祝★契約延長!ファン・ダイクがプレミアリーグ史上最高のCBであるという証拠を揃えました!

「チームと選手たちに多くの自信を与えてくれる。ヴィルジル・ファン・ダイクという巨人がピッチにいると、相手チームは怯えるのだろう。私にとって、彼は特別だ。ヴィルジルは、類まれなるものを持っている。真のリーダーだ」(アリソン・ベッカー)
「まさにロールス・ロイス。彼にふさわしい言葉はこれだろう。アンビリーバブル。何であんなことを簡単にできるのか、まったくわからない。驚くしかない。毎日のトレーニングでも常に最高で、自分もそうなれることをめざしている。ヴィルジルは素晴らしいロールモデルだ」(コナー・ブラッドリー)
「僕のキャリアには、常に彼がいた。若い頃はミスも犯していたけど、やがてフットボールの頂点に上り詰め、私たちが目にしてきたなかで最高のCBになった。彼に共感できることが多く、僕の助けになることは何でもやってくれた。とても感謝している。いつも話しかけてくれるけど、得られる情報は価値あるものばかりだ」(ジャレル・クアンサー)
「世界最高の選手であり、おそらくクラブ史上最高のキャプテン。ピッチの外でもいろいろ動いてくれるけど、ピッチで厳しい敗北を喫したときも、躊躇せずに前に出て語りかけ、われわれ全員の気持ちを代弁してくれる」(ジョー・ゴメス)
2025年4月17日、ヴィルジル・ファン・ダイクがリヴァプールと新たな契約を結びました。「ずっとリヴァプールのことばかり考えていた」「アンフィールドは、まさに故郷」「ここが私と家族にとって最適な場所であるということに、何の疑いもなかった」といった言葉を聞くと、ずいぶん前から選択肢はひとつしかなかったのだなと、あらためて思います。
サウサンプトンから移籍したのは、2018年1月1日。翌シーズンにチャンピオンズリーグを制すると、2019-20シーズンにはクラブの悲願だったプレミアリーグ制覇を果たしました。FAカップとカラバオカップのトロフィーを手に入れたのは、2021-22シーズン。FIFAクラブワールドカップとUEFAスーパーカップも獲得しており、クラブレベルで未だ見ぬ栄誉はありません。
「最強のCB」「真のキャプテン」と称えるチームメイトたちの言葉に触れると、ファン・ダイクこそがプレミアリーグ史上最高のCBだろうと叫びたくなります。38試合フルタイム出場を果たした2018-19シーズンは、ドリブルで1度も抜かれていません。「アスレティック」のマイケル・コックス記者によると、プレミアリーグで彼が抜かれて失点を喫したのは2回だけだそうです。
最初の失点は2023年3月11日、アウェイのボーンマス戦の28分にワッタラにかわされ、フィリップ・ビリングに決勝ボレーを許しました。2度めは2023年5月1日、3‐0でリードしていたアンフィールドのスパーズ戦の39分です。左から仕掛け、切り返しでマークを外したのはペリシッチ。中央で待っていたハリー・ケインがボレーを決めたのですが、2回とも原因はスリップです。
そういえばハリー・ケインは、彼が史上最高のCBであることを証明する材料になってくれそうです。プレミアリーグで歴代2位の213ゴールを決めているストライカーが、ファン・ダイクがいる試合で1度も勝っていないという事実をご存じでしょうか。2018年2月から2023年5月までの5年3ヵ月で、2分6敗。2019年6月のCLの決勝では、パス成功9本とシュート1本に封じられています。
スパーズの10番は4発を決めているのですが、勝負に直結したゴールは2‐2のドローの1発だけです。ファン・ダイクが素晴らしいのは、4人のパートナーとともに達成した無敗記録だということです。デヤン・ロヴレン、ジョー・ゴメス、ジョエル・マティプ、イブラヒマ・コナテ。さらに証拠を足すと、当代No.1のストライカー、ハーランドにも3勝2分と負けていません。
2022年12月のカラバオカップ4回戦はファン・ダイクが不在で、マン・シティが4‐1で勝った2023年4月のエティハドは、ハーランドが負傷欠場でした。5試合の相棒はマティプ、クアンサー、コナテ、ジョー・ゴメス。ザルツブルグ時代のCLを加えると、稀代のゴールマシンのリヴァプール戦は2分5敗で2ゴールです。
今回は契約延長記念ということで、リヴァプールの公式サイトからチームメイトの言葉をお借りしながら、ファン・ダイクがプレミアリーグ史上最高のCBであるとアピールさせていただきました。「コンパニのほうがスゴい」「ジョン・テリーだろう」「いや、ソル・キャンベル」などと主張したい方は、インパクトのある証拠とともにプレゼンをお願いいたします。
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