「モウリーニョ監督がシャビ・アロンソを獲得に動く」…あると思います!
2009年にリヴァプールからレアル・マドリードに移籍したシャビ・アロンソは、最初の3年間は不動のレギュラー。リーガ・エスパニョーラの出場数は毎年、35試合前後でした。しかし昨季の出場試合数は28試合と減少。スタメンは22試合です。エッシェン、ケディラとのポジション争いにルカ・モドリッチが加わったことで、完全なローテーション起用となり、結果、チームにフィットしきれていないといわれていたモドリッチがいちばん重宝され、ケディラとシャビ・アロンソが割を食う形になりました。
それだけならまだしも、直近になってレアル・マドリードは、レアル・ソシエダード・サンセバスチャンから23歳のMF、イジャラメンディを獲得しようとしています。昨季は32試合出場、得点ゼロのセンターMFは、シャビ・アロンソと役割、ポジションが丸かぶり。32歳になろうとしている自分は早晩、肩たたきにあってもおかしくない、と思い始めているのではないでしょうか。イジャラメンディ獲得についてコメントを求められた(求めるなよ、とツッコミたくなりますが)シャビ・アロンソは「いい選手だし、マドリードにとって素晴らしい補強。これ以上何か言うことは、控えさせてもらうよ」と答えています。そうですよね。気分はよくないでしょう。新監督アンチェロッティが獲得を希望した若手がやってくる。来季は、ますます出場機会が減るかもしれない…。
そこに、モウリーニョ監督から声がかかれば、どうでしょうか。昨季、モウリーニョとカシージャスやセルヒオ・ラモスがバトルモードになったときでも、シャビ・アロンソとの関係は悪くなかったようです。新しいクラブに就任すると、計算できてコミュニケーションがスムーズな子飼いの選手を数人獲得してチームづくりをするポルトガル人監督が、一連の状況をみて「これはいい補強ができる」と考えてもおかしくありません。現在のチェルシーは、前やサイドの充実ぶりに比べて「守れるセンターMF」が不足しているので、まさに打ってつけの選手なのです。そしてもうひとつ、シャビ・アロンソは、いよいよ2014年までと迫った契約を更新しないでいます。きっと、このままレアル・マドリードにいるのがいいのか、考えているのでしょう。プレミアリーグなら経験もあり、モウリーニョのサッカーは理解しています。…状況証拠は完全に揃っていますね。足りないカードは、レアル・マドリードの意向だけです。さあ、どうなる…?
というわけで、お読みいただいたみなさん、夏の終わりにシャビ・アロンソが青いユニフォームを着ていたら、ささやかに「当たった」と自慢させていただきますが、ハズレたら…。「飛ばし記事をさらに煽って飛ばすガセネタブログ」の誹りを甘んじて受けるよりほかはありませんが、そこまで深刻にならず、「楽しく読んで終わり」としていただければ幸いでございます。(写真著作者/Дмитрий Неймырок)
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