ヤヤ・トゥレ退団騒動が大盛り上がり!代理人の暴走か、おねだりか、あるいはクラブを出たいのか!?
5月13日、マンチェスター・シティはUAEツアーでドバイに遠征しており、その夜はプレミアリーグ優勝パーティーが開かれていたそうです。ここで、誰もヤヤに「ハッピーバースデー」と声をかけなかったのが彼にとっては激しくショックで、こんなチーム辞めてやる状態になった、というのがセルク氏の主張。最初に聞いたときは、「退団までするかどうかはともかく、マンチェスター・シティに配慮がなさすぎだな」と思ったのですが、どうやらケーキはあったそうなんですね。普通、ケーキがあれば、誕生日を話題にしない人はいないでしょう。何だか変な話…と思っていたら、怪しいセルク氏がさらにかぶせてきました。しかもこの話、リークした先は悪名高きイギリスのタブロイド紙「ザ・サン」とのこと。むむむ。
「ロベルト・カルロスはロシアのアンジにいたとき、誕生日にはクラブの会長から高級車をプレゼントされていた。マンチェスター・シティもヤヤにロベルトと同じブガッティをプレゼントするべきだったとまではいわない。私たちが望んでたのは握手と祝福の言葉だけ(筆者註:ホンマか!?)だ。それがクラブがやるべき最低限のことだろう」
…おねだり!? 世界で10本の指に入るサラリーを受け取っていて、車のおねだりですか!
これはさすがに、火に油。いくらセルク氏が、金ではなくて人間関係と声高に主張しても、失笑を買うだけ。今や誰も、「ヤヤ・トゥレは誠意を示してほしいと願っている」とは思っておりません。イギリスのジャーナリストは、代理人のけしかけ&暴走かヤヤ・トゥレの強欲か、あるいは何らかの理由で強引にでもクラブを出たいか、この三択のどれなのかを推理していることでしょう。私は大穴狙いで、「実はクラブを出たがっている」に賭けたいですね。
何しろうさんくさいので、世界じゅうが好奇心全開。ツイッターのハッシュタグ「#ReasonsYayaWantsToLeaveCity」で、
「GKジョー・ハートがうっかり(兄の)コロと呼んでしまったから」
「髪を切ったのに、『さっぱりカットしたね』『髪を切ったのか』と話しかけられなかったから」
「(31歳のバースデーなのに)ケーキの上に30本しかロウソクがなかったから」
「メッシがマン・シティにくるとだまされたから」
などと、ヤヤ・トゥレの退団理由でボケるのが流行っても致し方ないでしょう。
ヤヤ・トゥレは先日、「僕がアフリカ人だから、メッシやクリスティアーノ・ロナウドのようにリスペクトされない」という趣旨のコメントを残していました。しかし、自分たちからクラブ批判を仕掛けるようなことをすると、サッカーファンの興味は、彼のプレイの素晴らしさではなく「セルク&ヤヤの強欲タッグ」のほうに寄ってしまいます。うーん、今季のプレミアリーグでの活躍がすごかっただけに、残念ですね。この話、続きはワールドカップ終了後に。
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面白いブログですね!!!!
プレミアリーグ大好き!さん>
ありがとうございます!