2020.10.05 プレミアリーグ観戦記プレミアリーグ観戦記2020-21
【MAN.UTD×Tottenham】CBミス連発、マルシアル退場!大混乱のマン・ユナイテッド、6失点惨敗!
「BBC」は、トップニュースでマンチェスター・ユナイテッドがエディソン・カバーニの獲得を画策していると報じ、「スカイスポーツ」はアンドレアス・ペレイラがラツィオにローン移籍決定と配信しています。ファン・デ・ベークしか獲得していないチームは、デッドラインデーまでに弱点強化を終えることができるのでしょうか。
さて、本日のプレミアリーグ4節の相手はトッテナム。スールシャール監督のスタメンは、リンデロフをバイリーにスイッチした以外は「いつもの11人」です。GKデ・ヘア、DFワン=ビサカ、バイリー、マグワイア、ルーク・ショー、MFマティッチ、ポグバ、ブルーノ・フェルナンデス、FWグリーンウッド、マルシアル、ラシュフォード。キックオフからわずか30秒、ブルーノ・フェルナンデスのパスでボックス左を突破したマルシアルがダヴィンソン・サンチェスに倒され、レフェリーはPKを指示しています。ブルーノ・フェルナンデスが冷静に決めて1-0。これでホームチームのペースかと思いきや、スパースは4分に同点に追いつきました。
左からのスローインに対応したバイリーが頭に当て、浮いたボールをマグワイアがヘッドでデ・ヘアに送ろうとしますが、これがミスパスとなってしまいます。ルーク・ショーが処理に手間取り、詰めたエンドンベレが強引にねじ込んで1-1。さらに7分、左サイドでマグワイアに倒されたハリー・ケインがクイックリスタートで縦パスを出すと、ソン・フンミンがバイリーをちぎってデ・ヘアと1対1になります。軽く浮かしたフィニッシュが右のサイドネットに転がり、マンチェスター・ユナイテッドはたった3分で逆転を許してしまいました。
10分を過ぎ、速攻の応酬となると、ホームチームの守備陣は冷静さを取り戻したようです。19分、ブルーノ・フェルナンデスのスルーパスをもらってポストにぶち当てたラシュフォードはオフサイド。23分にボックスの左手前から打ったグリーンウッドのミドルは、惜しくもファーポストの外を抜けていきます。25分にラメラのパスでラインの裏に抜けたソン・フンミンは、デ・ヘアの前でタッチミス。1分後、ハリー・ケインのパスで右からカットインしたセルジュ・オーリエのシュートは、デ・ヘアが正面でセーブしました。
ここからの波状攻撃に耐えたマン・ユナイテッドは、30分のトラブルで10人になってしまいます。ラメラに肘で押されたマルシアルが、顔をはたいてレッドカード。直後、デ・ヘアからボールをもらったバイリーが信じられないミスパスを自陣ボックス内で奪われ、ソン・フンミンのラストパスをハリー・ケインが右隅に蹴り込みました。37分、シソコのサイドチェンジを追ったセルジュ・オーリエが、マグワイアの股間を抜くグラウンダーを通すと、ニアに入ったソン・フンミンもデ・ヘアの股間にボレーを通し、1-4。CBが2人とも混乱し、中盤の選手もヒートアップして自陣でドリブルを奪われ続けるようでは、失点が止まらないのもやむなしです。
前半終了直前のセルジュ・オーリエの高速グラウンダーは左に抜け、ソン・フンミンのCKを叩いたハリー・ケインのヘッドは右ポストの外。前半のシュート数4対13という彼我の差は、数的不利がもたらしたものではありません。スールシャール監督は、マティッチとブルーノ・フェルナンデスをハーフタイムで下げ、マクトミネイとフレッジを投入。差を詰めるよりも、これ以上やられないことを選んだ「止血処理」です。
51分、ホイビュルクのスルーパスでボックスに入ったのは、前半からノーマークでプレイするシーンが多かったセルジュ・オーリエ。クロスに打つ得意のシュートがサイドネットに突き刺さり、アウェイチームのリードは4点となりました。これ以上やられたくないチームと、勝利を確信したチームが申し合わせたかのように、ハーフライン付近での奪い合いが増えています。67分、グリーンウッドに代わってファン・デ・ベーク。ハーフタイムにラメラをルーカス・モウラ、69分にエンドンベレをデル・アリにスイッチしたモウリーニョ監督は、ソン・フンミンをベン・デイヴィスに代えて試合を畳もうとしています。
77分、左サイドからドリブルで上がったベン・デイヴィスがワン=ビサカをかわしてボックスに入ると、スライディングでコースを塞いだポグバが止まらず、SBの足を払ってしまいます。ハリー・ケインがPKを決めて1-6。85分にボールを見ずにルーカス・モウラを後ろから引っかけたルーク・ショーのプレイは、今日のこのチームを象徴しているかのようでした。オールド・トラフォードでトッテナムに6失点は初めて。3試合で失点11は、WBAに次ぐ今季プレミアリーグ19位です。
マグワイアとバイリーがミスを重ね、混乱とストレスが最終ラインと中盤に広がり、波状攻撃を受けて崩される最悪の展開。マティッチとブルーノ・フェルナンデスは無謀なドリブルが多く、ポグバも独善的なプレイに終始してしまいました。ハリー・ケインとソン・フンミンの抜け目なさ、ラインの裏を徹底的に突く速いアタック、フリーで待つシーンが多かったセルジュ・オーリエにボールを集める戦い方をリスペクトしつつも、自滅という言葉がぴったりの敗戦だったとも思います。スールシャール監督と選手たちは、ベストメンバーでの悪夢を忘れることができるでしょうか。次節のプレミアリーグの相手は、好調ニューカッスルです。
さて、本日のプレミアリーグ4節の相手はトッテナム。スールシャール監督のスタメンは、リンデロフをバイリーにスイッチした以外は「いつもの11人」です。GKデ・ヘア、DFワン=ビサカ、バイリー、マグワイア、ルーク・ショー、MFマティッチ、ポグバ、ブルーノ・フェルナンデス、FWグリーンウッド、マルシアル、ラシュフォード。キックオフからわずか30秒、ブルーノ・フェルナンデスのパスでボックス左を突破したマルシアルがダヴィンソン・サンチェスに倒され、レフェリーはPKを指示しています。ブルーノ・フェルナンデスが冷静に決めて1-0。これでホームチームのペースかと思いきや、スパースは4分に同点に追いつきました。
左からのスローインに対応したバイリーが頭に当て、浮いたボールをマグワイアがヘッドでデ・ヘアに送ろうとしますが、これがミスパスとなってしまいます。ルーク・ショーが処理に手間取り、詰めたエンドンベレが強引にねじ込んで1-1。さらに7分、左サイドでマグワイアに倒されたハリー・ケインがクイックリスタートで縦パスを出すと、ソン・フンミンがバイリーをちぎってデ・ヘアと1対1になります。軽く浮かしたフィニッシュが右のサイドネットに転がり、マンチェスター・ユナイテッドはたった3分で逆転を許してしまいました。
10分を過ぎ、速攻の応酬となると、ホームチームの守備陣は冷静さを取り戻したようです。19分、ブルーノ・フェルナンデスのスルーパスをもらってポストにぶち当てたラシュフォードはオフサイド。23分にボックスの左手前から打ったグリーンウッドのミドルは、惜しくもファーポストの外を抜けていきます。25分にラメラのパスでラインの裏に抜けたソン・フンミンは、デ・ヘアの前でタッチミス。1分後、ハリー・ケインのパスで右からカットインしたセルジュ・オーリエのシュートは、デ・ヘアが正面でセーブしました。
ここからの波状攻撃に耐えたマン・ユナイテッドは、30分のトラブルで10人になってしまいます。ラメラに肘で押されたマルシアルが、顔をはたいてレッドカード。直後、デ・ヘアからボールをもらったバイリーが信じられないミスパスを自陣ボックス内で奪われ、ソン・フンミンのラストパスをハリー・ケインが右隅に蹴り込みました。37分、シソコのサイドチェンジを追ったセルジュ・オーリエが、マグワイアの股間を抜くグラウンダーを通すと、ニアに入ったソン・フンミンもデ・ヘアの股間にボレーを通し、1-4。CBが2人とも混乱し、中盤の選手もヒートアップして自陣でドリブルを奪われ続けるようでは、失点が止まらないのもやむなしです。
前半終了直前のセルジュ・オーリエの高速グラウンダーは左に抜け、ソン・フンミンのCKを叩いたハリー・ケインのヘッドは右ポストの外。前半のシュート数4対13という彼我の差は、数的不利がもたらしたものではありません。スールシャール監督は、マティッチとブルーノ・フェルナンデスをハーフタイムで下げ、マクトミネイとフレッジを投入。差を詰めるよりも、これ以上やられないことを選んだ「止血処理」です。
51分、ホイビュルクのスルーパスでボックスに入ったのは、前半からノーマークでプレイするシーンが多かったセルジュ・オーリエ。クロスに打つ得意のシュートがサイドネットに突き刺さり、アウェイチームのリードは4点となりました。これ以上やられたくないチームと、勝利を確信したチームが申し合わせたかのように、ハーフライン付近での奪い合いが増えています。67分、グリーンウッドに代わってファン・デ・ベーク。ハーフタイムにラメラをルーカス・モウラ、69分にエンドンベレをデル・アリにスイッチしたモウリーニョ監督は、ソン・フンミンをベン・デイヴィスに代えて試合を畳もうとしています。
77分、左サイドからドリブルで上がったベン・デイヴィスがワン=ビサカをかわしてボックスに入ると、スライディングでコースを塞いだポグバが止まらず、SBの足を払ってしまいます。ハリー・ケインがPKを決めて1-6。85分にボールを見ずにルーカス・モウラを後ろから引っかけたルーク・ショーのプレイは、今日のこのチームを象徴しているかのようでした。オールド・トラフォードでトッテナムに6失点は初めて。3試合で失点11は、WBAに次ぐ今季プレミアリーグ19位です。
マグワイアとバイリーがミスを重ね、混乱とストレスが最終ラインと中盤に広がり、波状攻撃を受けて崩される最悪の展開。マティッチとブルーノ・フェルナンデスは無謀なドリブルが多く、ポグバも独善的なプレイに終始してしまいました。ハリー・ケインとソン・フンミンの抜け目なさ、ラインの裏を徹底的に突く速いアタック、フリーで待つシーンが多かったセルジュ・オーリエにボールを集める戦い方をリスペクトしつつも、自滅という言葉がぴったりの敗戦だったとも思います。スールシャール監督と選手たちは、ベストメンバーでの悪夢を忘れることができるでしょうか。次節のプレミアリーグの相手は、好調ニューカッスルです。
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リアルに今月は全敗があり得ますよね。まぁ、オーレ→ポチェになるなら早いに越したことはありませんが。
左サイドはラッシュ君の守備意識が低いと思いました