エジルとマルシアル、ズラタンとムスタフィ…マンチェスター・ユナイテッドとアーセナルの交錯!
発信源が、3時間に1本は移籍ゴシップをリリースしている「トランスファーマーケットweb」であればかなり眉唾なのですが、どうにもこうにも気になります。ポジションとしては、マルシアルはチリ代表FWの後釜で、ロマンを重ねると「ティエリ・アンリの後継者」ですが、アーセナルがマンチェスター・ユナイテッドと取引をするなら「エジル⇔マルシアル」でしょう。今季公式戦9試合で5ゴール6アシスト、プレミアリーグでは先発1試合ながら3ゴール2アシストと素晴らしい数字を残しているマルシアルについては、「夏ならともかく、今の彼を出すはずがない」「5000万ポンド(約73億円)など安すぎる」という見方が主流だと思われます。しかし、モウリーニョ監督が「マルシアルの守備力を懸念してスーパーサブ扱い」「エジル獲得を熱望」だとすれば話は変わってきます。
…すみません。ここまで読んで、「よくある憶測でしょう」と感じられた方が多いであろうことは重々承知しています。私も、半分はそうです。しかしそれでも「何か匂う」という気分を捨てられないのは、アーセナルが過去に提示した多くの大型オファーが「ワケありの選手、チーム」に向けられていたからです。例えばアレクシス・サンチェス、ルイス・スアレス、メスト・エジル、トマ・レマルは、いずれも直前に移籍を志願していると報じられた選手たちです。何かなければ簡単には手を出してこないクラブが、しかも情熱を感じられない金額でオファーしてきたとすれば、モウリーニョ監督のエジル獲得への熱意やマルシアルの不満など、何らかの確実な情報があるのではないかと推測するわけです。「アーセナルがエジル残留を完全に諦め、移籍金を得る方向にスイッチ」「マンチェスター・ユナイテッドがエジルを本気で狙っている」という2つの条件が揃えば、1月のサプライズは起こりえるとみています。
ましてやマルシアルには、自分の出場機会を脅かすズラタン降臨というイベントが待ち受けています。イギリスメディア「デイリー・ミラー」は、昨季プレミアリーグで17ゴールを挙げたイブラヒモヴィッチが12月2日のアーセナル戦での復帰をめざしていると報じました。4月に行われたヨーロッパリーグ準決勝のアンデルレヒト戦で、右ひざ十字じん帯損傷というトラブルに見舞われたストライカーは、年明けのプレミアリーグからという予測をはね返す素晴らしい回復力を見せ、2ヵ月以内にピッチに立つべくリハビリに励んでいるとのこと。手術を執刀した医師は慎重に戻るよう忠告したとのことですが、「膝を手術してから3日と空けず練習してきた。これは新しい挑戦だが、私は精神的に強い。目標に集中したらどんなことがあっても私を止められない」と語るご本人は、早期に戻れると信じているようです。
そしてエミレーツのアーセナルVSマンチェスター・ユナイテッドは、もうひとり負傷者が戻ってくる試合だといわれています。FIFAワールドカップ欧州予選のアゼルバイジャン戦で、36分に太腿の筋肉を傷めたシュコドラン・ムスタフィ。最大でプレミアリーグ7試合を欠場すると伝えられたドイツ代表CBは、11月いっぱいを治療とリハビリに費やし、ヴェンゲルVSモウリーニョの因縁の対決で復帰する見通しです。クリスマス前に激突する2人の名将は、どちらが勝利を手にするでしょうか。年明けのトランスファーマーケットで、お互いの主力選手獲得を巡る場外バトルを繰り広げるのでしょうか。私は、アントニー・マルシアルは2~3年後にはプレミアリーグNo.1といわれるようになると信じているので、絶対に売らないでほしいのですが…。今は、バルセロナよりもアーセナルの名前が挙がるほうが怖いです。
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マルシャルがアーセナルに行くとかありえないと思いますけどね。
今のマルシャルを売却するとなればモナコからの移籍金である85億以上でなければ売らないと思いますし、ガナが1人の選手にそれだけの額を払うとは思いません。
むしろバルサからの接触が怖いですね。
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いやぁマルシャルのユナイテッド愛はかなりのものですし、実際モナコから移籍して来た時もモナコと契約延長したばかりだったのにも関わらずユナイテッドのオファーが最終日に来て会長に自分の夢だからとお願いして移籍したぐらいですからね。
むしろバルサの方がアーセナルよりも格上で左ウイングに絶対的な選手もいないので怖いです