結局レイナはどうなる!?リヴァプール、ミニョレとルイス・アルベルト獲得へ
ルイス・アルベルトは、ユースの各年代でスペイン代表だったとはいえ、昨季はトップチームでの出場はなく、バルセロナのBチームにレンタルされていた選手。これは先行投資でしょう。しかし、ミニョレはベルギー代表の正GKです。ワールドカップイヤーという重要な年に、ベンチを温めなければならないクラブにわざわざ移籍しないでしょう。とすると、レイナが出ていくということになりますね。やはり噂のバルセロナなのでしょうか。
レイナ本人は、数日前「残留を明言」と報道されていたのですが、その言い回しが微妙で「このコメントで、なぜ残留だといえる?」というニュアンスです。曰く「僕にはリヴァプールとの契約があって、今のところ変化はない」。つまり、ご本人は「まだ何も決まってない」としか言ってないんですよね。同じバルサがらみでも、「チームに残留したい」とはっきりいっているF.トーレスやセスク・ファブレガスに比べると怪しく聞こえます。察するに「レイナとバルサは水面下で合意済み」もしくは「リヴァプールが、ミニョレが獲得できるなら、バルサの話がまとまらなくてもレイナ放出と意志決定した」のいずれかでしょう。レイナは30歳。GKとしては脂がのりきっている年齢ですが、毎年のように移籍報道があり、いつスペインに引っ張られて去っていくのかわからない状況だったので、「いい若手が獲れたら、高く売れるうちに売れ」ということであれば、賢明な判断だと思います。
ミニョレはサンダーランドでプレミアリーグのサッカーは経験済み。デ・ヘアがマンチェスター・ユナイテッドに入った当初、ハイボールやゴール前での競り合いが多いプレミアリーグのスタイルに戸惑った、というような懸念もありません。入団すれば、チームに落ち着きと安定感をもたらすいいボールさばきを見せてくれるのではないでしょうか。まだ本決まりではありませんが、楽しみなお話です。
リヴァプールサポーターとしては、来季は「ふたりのルイス・アルベルト」がピッチ上で暴れてくれるといいですね。もうひとりはもちろん、ルイス・アルベルト・スアレス・ディアス。(写真著作者/Richard Kahan)
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