2021.02.01 プレミアリーグ観戦記プレミアリーグ観戦記2020-21
【Chelsea×Burnley】バーンリーに何もさせず…2人のSBが決めたトゥヘルチェルシーが初勝利!
プレミアリーグ21節、チェルシー2-0バーンリー。こう書くと、よくある順当勝ちですが、トーマス・トゥヘルという戦術家にこれだけ充実したスカッドを預けたらやばいということを証明した一戦でした。シュート数は19対1、オンターゲット8対0、ポゼッションは72%対28%、パス本数は713対287というワンサイドゲームです。先発メンバーを見ると、最終ラインはアスピリクエタ、チアゴ・シウヴァ、リュディガー、マルコス・アロンソと経験重視。中盤はジョルジーニョ、コヴァチッチ、メイソン・マウント、前線にハドソン=オドイ、タミー・アブラハム、ヴェルナーを並べた4-3-3です。
プレミアリーグデビューのウルヴス戦でベンチスタートとしたタミー・アブラハム、メイソン・マウント、ヴェルナー、マルコス・アロンソを使ったのは、「最終ラインとアンカーにベテランを揃えてリスクを最小限に抑えつつ、サイドと前線の選手たちの力を見極めている最中」という解釈が妥当でしょう。リアリティとチャレンジとの両立を目論んだ指揮官の期待に応え、青いシャツのチームはキックオフから主導権を握っています。
11分にウェストウッドのクロスがボックス右のジャック・コークに届き、ヴィドラの落としを受けたロートンがクリス・ウッドにラストパスを出しますが、ストライカーをケアしていたチアゴ・シウヴァが足を伸ばしてインターセプト。1分後、中央から上がったコヴァチッチが右のハドソン=オドイにラストパスを通すと、切り返しから放った左足シュートはタルコフスキーが足に当てました。15分にヴェルナーが左から打ったシュートは、GKポープが左に倒れてキャッチ。1分後、メイソン・マウントの落としを受けたコヴァチッチの左足ミドルは、ポープの正面です。
26分、ジョルジーニョがボックス左に浮かしたボールをマルコス・アロンソが頭で折り返すと、ファーに入ったタミー・アブラハムとメイソン・マウントがぶつかってしまいました。28分にハドソン=オドイのグラウンダーが中央のヴェルナーに入るも、ボレーはミスキック。その1分後にメイソン・マウントのパスを受けたヴェルナーがドリブルでボックス左にまわり込むと、折り返しに走り込んだ19番はボレーを打ち上げてしまいました。
37分にコヴァチッチのパスが左のヴェルナーに通ると、中に斬り込んで打ったミドルはポープがキャッチ。チェルシーの先制ゴールは40分でした。ジョルジーニョがメイソン・マウントにパスを入れ、カウンターがスタート。右でもらったハドソン=オドイが中に絞ると、その外からアスピリクエタがオーバーラップしてきました。コースを選ばず、思い切り叩いたダイレクトショットはゴールのど真ん中に飛びますが、ポープは触れず。1-0で折り返したトゥヘル監督は、タミー・アブラハムをプリシッチにスイッチしました。後半も引き続きチェルシーペース。前線からのプレスでバーンリーのパスコースを限定し、ハーフライン付近で奪って攻め続けています。
52分、ハドソン=オドイのクロスがヴェルナーに入るも、ヘディングシュートはポープがキャッチ。58分にコヴァチッチのサイドチェンジがハドソン=オドイに届き、カットインから右足で放った一撃は、ピーテルスに当たってニアポストを叩きました。ランパード時代は主力とはいえなかったハドソン=オドイは、攻撃のキーマンとなっています。69分にメイソン・マウントのスルーパスで右サイドを突破した20番が、高速グラウンダーをヴェルナーに合わせますが、ニアに入ったベン・ミーがスライディングでカット。ゴールに向かったボールはポープが外に弾き出し、バーンリーは決定的な2点めを回避しました。
71分に右サイドを突破したのもハドソン=オドイ。ニアに入ってきたプリシッチにグラウンダーが通りますが、右足のボレーはポストの手前で右に切れてしまいました。75分、ジョルジーニョのロングフィードをボックス右で受けたのは、2分前にハドソン=オドイと代わったばかりのリース・ジェームズ。右足で打った決定的な一撃は、ポープが足でクリアしました。勝負が決したのは84分。プリシッチに預けたマルコス・アロンソがニアに入り、クロスを胸でトラップして左足を振り抜くと、ポープの肩越しに打ったボレーがネットを揺らしました。
バーンリーを問題にしなかったチェルシーの次節は、ハリー・ケインを欠いてブライトンに敗れたトッテナムです。速いパスワークで制圧しようとするであろうトゥヘル監督のチームが崩し切るのか、ベタ引きでワンチャンスに賭けるはずのモウリーニョ監督が守り切るのか。注目の一戦は木曜日。今の両者を見ると、青に一票です。マンチェスター・ユナイテッド戦は2月末ですか。ヴェルナーとカイ・ハヴェルツが覚醒する前に当たりたいのですが…。
プレミアリーグデビューのウルヴス戦でベンチスタートとしたタミー・アブラハム、メイソン・マウント、ヴェルナー、マルコス・アロンソを使ったのは、「最終ラインとアンカーにベテランを揃えてリスクを最小限に抑えつつ、サイドと前線の選手たちの力を見極めている最中」という解釈が妥当でしょう。リアリティとチャレンジとの両立を目論んだ指揮官の期待に応え、青いシャツのチームはキックオフから主導権を握っています。
11分にウェストウッドのクロスがボックス右のジャック・コークに届き、ヴィドラの落としを受けたロートンがクリス・ウッドにラストパスを出しますが、ストライカーをケアしていたチアゴ・シウヴァが足を伸ばしてインターセプト。1分後、中央から上がったコヴァチッチが右のハドソン=オドイにラストパスを通すと、切り返しから放った左足シュートはタルコフスキーが足に当てました。15分にヴェルナーが左から打ったシュートは、GKポープが左に倒れてキャッチ。1分後、メイソン・マウントの落としを受けたコヴァチッチの左足ミドルは、ポープの正面です。
26分、ジョルジーニョがボックス左に浮かしたボールをマルコス・アロンソが頭で折り返すと、ファーに入ったタミー・アブラハムとメイソン・マウントがぶつかってしまいました。28分にハドソン=オドイのグラウンダーが中央のヴェルナーに入るも、ボレーはミスキック。その1分後にメイソン・マウントのパスを受けたヴェルナーがドリブルでボックス左にまわり込むと、折り返しに走り込んだ19番はボレーを打ち上げてしまいました。
37分にコヴァチッチのパスが左のヴェルナーに通ると、中に斬り込んで打ったミドルはポープがキャッチ。チェルシーの先制ゴールは40分でした。ジョルジーニョがメイソン・マウントにパスを入れ、カウンターがスタート。右でもらったハドソン=オドイが中に絞ると、その外からアスピリクエタがオーバーラップしてきました。コースを選ばず、思い切り叩いたダイレクトショットはゴールのど真ん中に飛びますが、ポープは触れず。1-0で折り返したトゥヘル監督は、タミー・アブラハムをプリシッチにスイッチしました。後半も引き続きチェルシーペース。前線からのプレスでバーンリーのパスコースを限定し、ハーフライン付近で奪って攻め続けています。
52分、ハドソン=オドイのクロスがヴェルナーに入るも、ヘディングシュートはポープがキャッチ。58分にコヴァチッチのサイドチェンジがハドソン=オドイに届き、カットインから右足で放った一撃は、ピーテルスに当たってニアポストを叩きました。ランパード時代は主力とはいえなかったハドソン=オドイは、攻撃のキーマンとなっています。69分にメイソン・マウントのスルーパスで右サイドを突破した20番が、高速グラウンダーをヴェルナーに合わせますが、ニアに入ったベン・ミーがスライディングでカット。ゴールに向かったボールはポープが外に弾き出し、バーンリーは決定的な2点めを回避しました。
71分に右サイドを突破したのもハドソン=オドイ。ニアに入ってきたプリシッチにグラウンダーが通りますが、右足のボレーはポストの手前で右に切れてしまいました。75分、ジョルジーニョのロングフィードをボックス右で受けたのは、2分前にハドソン=オドイと代わったばかりのリース・ジェームズ。右足で打った決定的な一撃は、ポープが足でクリアしました。勝負が決したのは84分。プリシッチに預けたマルコス・アロンソがニアに入り、クロスを胸でトラップして左足を振り抜くと、ポープの肩越しに打ったボレーがネットを揺らしました。
バーンリーを問題にしなかったチェルシーの次節は、ハリー・ケインを欠いてブライトンに敗れたトッテナムです。速いパスワークで制圧しようとするであろうトゥヘル監督のチームが崩し切るのか、ベタ引きでワンチャンスに賭けるはずのモウリーニョ監督が守り切るのか。注目の一戦は木曜日。今の両者を見ると、青に一票です。マンチェスター・ユナイテッド戦は2月末ですか。ヴェルナーとカイ・ハヴェルツが覚醒する前に当たりたいのですが…。
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