2021.03.04 プレミアリーグ観戦記2020-21プレミアリーグ観戦記
【Crystal Palace×MAN.UTD】低調ブルーノ…決定機を創れなかったマン・ユナイテッド、必然のドロー!

開始早々から、プレミアリーグ13位が積極的に速攻を仕掛けています。厳しいチェックを受け、ミスパスが目立つブルーノ・フェルナンデス。6分にFKを蹴ったのはタウンゼント。ゴールに向かうボールは、落下点を見極めたディーン・ヘンダーソンが冷静にキャッチしました。7分にタウンゼントのクロスが中央に入ると、ベンテケのボレーは大きく上にアウト。マンチェスター・ユナイテッドが守る時間が続いています。
13分、グリーンウッドの高速クロスを逆サイドのルーク・ショーが拾い、折り返しを受けたブルーノ・フェルナンデスがマティッチに落とすと、右隅を狙った強烈なダイレクトショットはグアイタがビッグセーブ。16分、ブルーノ・フェルナンデスがルーク・ショーに預け、SBは迷わずボックス左手前のラシュフォードにラストパス。右足の決定的な一撃は、左のポストすれすれを抜けていきました。19分にも、ルーク・ショーのグラウンダーが中央のブルーノに届きますが、左足のボレーは珍しくミスキックです。
プレミアリーグ2位のポゼッションは70%越え。速攻が得意な彼らにとっては、必ずしもいい数字ではありません。21分、縦パスがポストのカバーニに入り、後ろに落としたボールをグリーンウッドが左足で叩くと、クヤテがブロックしてCK。33分にビルドアップのボールをエゼにあっさりカットされたブルーノは、いつもの精度を取り戻せていません。

58分、ミリヴォイェヴィッチのFKは壁にヒット。クリアを叩いたタウンゼントのボレーは、惜しくも左ポストの脇を抜けていきます。攻めあぐむマンチェスター・ユナイテッド。60分を過ぎても、カバーニにシュートチャンスはありません。静かに戦況を見守るスールシャール監督。打開策を見出せないまま、残り時間は20分を切っています。74分、フレッジに代わってマクトミネイ。霧のセルハースト・パークは、先に決めたほうがポイントを得られる展開になりました。
77分、カバーニが下がり、ダニエル・ジェームズ。入ってすぐにルーク・ショーのクロスをヘッドで合わせた21番は、ファン・アーンホルトに当ててしまい、頭を抱えています。82分にファン・アーンホルトをかわして放ったグリーンウッドのシュートは、グアイタの頭上を越えていきました。88分、ワン=ビサカのクロスのクリアをラシュフォードがルーク・ショーに落とすと、右隅を狙ったシュートはファーポストの外に切れていきます。
2分しかなかった追加タイムは、何も起こらず。オンターゲット1本に終わったマンチェスター・ユナイテッドは、2試合連続のスコアレスドローです。ブルーノ・フェルナンデスの調子によって、アタックのクオリティが左右されるのが最大の課題。ベンチにいたアタッカーは、アマド・ディアロ・トラオレとショアタイアだけで、13人の奮闘に託すしかなかったというのが指揮官の本音でしょう。3位レスターもバーンリーに引き分け、TOP4争いがおもしろくなってしまいました。日曜日のマンチェスターダービーが不安です…。
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