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偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

トレーニングのボイコットから3ヵ月…未だ絶不調のアレクサンデル・イサクは復活するのか?

リヴァプールへの移籍が決まったのは9月1日。あの頃、「アレクサンデル・イサクが3ヵ月後にクラブレコードを更新する」と聞いていたら、ゴールに関する記録を想像したでしょう。入団してからの先発出場4試合で4連敗は、リヴァプールのワースト。ビッグ6という言葉が定着してから、強豪クラブの最長記録は、マンチェスター・ユナイテッドのハリー・アマスの4連敗です。

イサクが次に負けたら、単独TOPに躍り出ます。先のことはわかりませんが、「ハダースフィールドで14連敗のジュニーニョ・バクーナには届かない」とはいえそうです。夏の移籍騒動を見届けたプレミアリーグのクラブは、今後につながる教訓を得たのではないでしょうか。「オフシーズンのトレーニングをボイコットした選手に、高額の移籍金を支払うべきではない」と。

マージーサイド行きを熱望し、7月にシンガポールと韓国への遠征をキャンセルしたストライカーは、未だに戦えるコンディションに戻れていないようです。移籍後のプレミアリーグ5試合で、321分の出場時間を記録しているのですが、1億2500万ポンドという投資額を忘れないと直視できないスタッツが並んでいます。

シュートは7本で、オンターゲットは1本のみ。マンチェスター・ユナイテッド戦の35分に、コナテのスルーパスで抜け出して放った一撃は、ラメンスに足でセーブされました。チェルシー戦でガクポに決めさせたアシストは、「自分で打とうとしてトラップミス」「狙い通りにつま先でコースを変えた」という2つの見方で議論になっています。

チャンスクリエイトは2回、ドリブル成功はゼロ、パス成功率67.2%はチームのワースト。1試合あたりの敵陣ボックス内のタッチは2.6回に留まっており、デュエルの勝率は26.1%という低い数字となっています。リーグにおけるスタッツの大半は、90分あたりで算出してもチームの10位以内に入っておらず、唯一の上位はサラーに次ぐビッグチャンスミス4回です。

0-3で敗れたノッティンガム・フォレスト戦は、68分の出場でボールタッチが14回しかなく、代わって入ったフェデリコ・キエーザの24回を下回っています。チャンピオンズリーグでは5本のシュートを枠に収めているものの、ゴールもアシストもなく、xGはトータルで0.85。カラバオカップのセインツ戦のゴールが、唯一の成果です。

スロット監督としては、実戦を通じてコンディションを上げたいところですが、今の状態で起用し続けるとチームメイトの不満が高まってしまうでしょう。ニューカッスルでは絶対的エース。しかしリヴァプールでは、エキティケとポジションを争うサブのストライカーで、指揮官の評価と仲間の納得感を得られなければベンチが定位置となります。

リヴァプールが即戦力として獲得したストライカーで、入団当初は微妙だったのに後に活躍した選手となると、ジョン・オルドリッジぐらいしか思い浮かびません。今は何となく、調子が上がればゴールを量産してくれるような気がしているのですが、アンディ・キャロルやバロテッリ、ベンテケと同じような結末になる可能性も、なきにしもあらずです。

チェルシーに移籍したフェルナンド・トーレスや、マンチェスター・ユナイテッドにドタバタで加わったアレクシス・サンチェスは、スタートのつまずきがその後のキャリアに暗い影を落としました。イサクは復活するのでしょうか。リヴァプールの9番で最後にシーズン20発以上を決めたのは、2013-14シーズンのルイス・スアレス。ユルゲン・クロップの降臨以降はひとりもいません。


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