さすが「Opta」!データで納得の「プレミアリーグ2016-17序盤戦ベスト11」がおもしろい!
アスピリクエタのタックル成功率81%という数字は、91%のコシールニーがいるだけに若干苦しげ。7節からはCBとしてプレイしていることもあり、右SBにはナサニエル・クラインかカイル・ウォーカーを選んだほうが素直なのではないかとも思いますが、「DFとしては最多となるパス本数692本」というデータをこちらから加えさせていただき、奮闘を称えましょう。コシールニーについては、CBではTOPのインターセプト32本が光っています。フェルトンゲンは、クリア数が107本でマイケル・キーンと並んでリーグ1位。空中戦勝率72%は、いかにも彼らしい数字です。左のモンレアル選出は、グーナーが納得しないのではないでしょうか。昨季は素晴らしかった左SBは、ボールタッチ数で全体の10位に入るなど関与度は高いのですが、不安定なプレイも目立ちます。このポジションには、SB最多のクロス60本を記録しているジェームズ・ミルナーを置いてもいいのではないでしょうか。
GK:
トム・ヒートン(バーンリー) 60セーブ
DF:
アスピリクエタ(チェルシー) タックル成功率81%
フェルトンゲン(トッテナム) クリア107本、空中戦勝率72%
コシールニー (アーセナル) タックル成功率91%、インターセプト32回
モンレアル (アーセナル) インターセプト38回
MF:
コウチーニョ (リヴァプール)5ゴール5アシスト、ボックス外から3発
デブライネ (マン・シティ)6アシスト、チャンスメイク31回
ヘンダーソン (リヴァプール)パス800本、タックル数47回、走行距離131.3km
アザール (チェルシー) 11試合7ゴール
FW:
ジエゴ・コスタ(チェルシー) 9ゴール、シュート成功率24%
ルカク (エヴァートン)7ゴール3アシスト、唯一のハットトリック
中盤に目を移しましょう。パス本数、タッチ数、タックル数、走行距離でプレミアリーグ4冠王のジョーダン・ヘンダーソンは、全体のMVPにも推薦したくなる大活躍。アシストとチャンスメイクで出色の数字を残しているデブライネと、ボックスの外から3発決めているコウチーニョも納得のチョイスです。11試合7ゴールと完全復活のエデン・アザールは、ドリブル成功本数45本がザハに次ぐ2位であることも添えさせていただきます。プレミアリーグ得点王レースでトップを走るジエゴ・コスタには異論はないでしょう。9ゴール3アシストと、12回のゴールシーンに絡んでいるチェルシーのストライカーの後ろにいるのは、7ゴール3アシストで10回のロメウ・ルカクです。エヴァートンが15ゴールしか決めていないことを考えれば、その2/3に絡んでいる絶対的エースは妥当なチョイスでしょう。
4-4-2とすると最終ラインが微妙ですが、モンレアルをミルナーに代えてウイングバックに上げる3-4-1-2ならしっくりくるのではないでしょうか。さすが「Opta」、数字を挙げながらの11人は納得の人選です。こういう記事を読むと、試合を観たくなりますね。プレミアリーグジャンキーのみなさんにおかれましては、今宵は「(いつも)負けられない戦い」、日本VSサウジアラビアを観戦して、週末まで3日もやり過ごさなければならない苛立ちを鎮めていただければと思います。
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