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テベスがイタリア入り、ユヴェントス移籍決定!そうするとミランはカカ?本田?

カルロス・テベスのユヴェントス移籍が決まりました。報道によると、テベスはメディカルチェックと契約書へのサインをするために、イタリアに入ったとのこと。首にはユヴェントスのマフラー。ツィッターではバルコニーでテベスが背番号10のユニフォームを広げて見せている写真が出回っているようで、ウィキペディアには「2013年6月、ユヴェントスFCへの移籍が決定」と記述されています。おお、「Goal.com」でも既に移籍決定一覧に載ってますね。早い。移籍金は1200万ユーロ(約15億2400万円)だそうですが、これはなかなかのお買い得ではないでしょうか。5年間のプレミアリーグ在籍でしたが、マンチェスター・シティではコンスタントにシーズン20ゴールを記録しており、フォーメーションを選ぶタイプではないので、新天地でもすぐにゴールを決め始めると思います。

さて、そうなると、テベスを狙っていたACミランはどうするのでしょう。最近の報道では「テベスがダメなら本田」と伝えられていましたが、事はそれほど簡単ではないように思います。ミランは1月からカカの獲得を狙っており、今のところは並行線のようですが、年俸だけで9億円超といわれているカカの話次第で、本田を獲るかどうかが見えてきます。レアル・マドリードの監督にアンチェロッティが就任したことで、かつてミランでともに働いていたカカが一転、残留となる可能性もあるといわれており、ミランのトップ下問題も複雑です。

セリエAは、かつて中田英寿や中村俊輔がプレイしており、現在も長友がいるので、スペインに比べれば日本人選手が評価されやすい環境があり、全体的に攻撃的になったイタリアサッカーには本田もフィットしやすいと思われます。とはいえ気になるのは、あくまで第三候補で「欲しがられている感」が薄いんですよね。移籍でいちばんうまくいくのは香川真司のケースで、つまり「監督が獲得を熱望」というやつです。本田を獲得したものの満足できず、その後さらにトップ下を物色、などとなると最悪です。既に本田の代理人(お兄様だそうですね)とミランのガリアーニCEOが接触したというニュースもあり、結果がどうあれ話が進んでいく可能性は極めて高い状態です。個人的には、プレミアリーグに来てほしいなと思いますが…。まあ、あまりあれこれ気を揉まず、ここは自然体で経過を見守ることとしましょう。どこに行ったとしても、本田がんばれ!という気持ちは変わりませんので。

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