高いでしょう。ルーニーとマルシアルがプレミアリーグ7ゴールと物足りず、ストライカータイプがラシュフォードしかいないクラブと、ブンデスリーガ得点王争いでトップのレヴァンドフスキをレアル・マドリードに抜かれるかもしれないクラブは、何としてもワールドクラスのストライカーがひとり必要な状況です。
「チャンピオンンズリーグで活躍したい」「レギュラーで使ってもらいたい」ルカクは、バイエルンがレヴァンドフスキを残留させればマンチェスターに傾くと思われ、マンチェスター・ユナイテッドがチャンピオンズリーグ出場権を逃せば、今度はユーヴェが有利になりそうです。イギリス紙「デイリー・メール」が、ルカクの父親であるロジャーさんの「代理人はイタリアのクラブを望んでいるようだけど、私の考えでは、彼はバイエルンかマンチェスター・ユナイテッドに移籍すると思う」というコメントを紹介しており、これに応えたのが冒頭のルカクの言葉です。
マドリードやバイエルンがどう動くかによって、この話の着地も変わりそうですが、気になるのは「モウリーニョさんの就任濃厚といわれているクラブに、ルカクは懸念を示すのではないか?」ということ。若い選手には競争を促したいモウリーニョさんは、「エースとして期待している」とはいわないでしょう。チェルシー退団時には、「彼には感謝している」とオトナの発言を残していたベルギー代表のストライカーですが、より強いラブコールをかけてくるチームがあれば、そちらを選ぶのではないでしょうか。「イタリアのクラブを…」というロジャーさんの言葉に、そのあたりの含みを感じます。状況的には、ルカクはプレミアリーグに別れを告げる可能性が高そうです。
一方のイヴラヒモヴィッチは、まったくわかりませんが、ひとつ思うのは「アーセナルにいったら脅威」。得点力、懐の深さ、そして強いメンタリティと、今のアーセナルに足りないものをすべて持っているストライカーです。以前にスアレスを獲得しようとしたヴェンゲル監督が、似たような理由でズラタンに目を向けてもまったく不思議はありません。ジルーよりも前線でタメを創れるベテランのストライカーは、アレクシス・サンチェスやエジル、ラムジーのゴール数を増やしてくれそうです。ズラタン獲得は、選手に対してもわかりやすく本気度を伝えることができる手段で、「今季はプレミアリーグ優勝を狙える」とテンションが上がるのではないでしょうか。「マンチェスター・ユナイテッドが週給25万ポンド(4000万円)の2年契約を提示」などというニュースが流れると、ヴェンゲル監督は引きそうですが、アーセナルが彼に払う40~50億円は、充分モトが取れるのではないかと思います。
マンチェスター・ユナイテッドサポーターとしてどうか?チチャ…いや、イヴラヒモヴィッチ、いいと思います。ルーニーとの相性とラシュフォードの成長は気になるものの、デパイやマルシアルはやりやすくなるはずです。いずれにしても、ストライカーは必要です。期待し過ぎず、朗報を待ちましょう。
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グーナーです。ズラタン、アーセナル獲得があるとすれば、賛否あるかと思いますが僕は賛成です。ズラタンが来るとすれば、アーセナルの二年連続の優勝は堅くなるのではないでしょうか(今年?当然優勝ですよ?)
それともう一つ。アーセナルにはやはり、フィール上に一人「悪童タイプ」、もっといえば「チンピラタイプ」がいるのが似合うと思うのです。アーセナル全体の雰囲気がインテリジェンスなのは結構ですが、そこに不協和音がいることで勢いが出るというのも不思議な事実だと思いまして。
コクランやガブリエルが頑張って(?)くれてるようですが、そこに彼のような悪童界のレジェンドが来てくれたら……戦力以上のワクワクがありそうで楽しみです。
どちらかというなら第二の理由が本音ですね。
更新ご苦労様です。
アーセナルが来夏にワールドクラスのストライカーを獲得するのならイブラヒモヴィッチは
理想的な選手の一人でしょう。多くのアーセナルファンが狂喜乱舞する補強だと思います。
本人のコメントから推測すれば鍵は年俸とCLでしょう。彼ほどの選手が減俸を飲むはずが
ありません。また年俸だけで全てを決めることもしないでしょう。CLに出れないクラブに
彼の年齢で移籍を決断するのはかなり勇気がいるはずです。
従ってアーセナルが来季のCL出場権を確保した上でクラブ史上最高額の年俸を提示すれば
あっさり決まるかもしれません。アーセナルが選手サイドが納得できる年俸額を提示するか
どうかが問題ですが・・・その意味で状況はスアレスの時と似ています。
またイブラヒモヴィッチの獲得はウォルコットの放出が間違いなくリンクします。そういう
決断をあのベンゲルに出来るのか?にも注目ですね。もちろんその決断を下すのが新監督の
可能性も十分すぎるほどあると私は思っています。
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イブラ来て欲しいですねー!ヴェンゲルが自前の選手を育てる哲学を貫くのか、エジルやサンチェス、チェフの様にワールドクラスは別だという考えを成長株の多いCFというポジションでも選ぶのか要注目です!ズラタン+ワールドクラスのCBで盤石になるのですが…取ってくれないかなぁ(笑)ただ個人的にはイブラよりも伸び代を残すルカクの方が欲しいんじゃないかなと思う時があるのですがどうでしょう?
ズラタン、いいですね!アーセナルに来てくれることを切望。若干、昔より能力が落ちても・・・残念ながらジルーより上だという皆の意見に賛成。何が何でも勝つという勝者の意識を植え付けるためにも最適。強い闘争心で引っ張るタイプの人が少ないのでぶつかり合うのも少ないかと。バルセロナ時代はメッシと被ったことで、グアルディオラを悩ませましたが、アーセナルだと問題ないでしょう。
世界最高クラスのストライカーを育てることのむずかしさは、世界最強ベントナーや世界最速ウォルコットを見れば解るので、多少哲学を曲げても取れるものなら取ってほしい!
仲良しだったはずのアンリが誘惑してくれないかな。
ユナイテッドファンとしては是非ともズラタンには来て欲しいですね。ただ物事には順序がありやはりモウリーニョがユナイテッドの監督になった場合の方がズラタンの来る確率は高くなると思います。
ズラタン程のタレントなら早く交渉しないと先にどこかにとられてしまいそうなので、モウリーニョが早めに監督になる、モウリーニョ直々にズラタンに声をかけてもらう。それが一番いいシナリオかと勝手に妄想してます。まだシーズンは終わっていませんしどうなるか分かりませんが、是非ともユナイテッドには4位内に入ってもらいプレミアとチャンピオンズでの復権を果たせる陣容を整えて欲しいものです。
更新お疲れ様です。
いつも楽しく見させていただいています。
私はユナイテッドファンですが、何としてもイブラヒモビッチは獲得してほしい選手です。
今のユナイテッドには闘将といわれるような相手に恐れられる選手がルーニーくらいだと思っています。
そのルーニーも最近はキャプテンを経て、王様のような振る舞いは減り、チームのために動く選手になりつつあるように見えます。(それはそれで素晴らしいことですが)
ズラタンのような個性的なファイトあふれる選手を獲得して、ラッシュフォードやマルシャルに刺激を与えてくれることで、将来的にもプラスになることは間違いないでしょう。
ひろとさん>
今年?当然優勝ですよ?→素晴らしいです!
ズラタン入ったら、エジルのアシスト数は20台後半まで伸びそうだなと思います。
tomoさん>
ウォルコットとリンクというのは、CFやれる機会が減るからですかね?今も最前線で起用される機会が減っているので、さほど影響ないのかなと思ってました。「いいストライカーが来るなら出ていく」というなら、ズラタンでなくても獲りたいところなので仕方がないですね。
ガナユさん>
長い目で見るともちろんルカクですが、チームが盛り上がりポジティブに変わりそうという期待感はズラタンのほうですよね。
だしまるさん>
チェルシー戦のプレイを見ただけでも、やられますよね。ここは勝負どころとヴェンゲルさんが投資しにいくかどうかです。
parliamentさん>
いちばん近いのはマンチェスター・ユナイテッドではあるのでしょうか。CLいけないときつくなりそうですね。
yutoさん>
賛成です。若い選手たちにいい影響がありそうです。