長時間労働と激務で疲労困憊…デクラン・ライスとズビメンディに優雅な休日を!
2025-26シーズンは佳境を迎えており、プレミアリーグは残り8戦、チャンピオンズリーグは最大7戦。カラバオカップは2週間後に終わり、FAカップは3連勝でトロフィーに辿り着きます。長かった無冠の季節を終えようとしているアーセナルが、大崩れするとは思えませんが、ペップやコンパニ、ルイス・エンリケに屈するとすれば、その原因はミケル・メリノとノアゴーアでしょう。
アルテタ監督が抱えている最大のリスクは、デクラン・ライスとズビメンディのコンディションです。ミケル・メリノがマンチェスター・ユナイテッド戦で骨折してから、彼らを外せない試合が続いており、最近は明らかに疲弊しています。プレミアリーグでズビメンディが先発しなかったのは、7節のウェストハム戦だけで、41番の欠場は年末のアストン・ヴィラ戦のみです。
デュエルを得意とするレフティが元気なら、あるいはノアゴーアが指揮官の信頼を得ていれば、中盤をコントロールするキーマンたちはリーズ戦やウルヴス戦をスキップできたでしょう。今季プレミアリーグの走行距離ランキングを見ると、311.1kmを走破したズビメンディはTOPで、デクラン・ライスの285kmは9位です。
彼らがいかに重要な存在かを示す数字は、ピッチを駆け回った距離だけではありません。ショートパスの成功本数を見ると、デクラン・ライスの1437本はMFの2位で、ズビメンディは1394本で3位。上にいるのは、1530本を通したノッティンガム・フォレストのエリオット・アンダーソンだけです。イングランド代表は、ロングフィード70本もMFの7位にランクインしています。
中盤の底を定位置とするズビメンディは、ビルドアップに加えて守備の貢献度も高く、インターセプト33回はカイセド、ジェームズ・ガーナー、フラーフェンベルフに続く4位。左サイドのアタックを活性化するデクラン・ライスは、キーパス55本、ビッグチャンスクリエイト14回、xA(アシスト期待値)5.9がすべてリーグ3位です。
長時間労働のMFたちの限界が感じられたのは、ノースロンドンダービーで快勝した直後のチェルシー戦でした。ズビメンディのパスは的確とはいえず、ジョアン・ペドロにさらわれそうになったバックパスの背景には精神的な疲労もあったのでしょう。いつものように走りまくったデクラン・ライスの足は悲鳴を上げ、76分にノアゴーアに後を譲っています。
ジンチェンコを中盤で起用しようとしなかった指揮官のなかに、デクラン・ライスのポジションをルイス=スケリーに任せるといったアイデアはないでしょう。今後のスケジュールを見ると、ノアゴーアを先発させられそうな試合は、当たりクジを引いたFAカップ、アウェイで圧勝したチャンピオンズリーグのセカンドレグ、37節のバーンリー戦ぐらいです。
先週末のマンスフィールド戦をスルーした2人は、リフレッシュできたのでしょうか。水曜日のレヴァークーゼン戦は、ハーフタイムに入る前にセーフティリードを築き、後半はボールをまわせばOKの展開に持ち込みたいところです。そしてもうひとつ、FAカップの準々決勝の抽選はポートヴェイルをツモりたいのですが、プレゼンターはジョー・ハートだそうで…。
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