おめでとう!フランク・リベリーUEFA最優秀選手受賞!…しかしタイミングが悪いですね。
めでたい話の後ですが、ひとつだけ、いわせてください。これだけの重要な表彰が、この時期であっていいのか?と思います。既に次のシーズンが始まっており、昨季の話は過去のものとなりつつあります。日程も微妙で、発表の翌日にバイエルンとチェルシーの欧州スーパーカップがあり、チャンピオンズリーグとヨーロッパリーグの組み分け抽選もあり、その3日後には移籍マーケットが締まります。前後にイベントが多すぎて、せっかくの大事な賞の扱いが小さくなってしまうのは、とてももったいないことです。10人に絞って、3人に絞って、と段階的に投票をするシステムは、選出の公平性と話題性を見込んでのことと理解していますが、現状のUEFAのイベントで、スケジュールをいちばん動かしやすいのはこの賞だと思われますので、選出ステージをはしょってでも「8月上旬に発表」としたほうがいいのではないでしょうか。
プラティニ会長、いかがでしょう。あなたが「FIFAバロンドールが気に入らん」と始めた賞です。私も、インテルで三冠達成の立役者となり、ワールドカップ準優勝かつ得点王となったスナイデルが選出されない賞などクソくらえだ、と憤ったひとりであり、選手や監督に選ばせるより、評論家や専門家のフラットな目線で判断されるべしと考えているので、あなたに趣旨賛同しています。だからこそ、他のニュースに埋もれてしまうのはもったいない!ここに、来季からの運用ならびに最終発表時期変更を提言させていただきます(ここで提言しても無力ですが・苦笑)。
それにしてもリベリー、よかったですね。「今季以上にがんばることはできない。今季獲れなかったらもう獲れない」とまでいっていた彼に、ラスト3人となってからは心情的に肩入れしていたので、自分のことのようにうれしいです。ほんとうに、おめでとう!(写真著作者/Stanislav Vedmid)
おもしろいと思っていただけた方は、お時間あれば、下のブログランキングバナーをクリックしていただけると大変うれしいです。所要時間は5秒です。何とぞよろしくお願いいたします!
コメントを残す