PFA年間最優秀選手のノミネート6人が発表!精鋭たちの素晴らしいスタッツを紹介します!
アラン・シアラー、イアン・ライト、フィル・ネビル、ポール・インスなど21人の評論家に6人ずつの候補選出を依頼したのは「BBC」。全員に選ばれたのは、一騎打ちともいわれているファン・ダイクとスターリングで、セルヒオ・アグエロが15票で3位、サディオ・マネが13票、アザール12票、ベルナルド・シウヴァ10票。ロバートソンとソン・フンミンに7票が入っています。それぞれが1名を選ぶと、14対7でファン・ダイク。シアラー、ライト、ネビルに加えて、クリス・サットン、マーク・ローレンソン、マーティン・キーオン、クリス・ワドルといった錚々たるメンバーがレッズのCBを指名しており、マン・シティの快足ウインガーは劣勢に立たされています。
「スカイスポーツ」では、予想となると必ず顔を出すおなじみの評論家たちが、ノミネートされた選手たちの活躍ぶりを解説。ダニー・マーフィー、フィル・トンプソン、スチュワート・ピアスがリヴァプールのCBこそがMVPにふさわしいと絶賛しています。彼らの熱いコメントを味わうのもいいのですが、上位に選ばれたプレーヤーたちがいかに秀逸な数字を残しているのかを紹介したほうが納得感は高まるでしょう。
アグエロは公式戦41試合で30ゴール9アシスト、スターリングは45試合で23試合13アシスト。今季の20クラブで、90分あたりのゴール&アシスト数が1.0を超えているのはこの2人だけです。ファン・ダイクのパス本数2663はジョルジーニョに次ぐ2位で、成功率89.7%はチェルシーのセントラルMFを上回っています。200回の空中戦のうち153回に勝利しており、76.5%という勝率はTOP6のDFのなかではNo.1。1対1に強く、クロスが入る際のポジショニングに長けたCBは、リーグ最多となる18回のクリーンシートを達成する原動力となっています。
サディオ・マネのプレミアリーグ18ゴールは、サラーとアグエロにひとつ足りませんが、年明け以降の公式戦における先制ゴール8発は彼らよりも多く、早い時間に優位を築く着火剤の役割を果たしています。エデン・アザールは12アシストでランキングTOPを走っており、1試合あたり3.6回のドリブル成功数はプレミアリーグNo.1。ベルナルド・シウヴァの公式戦45試合12ゴール11アシストという数字は、ダヴィド・シルヴァやデブライネよりもゴールに絡む機会が多かったことを示しており、ペップ・グアルディオラが「今のチームはベルナルドと残り10人で成り立っている」と手離しで称賛するのもうなずけます。
レッズのCBがポールポジションに立っているPFA年間最優秀選手ですが、スターリングは若手選手のノミネートリストにも入っており、こちらでは大本命でしょう。ベルナルド・シウヴァもダブルで選出され、他の4人はトレント・アレクサンダー・アーノルド(リヴァプール)、デヴィッド・ブルックス(ボーンマス)、マーカス・ラシュフォード(マンチェスター・ユナイテッド)、デクラン・ライス(ウェストハム)。全体はファン・ダイク、若手はスターリングとなりそうな雲行きではありますが、選手たちの投票による表彰がどうなるかは誰にもわかりません。28日の発表を楽しむ前に、名前が挙がった10人の選手たちに惜しみない拍手を送りたいと思います。素晴らしいシーズンを、ありがとう!
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シティが優勝したらスターリング、リバプールが優勝したらファンダイクでいいんじゃないかなと思いますね(笑)
年間最優秀選手は優勝チームから選ばれるのが一番しっくりはきますね。
若手のほうはブルックスよりも、チャンス創出回数トップのジェームズマディソンのほうがふさわしいのではないかと。。。