自らの選択を正解にできるか?リヴァプールからも声がかかったカイセドが、チェルシーを選んだ理由。
「報酬をもらいに来たのではない。チェルシーでは常に勝たなければならないからね。常に、毎試合だ。ファンはいつも勝利を求めているから、勝てないとプレッシャーを感じる」
「他のチームもタフだから、難しいときもある。われわれはチェルシーなんだとわかっているけど、若い選手ばかりの新しいチームでもある。個人としては、ここに来てまだ4ヵ月しか経っていないからね。すべてが新鮮だ。そろそろいけると思うけど、時間がかかる」
チェルシーがブライトンと合意した移籍金は、リーグレコードとなる1億1500万ポンド(約208億円)。母国エクアドルのインデペンディエンテ・デル・バジェからブライトンに渡り、プレミアリーグで45試合しかプレイしていない選手に投じる額ではありません。CLやELの経験もゼロ。モイセス・カイセドが誇れる実績は、ワールドカップのセネガル戦で決めたゴールぐらいです。
ビッグクラブでプレイしたがっていた22歳のセントラルMFは、ロンドンのクラブに加わってすぐに厳しい現実に直面しました。初出場のウェストハム戦は、終盤にPKを献上して3-1の完敗。ノッティンガム・フォレストとアストン・ヴィラにも敗れたチームは、開幕から3ヵ月を過ぎても調子が上がらず、直近の4試合を1勝3敗と苦しんでいます。
プレミアリーグ16試合で5勝4分7敗の12位。ロンドンの7クラブのうち6番めは、サポーターに許してもらえるポジションではありません。カイセドも、自らのパフォーマンスに納得していないでしょう。「WhoScored」の平均採点6.55はチームで16位。昨季はリーグ2位だったタックル成功数とインターセプトは、59位&78位と大きくランクダウンしてしまいました。
夏のマーケットでカイセド争奪戦に敗れたクロップ監督は、「われわれはラッキーだった。あのときはそうは思わなかったけど」「守備的なMFたちが、リヴァプールに加わろうとしなかったのは明らかだ。でも、どうなったかは見ての通り。われわれは遠藤を見つけた。彼は並外れた選手だ」と、ビッグマネーを払わずにすんだことを喜んでいます。
ラヴィアも獲り逃したリヴァプールは、プレミアリーグで順位テーブルの頂点に立ち、ヨーロッパリーグは悠々と首位通過。完成度が高いマージーサイドにいっていれば、今強いられている苦労はなかったかもしれません。「スカイスポーツ」に、レッズを選ばなかった理由を問われたカイセドは、「彼らは遅すぎた」といっています。
「チェルシーとは長い間話をしていた。彼らを断れなかった。ずっとサポートしてくれていたからね。ブライトンを離れる話は複雑になり、とても苦しんだけど、彼らはいつも寄り添ってくれていた。最後にリヴァプールから連絡があったけど、その頃にはもうチェルシーでプレイする気になっていた。ノーとはいえなかった」
なるほど。数年後、ポチェッティーノ監督が「われわれはラッキーだった。1億1500万ポンドは安かった」というほどのパフォーマンスを披露すれば、ブルーズを選んだ理由など誰も気にしなくなるでしょう。指揮官とは良好な関係を築けていると語るMFが、子どもの頃のアイドルだったというエンゴロ・カンテのような存在感を発揮する日が来るのを楽しみにしたいと思います。
「他のチームもタフだから、難しいときもある。われわれはチェルシーなんだとわかっているけど、若い選手ばかりの新しいチームでもある。個人としては、ここに来てまだ4ヵ月しか経っていないからね。すべてが新鮮だ。そろそろいけると思うけど、時間がかかる」
チェルシーがブライトンと合意した移籍金は、リーグレコードとなる1億1500万ポンド(約208億円)。母国エクアドルのインデペンディエンテ・デル・バジェからブライトンに渡り、プレミアリーグで45試合しかプレイしていない選手に投じる額ではありません。CLやELの経験もゼロ。モイセス・カイセドが誇れる実績は、ワールドカップのセネガル戦で決めたゴールぐらいです。
ビッグクラブでプレイしたがっていた22歳のセントラルMFは、ロンドンのクラブに加わってすぐに厳しい現実に直面しました。初出場のウェストハム戦は、終盤にPKを献上して3-1の完敗。ノッティンガム・フォレストとアストン・ヴィラにも敗れたチームは、開幕から3ヵ月を過ぎても調子が上がらず、直近の4試合を1勝3敗と苦しんでいます。
プレミアリーグ16試合で5勝4分7敗の12位。ロンドンの7クラブのうち6番めは、サポーターに許してもらえるポジションではありません。カイセドも、自らのパフォーマンスに納得していないでしょう。「WhoScored」の平均採点6.55はチームで16位。昨季はリーグ2位だったタックル成功数とインターセプトは、59位&78位と大きくランクダウンしてしまいました。
夏のマーケットでカイセド争奪戦に敗れたクロップ監督は、「われわれはラッキーだった。あのときはそうは思わなかったけど」「守備的なMFたちが、リヴァプールに加わろうとしなかったのは明らかだ。でも、どうなったかは見ての通り。われわれは遠藤を見つけた。彼は並外れた選手だ」と、ビッグマネーを払わずにすんだことを喜んでいます。
ラヴィアも獲り逃したリヴァプールは、プレミアリーグで順位テーブルの頂点に立ち、ヨーロッパリーグは悠々と首位通過。完成度が高いマージーサイドにいっていれば、今強いられている苦労はなかったかもしれません。「スカイスポーツ」に、レッズを選ばなかった理由を問われたカイセドは、「彼らは遅すぎた」といっています。
「チェルシーとは長い間話をしていた。彼らを断れなかった。ずっとサポートしてくれていたからね。ブライトンを離れる話は複雑になり、とても苦しんだけど、彼らはいつも寄り添ってくれていた。最後にリヴァプールから連絡があったけど、その頃にはもうチェルシーでプレイする気になっていた。ノーとはいえなかった」
なるほど。数年後、ポチェッティーノ監督が「われわれはラッキーだった。1億1500万ポンドは安かった」というほどのパフォーマンスを披露すれば、ブルーズを選んだ理由など誰も気にしなくなるでしょう。指揮官とは良好な関係を築けていると語るMFが、子どもの頃のアイドルだったというエンゴロ・カンテのような存在感を発揮する日が来るのを楽しみにしたいと思います。
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