ルーニーの移籍先1番人気はアーセナル!イギリスブックメーカーのオッズ公開
イギリスのブックメーカーといえば、何でも賭けの対象にすることで有名ですが、なかでもサッカー選手の移籍先などは格好のネタだったりするわけです。先日来、タブロイド紙を賑わせているマンチェスター・ユナイテッドのウェイン・ルーニー移籍問題も、当然のごとくスペシャル・メニューの仲間入り。大手ブックメーカー「スカイベット」は、本日現在、ルーニー移籍に1.2倍、残留に1.7倍をつけており、「移籍の可能性大」というオッズになっています。実際のサイト画面はこちらです。
さて、その移籍先ですが、最もオッズが低い、つまり1番人気となっているのがアーセナルで1.5倍。これにチェルシーの4倍、パリサンジェルマンの7倍、バイエルン・ミュンヘンの25倍が続きます。「プレミアリーグ内で動くのか」がひとつの焦点(決して賭けの話ばかりでなく、プレミアリーグファンとしても)となりますが、マンチェスター・ユナイテッドを出た大物選手で、プレミアリーグの上位クラブに移籍した選手はいないんですよね。サー・アレックス・ファーガソン監督は、戦力外となってしまった選手やベテランには情けに厚いところを見せて、働きやすいプレミアリーグ中堅以下のクラブを斡旋し、大物選手は国外に移籍させるのが常套手段。前者の代表がパク・チソン、フィリップ・ネビル、ファビオ・ダ・シルバ、ダロン・ギブソン。後者はレアル・マドリード移籍組のデヴィッド・ベッカム、ルート・ファン・ニステルローイ、クリスティアーノ・ロナウドあたりが代表例です。「テベスはマンチェスター・シティに出したじゃないか」という声もありそうですが、彼の場合は契約満了に伴う移籍であり、マンチェスター・シティは当時はまだプレミアリーグで10位のクラブだったので、上位チーム移籍とはいえないですね。このあたりは徹底しています。
監督が変わったといっても、サー・アレックス・ファーガソンの眼が黒いうちは、この掟は貫かれるでしょう。となると、もしやむをえず移籍という判断になった場合は、おのずと国外のクラブへ行くことになります。え?私ならどれに賭けるか?そんなこと、聞かれても困ります。マンチェスター・ユナイテッドサポーターが「残留」以外の何に賭けるというんですか?残留に決まってるじゃないですか!
あと、パリサンジェルマンを少々。あ、ほんの少々でいいです。はい。
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