2024.11.18 選手トピックス
22発はマン・シティと並ぶリーグ2位!ブレントフォードでゴール量産のエンベウモのスタッツに注目!
「プレミアリーグで最も多くのゴールを決めているチームは?」と問われたら、まず思い浮かぶのはマンチェスター・シティでしょう。ペップが初優勝を遂げた2017-18シーズン以降、7年連続で最多ゴール。2位との差が4ゴール以下になったことはありません。2024-25シーズンも順調に首位を快走していたのですが、直近は3戦連続1ゴールで、現在のTOPは23発のトッテナムです。
マン・シティは22ゴールで2位。となると3位はリヴァプールか、アーセナルか、あるいはチェルシーか。実はブレントフォードで、ペップと並ぶ2位タイです。これは、序盤戦の最大のサプライズといっていいでしょう。ゴール数が2位で、22失点も2位。ウルヴス戦は5-3、イプスウィッチ戦は4-3と壮絶な殴り合いで、Gtechコミュニティ・スタジアムのサポーターを沸かせています。
イヴァン・トニーの移籍で得点力が落ちるかと思いきや、エンベウモとウィサのコンビが絶好調で、2人合わせて15ゴール。4節のエティハドから始まったリーグレコードは、空前絶後といっても大げさではないでしょう。マン・シティ戦の1分にウィサ、スパーズ戦とハマーズ戦は1分にエンベウモ、ウルヴス戦は2分にコリンズ。4試合連続で開始2分以内にゴールを決めています。
トーマス・フランク監督によると、これは偶然ではなく狙い通りだそうです。キックオフからボールを後ろに下げ、前線にロングフィードを送って落下点にアタッカーが殺到。こぼれたボールをサイドに展開し、開始直後で陣形が定まらない守備陣のマークを外してゴールを陥れるという作戦です。狙い通り…いや、さすがに4試合連続はラッキーというべきでしょう。
現在のブレントフォードで最も注目すべきタレントは、トップスコアラーのブライアン・エンベウモです。2022-23シーズンのプレミアリーグでは38試合9ゴール8アシスト、昨シーズンは25試合9ゴール6アシスト。25歳になったカメルーン代表FWは、今季は11試合8ゴールというハイペースでゴールを量産しています。
ゴールランキングでハーランドに4差の2位。アシストがひとつしかないからといって、点取り屋というレッテルを貼ると、彼の価値を見誤ります。プレミアリーグのさまざまなスタッツを紹介している「Opta Anaryst」は、いくつかの数字をもとに「エンベウモの本質はチャンスメーカー」と主張しています。
今季プレミアリーグで5ゴール以上を決めている11人をピックアップし、90分あたりのタッチ数を見ると、TOPはコール・パルマーの56.0回。2位のルイス・ディアスは52.9回で、エンベウモは48.8回で3位です。リヴァプールよりポゼッション率が10%以上低いチームで、これほどボールに関与している選手を、ハーランドと同じ役割とはいえません。
エンベウモのビッグチャンスクリエイト5回は全体の14位で、キーパス18本は19位ですが、5ゴール以上の選手でこれを超えるのはコール・パルマーとモー・サラーだけです。多くのチャンスを創りながら、1アシストに留まっている理由について、「Opta Anaryst」は「ウィサとピノック以外、全員のゴール数がxG(ゴール期待値)を下回っているチームだから」と指摘しています。
エンベウモの価値を証明する数字をもうひとつ、紹介しましょう。相手の最終ラインにおけるボール奪取12回は、スパーズのクルゼフスキと1差のリーグ2位。ハイプレスのスパーズより、味方のサポートが得られないチームで、この数字は素晴らしいのひとことです。ウィサとコンビで仕掛ける長短のカウンターは、今後ぶつかるチームにとって脅威となるでしょう。
エンベウモがゴール&アシストを決めた7試合は5勝1分1敗。沈黙した4試合は全敗です。4シーズン連続となるプレミアリーグ残留をめざすチームに欠かせないチャンスメーカーは、年内にトップリーグでは自身初となる2ケタゴールを達成するのではないでしょうか。これほど目立つと、冬のマーケットでゴシップが激増しそうですが…!(ブライアン・エンベウモ 写真著作者/Ardfern)
マン・シティは22ゴールで2位。となると3位はリヴァプールか、アーセナルか、あるいはチェルシーか。実はブレントフォードで、ペップと並ぶ2位タイです。これは、序盤戦の最大のサプライズといっていいでしょう。ゴール数が2位で、22失点も2位。ウルヴス戦は5-3、イプスウィッチ戦は4-3と壮絶な殴り合いで、Gtechコミュニティ・スタジアムのサポーターを沸かせています。
イヴァン・トニーの移籍で得点力が落ちるかと思いきや、エンベウモとウィサのコンビが絶好調で、2人合わせて15ゴール。4節のエティハドから始まったリーグレコードは、空前絶後といっても大げさではないでしょう。マン・シティ戦の1分にウィサ、スパーズ戦とハマーズ戦は1分にエンベウモ、ウルヴス戦は2分にコリンズ。4試合連続で開始2分以内にゴールを決めています。
トーマス・フランク監督によると、これは偶然ではなく狙い通りだそうです。キックオフからボールを後ろに下げ、前線にロングフィードを送って落下点にアタッカーが殺到。こぼれたボールをサイドに展開し、開始直後で陣形が定まらない守備陣のマークを外してゴールを陥れるという作戦です。狙い通り…いや、さすがに4試合連続はラッキーというべきでしょう。
現在のブレントフォードで最も注目すべきタレントは、トップスコアラーのブライアン・エンベウモです。2022-23シーズンのプレミアリーグでは38試合9ゴール8アシスト、昨シーズンは25試合9ゴール6アシスト。25歳になったカメルーン代表FWは、今季は11試合8ゴールというハイペースでゴールを量産しています。
ゴールランキングでハーランドに4差の2位。アシストがひとつしかないからといって、点取り屋というレッテルを貼ると、彼の価値を見誤ります。プレミアリーグのさまざまなスタッツを紹介している「Opta Anaryst」は、いくつかの数字をもとに「エンベウモの本質はチャンスメーカー」と主張しています。
今季プレミアリーグで5ゴール以上を決めている11人をピックアップし、90分あたりのタッチ数を見ると、TOPはコール・パルマーの56.0回。2位のルイス・ディアスは52.9回で、エンベウモは48.8回で3位です。リヴァプールよりポゼッション率が10%以上低いチームで、これほどボールに関与している選手を、ハーランドと同じ役割とはいえません。
エンベウモのビッグチャンスクリエイト5回は全体の14位で、キーパス18本は19位ですが、5ゴール以上の選手でこれを超えるのはコール・パルマーとモー・サラーだけです。多くのチャンスを創りながら、1アシストに留まっている理由について、「Opta Anaryst」は「ウィサとピノック以外、全員のゴール数がxG(ゴール期待値)を下回っているチームだから」と指摘しています。
エンベウモの価値を証明する数字をもうひとつ、紹介しましょう。相手の最終ラインにおけるボール奪取12回は、スパーズのクルゼフスキと1差のリーグ2位。ハイプレスのスパーズより、味方のサポートが得られないチームで、この数字は素晴らしいのひとことです。ウィサとコンビで仕掛ける長短のカウンターは、今後ぶつかるチームにとって脅威となるでしょう。
エンベウモがゴール&アシストを決めた7試合は5勝1分1敗。沈黙した4試合は全敗です。4シーズン連続となるプレミアリーグ残留をめざすチームに欠かせないチャンスメーカーは、年内にトップリーグでは自身初となる2ケタゴールを達成するのではないでしょうか。これほど目立つと、冬のマーケットでゴシップが激増しそうですが…!(ブライアン・エンベウモ 写真著作者/Ardfern)
おもしろいと思っていただけた方は、お時間あれば、下のブログランキングバナーをクリックしていただけると大変うれしいです。所要時間は5秒です。何とぞよろしくお願いいたします!
コメントを残す