2025.09.08 選手トピックス
現地記者がアンドラ戦を絶賛!イングランド代表デビューのエリオット・アンダーソンに注目!

ノッティンガム・フォレストに移籍したのは、2024年の夏。PSR違反を回避しようとしたニューカッスルは、泣く泣く手離さざるを得ませんでした。21歳になっていたセントラルMFにとっては、大きな転機。2024-25シーズンのプレミアリーグで37試合2ゴール6アシストという素晴らしい戦績を残し、7位にジャンプアップしたチームに欠かせない存在になりました。
昨季のスタッツを見ると、ニューカッスルがいかにもったいないことをしたかが、よくわかります。デュエル242勝は、古巣のブルーノ・ギマランイスに1勝差の2位。タックル数92回は全体の8位で、MFではグイェ、ジョアン・ゴメス、カイセド、マック・アリスターに次ぐ5位です。ティーンエイジャーの頃は10番だったMFは、パスワークも高評価でした。
今シーズンも好調で、開幕節のブレントフォード戦では、インターセプトからの絶妙なスルーパスでクリス・ウッドのゴールをアシスト。ボールタッチ315回、パス本数239本、タックル数12回、デュエル26勝は、すべてMFのTOPです。現地のファンは、トーマス・トゥヘル監督のイングランド代表初選出に深くうなずいているのではないでしょうか。
6月にスロバキアで開催されたU-21ユーロで、優勝の立役者となったエリオット・アンダーソンは、先発で起用されたアンドラ戦で期待に応えました。107本のパスは成功率94%で、ボールリカバリー15回、ロングフィード成功6本。圧巻だったのはファイナルサードへのパス成功20本で、ビルドアップの際のコーチングと中盤のコントロールも的確でした。
「スカイスポーツ」のロブ・ドーセット記者は、デビュー戦のパフォーマンスを絶賛。「優れたポジショニングセンス」「完璧なボールプレーヤー」「本能的に危険を察知し、相手のプレイを崩せる」「ピッチを駆け回り、前線と後線の両方に影響を与える」「一流のコミュニケーション能力」「イングランドのトップクラスとプレイしても落ち着いている」と項目を立て、すべて合格としています。
トゥヘルのチームは相変わらずの塩試合で、FIFAランキング174位のアンドラにオウンゴールとデクラン・ライスのヘッダーのみの2‐0辛勝。それでもワールドカップ欧州予選で4戦連続無失点の4連勝は、順調といえるでしょう。デクラン・ライスとともに中盤を仕切り、アンドラの侵入を許さなかったエリオット・アンダーソンは、2センターの一角に定着するかもしれません。
フットボールプレーヤーにとって移籍は諸刃の剣で、才能を開花させる若手がいる一方で、自らの強みを見失ってしまう選手もいます。彼は復活するだろうか…。エリオット・アンダーソンの向こう側で、ドリブルで仕掛けるマーカス・ラシュフォードを気にしていました。ボールを奪われた後、すぐに戻らなければ、どこかでトゥヘルに見限られるのではないかと未来を案じながら。(エリオット・アンダーソン 社員書作者/CLEMENATOR)
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