2024.09.08 選手トピックス
エゼ、エンベウモ、スミス・ロウ…プレミアリーグの中小クラブで活躍するキーマンに注目!
プレミアリーグ2024-25シーズンも、素晴らしいゴールシーンを生み出すレフティたちが話題の中心になるのでしょう。2年連続で得点王のアーリング・ブラウト・ハーランドは、イプスウィッチ戦とウェストハム戦でハットトリックを連発し、3戦7発で当然のランキングTOP。スロット戦術のキーマンとなるモー・サラーは、3戦3発3アシストで3連勝の立役者となっています。
昨季プレミアリーグで22発のコール・パルマ―も好調で、ウルヴス戦でノニ・マドゥエケのハットトリックを演出。トータル4アシストは、サラーとサカをかわしてアシストランキングのTOPです。ブカヨ・サカはアーセナルの5ゴールすべてに絡んでおり、リーグNo.1のスルーパス4本を記録したマルティン・ウーデゴーアもペースを上げてくるはずです。
ワールドクラスのアタッカーたちが軒並み存在感を発揮しているプレミアリーグですが、今回は序盤の3試合で活躍した中小クラブのキーマンたちにスポットを当ててみましょう。最初に取り上げたいのは、クリスタル・パレスで絶賛暴走中のエベレチ・エゼ。マイケル・オリースがドイツに旅立った新シーズンは、自分が決めるべしと獅子奮迅のパフォーマンスを披露しています。
ブレントフォードとの開幕戦では、右サイドから蹴ってニアポストを叩くスーパーFKを決めて先制かと思いきや、ボックス内でウィル・ヒューズがファールを取られてまさかの取り消し。主審のサム・バロットが、エゼのキックが決まる前に笛を吹いたためVARが介入できず、「自動的に誤審確定」となってしまいました。
ウェストハム戦では、ショートコーナーからのダイレクトショットがバーに直撃。チェルシー戦の右隅へのコントロールショットが、ようやく初ゴールでした。「BBC」のゲイリー・ローズ記者は「これまで3~4点取ってもおかしくなかった」と激賞。鎌田大地やマテタとの連携のクオリティが上がれば、キャリアハイだった昨季プレミアリーグの11ゴールを超えられるでしょう。
スミス・ロウとリース・ネルソンをゲットし、ガナーズコレクションが4人になったフラムのなかでは、雨が降りしきるレスター戦でアダマ・トラオレのラストパスを持ち込んで決めたスミス・ロウにテンションが上がります。2022年4月のチェルシー戦以来、2年4ヵ月ぶりの待望の1発。試合を重ねるごとにパスの質が高まっており、今後も美しいゴールシーンを見せてくれるはずです。
デッドラインデーの翌日に、イヴァン・トニーをサウジに持っていかれたブレントフォードは、厳しいシーズンという予想を覆して2勝1敗で6位に着けています。これまでの5ゴールは、エンベウモが3発でウィサが2発。3-1快勝のセインツ戦は、2回のビルドアップのミスをいずれもエンベウモがフィニッシュに持ち込み、ロングスローからウィサがGKと競って押し込みました。
エンベウモは、ビッグチャンスクリエイト4回がサラー、コール・パルマーと並んでリーグTOP。昨季プレミアリーグで2人合わせて21発のコンビが元気なら、ブレントフォードは4年連続の残留に辿り着けそうです。リヴァプールから獲得したファビオ・カルヴァーリョと、負傷が癒えたケヴィン・シャーデがフィットすれば、イゴーリ・チアゴが不在でも得点力は高まるでしょう。
昇格クラブに目を向けると、最も気になるのは37歳になったジェイミー・ヴァーディーです。開幕のスパーズ戦の同点ヘッダーが話題になっていますが、私の注目ポイントはボールへの関与があまりに少ないこと。1試合あたりのタッチは17回、パス成功は6本、3試合でシュート2本。このままだと、クリスタル・パレスから来たオドソンヌ・エドゥアールに取って代わられそうです。
レスターに来てから13シーズンめで、通算466試合191ゴール。2015-16シーズンに奇跡的な優勝の立役者となったカウンターの名手は、「足がもう終わりというまで、現役を続ける」といっていますが、その時が近づいているのかもしれません。最後にもうひとり、マンチェスター・ユナイテッドサポーターとしては大いに気になる選手を紹介しましょう。
ウェストハムに移籍したワン・ビサカは、90分あたりのドリブル成功が3.8回。三笘薫やクドゥスを上回るリーグ4位で、ジェイコブ・ラムジー、ジェレミー・ドク、アダマ・トラオレという錚々たる顔ぶれに迫っています。オールド・トラフォードには、力を発揮できない理由があったのでしょうか。クロスの精度が高まれば、カイル・ウォーカーの後継者になれるかもしれません。
以上、プレミアリーグの序盤戦で目を引いた6人を紹介しました。セインツ戦でスーパーショットを決めた菅原由勢を取り上げるのは、3戦全敗のセインツが勝利を手に入れてからにしましょう。アストン・ヴィラで輝きを増したアマドゥ・オナナ、ブライトンの強力なアタックを仕切るジョアン・ペドロなど、気になる存在を挙げると止まらなくなりますが、続きはおいおい。
昨季プレミアリーグで22発のコール・パルマ―も好調で、ウルヴス戦でノニ・マドゥエケのハットトリックを演出。トータル4アシストは、サラーとサカをかわしてアシストランキングのTOPです。ブカヨ・サカはアーセナルの5ゴールすべてに絡んでおり、リーグNo.1のスルーパス4本を記録したマルティン・ウーデゴーアもペースを上げてくるはずです。
ワールドクラスのアタッカーたちが軒並み存在感を発揮しているプレミアリーグですが、今回は序盤の3試合で活躍した中小クラブのキーマンたちにスポットを当ててみましょう。最初に取り上げたいのは、クリスタル・パレスで絶賛暴走中のエベレチ・エゼ。マイケル・オリースがドイツに旅立った新シーズンは、自分が決めるべしと獅子奮迅のパフォーマンスを披露しています。
ブレントフォードとの開幕戦では、右サイドから蹴ってニアポストを叩くスーパーFKを決めて先制かと思いきや、ボックス内でウィル・ヒューズがファールを取られてまさかの取り消し。主審のサム・バロットが、エゼのキックが決まる前に笛を吹いたためVARが介入できず、「自動的に誤審確定」となってしまいました。
ウェストハム戦では、ショートコーナーからのダイレクトショットがバーに直撃。チェルシー戦の右隅へのコントロールショットが、ようやく初ゴールでした。「BBC」のゲイリー・ローズ記者は「これまで3~4点取ってもおかしくなかった」と激賞。鎌田大地やマテタとの連携のクオリティが上がれば、キャリアハイだった昨季プレミアリーグの11ゴールを超えられるでしょう。
スミス・ロウとリース・ネルソンをゲットし、ガナーズコレクションが4人になったフラムのなかでは、雨が降りしきるレスター戦でアダマ・トラオレのラストパスを持ち込んで決めたスミス・ロウにテンションが上がります。2022年4月のチェルシー戦以来、2年4ヵ月ぶりの待望の1発。試合を重ねるごとにパスの質が高まっており、今後も美しいゴールシーンを見せてくれるはずです。
デッドラインデーの翌日に、イヴァン・トニーをサウジに持っていかれたブレントフォードは、厳しいシーズンという予想を覆して2勝1敗で6位に着けています。これまでの5ゴールは、エンベウモが3発でウィサが2発。3-1快勝のセインツ戦は、2回のビルドアップのミスをいずれもエンベウモがフィニッシュに持ち込み、ロングスローからウィサがGKと競って押し込みました。
エンベウモは、ビッグチャンスクリエイト4回がサラー、コール・パルマーと並んでリーグTOP。昨季プレミアリーグで2人合わせて21発のコンビが元気なら、ブレントフォードは4年連続の残留に辿り着けそうです。リヴァプールから獲得したファビオ・カルヴァーリョと、負傷が癒えたケヴィン・シャーデがフィットすれば、イゴーリ・チアゴが不在でも得点力は高まるでしょう。
昇格クラブに目を向けると、最も気になるのは37歳になったジェイミー・ヴァーディーです。開幕のスパーズ戦の同点ヘッダーが話題になっていますが、私の注目ポイントはボールへの関与があまりに少ないこと。1試合あたりのタッチは17回、パス成功は6本、3試合でシュート2本。このままだと、クリスタル・パレスから来たオドソンヌ・エドゥアールに取って代わられそうです。
レスターに来てから13シーズンめで、通算466試合191ゴール。2015-16シーズンに奇跡的な優勝の立役者となったカウンターの名手は、「足がもう終わりというまで、現役を続ける」といっていますが、その時が近づいているのかもしれません。最後にもうひとり、マンチェスター・ユナイテッドサポーターとしては大いに気になる選手を紹介しましょう。
ウェストハムに移籍したワン・ビサカは、90分あたりのドリブル成功が3.8回。三笘薫やクドゥスを上回るリーグ4位で、ジェイコブ・ラムジー、ジェレミー・ドク、アダマ・トラオレという錚々たる顔ぶれに迫っています。オールド・トラフォードには、力を発揮できない理由があったのでしょうか。クロスの精度が高まれば、カイル・ウォーカーの後継者になれるかもしれません。
以上、プレミアリーグの序盤戦で目を引いた6人を紹介しました。セインツ戦でスーパーショットを決めた菅原由勢を取り上げるのは、3戦全敗のセインツが勝利を手に入れてからにしましょう。アストン・ヴィラで輝きを増したアマドゥ・オナナ、ブライトンの強力なアタックを仕切るジョアン・ペドロなど、気になる存在を挙げると止まらなくなりますが、続きはおいおい。
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