2021.04.23 プレミアリーグ観戦記プレミアリーグ観戦記2020-21
【Leicester×WBA】サム・アラダイスも脱帽!快勝レスター、怒涛のゴールラッシュ!
「レスターがリーグのどこにいるのか、なぜカップ戦で決勝に進出しているのか、わかっただろう。われわれは、彼らに対応できなかった。ボールを持ったら前に出ようとしたけど、これまでのようにはいかなかった。レスターは、サウサンプトンよりもチェルシーよりもはるかに優れている。トップチームと肩を並べるぐらい。そのパフォーマンスは、唯一マン・シティに劣るだけだ」
発言の主は、WBAで苦しんでいるサム・アラダイス。66歳になった指揮官は、先ほど終わったプレミアリーグ32節のレスター戦の試合後会見で、3-0圧勝の勝者を手離しで称賛しました。2015-16シーズンにクラウディオ・ラニエリが率いたカウンター主体のチームを覚えているファンは、スタッツを見たら驚くのではないかと思われます。
シュート数17対4、オンターゲット7対1、ポゼッションは73%対27%!13分で3発を固め獲りした前半を「ハッピーではなかった。正確にパスをまわせなかった」と振り返ったブレンダン・ロジャースは、ゴールがなかった後半のゲームコントロールのほうが満足度が高かったようです。
指揮官は不満だったかもしれませんが、サポーターは怒涛のゴールラッシュにテンションが上がったはずです。この試合を見ていない方には、23分の超絶ロングスルーパスをチェックしておくことをお勧めします。後方のフォファナからティーレマンス、右サイドのカスターニュとボールがまわり、イヘアナチョに預けたSBがラインの裏にスプリントすると、落としを受けたティーレマンスが3人がいるスペースにパスを走らせました。
誰も触れないコースがあると気づいただけでも凄いのに、カスターニュが受けやすい柔らかいボールを蹴るとは…。抜け出した27番がダイレクトで左に送ると、フリーで走り込んだジェイミー・ヴァーディーが冷静にゴール左に決めました。
プレミアリーグ開幕からの13試合で11ゴールをゲットしていたエースは、鼠径部を痛めて3試合を欠場した後、9戦1ゴールと苦しい日々を過ごしていました。確変を発動させて連発するタイプだけに、次節以降のパフォーマンスが楽しみです。1-0とした3分後、追加点を決めたのは頼れるCBでした。
右からのCKをマット・フィリップスがクリアし切れず、ボールが中央に流れると、そこに出てくると信じてスプリントしたジョニー・エヴァンスが強烈なヘディングシュートをゴール左隅に押し込みました。CKを蹴ったティーレマンスには、先制点と同様にアシストという目に見える記録は残りませんが、サポーターの記憶には残るのではないでしょうか。
28分には、スローインからの速攻で前線に飛び出したカスターニュの一撃が、左のポストを叩きます。勝負を決する3点めは、36分。ソユンチュの楔のパスを左で受けたヴァーディーが、トーマスに預けて左サイドから上がると、SBはシンプルにエースに戻しました。
股抜きでオシェイをかわし、ゴール左に躍り出たストライカーは、脇で空いていたアタッカーにラストパス。得意の左足で冷静に押し込んだのは、絶好調のケレチ・イヘアナチョでした。直近のプレミアリーグ6試合で8ゴール。ブレンダン・ロジャース監督は、「彼はすべての試合で得点できるみたいだね」と、レフティの突然変異を称えています。
負傷者続出で厳しいやりくりが続き、ここまでの6試合を2勝1分3敗と苦しんでいたレスターは、昨夜の快勝で4位チェルシーに4ポイント差となりました。欠場していた主力が次々と復帰し、リストに残っているのはハーヴィー・バーンズとジェームズ・ジャスティンのみ。昨季は終盤までTOP4にながら、2勝1分4敗と崩れて5位に陥落してしまいましたが、2020-21シーズンはCL出場権に手が届くでしょうか。
ラスト3試合がマンチェスター・ユナイテッド、チェルシー、トッテナム。現在の貯金をキープし、ハーヴィー・バーンズを合流させて最後の激戦に臨めれば、今度こそいけるのではないかと思います。ビッグ6の半分を凌駕する力をつけたレスター。プレミアリーグの最終着地もFAカップファイナルも楽しみです。
発言の主は、WBAで苦しんでいるサム・アラダイス。66歳になった指揮官は、先ほど終わったプレミアリーグ32節のレスター戦の試合後会見で、3-0圧勝の勝者を手離しで称賛しました。2015-16シーズンにクラウディオ・ラニエリが率いたカウンター主体のチームを覚えているファンは、スタッツを見たら驚くのではないかと思われます。
シュート数17対4、オンターゲット7対1、ポゼッションは73%対27%!13分で3発を固め獲りした前半を「ハッピーではなかった。正確にパスをまわせなかった」と振り返ったブレンダン・ロジャースは、ゴールがなかった後半のゲームコントロールのほうが満足度が高かったようです。
指揮官は不満だったかもしれませんが、サポーターは怒涛のゴールラッシュにテンションが上がったはずです。この試合を見ていない方には、23分の超絶ロングスルーパスをチェックしておくことをお勧めします。後方のフォファナからティーレマンス、右サイドのカスターニュとボールがまわり、イヘアナチョに預けたSBがラインの裏にスプリントすると、落としを受けたティーレマンスが3人がいるスペースにパスを走らせました。
誰も触れないコースがあると気づいただけでも凄いのに、カスターニュが受けやすい柔らかいボールを蹴るとは…。抜け出した27番がダイレクトで左に送ると、フリーで走り込んだジェイミー・ヴァーディーが冷静にゴール左に決めました。
プレミアリーグ開幕からの13試合で11ゴールをゲットしていたエースは、鼠径部を痛めて3試合を欠場した後、9戦1ゴールと苦しい日々を過ごしていました。確変を発動させて連発するタイプだけに、次節以降のパフォーマンスが楽しみです。1-0とした3分後、追加点を決めたのは頼れるCBでした。
右からのCKをマット・フィリップスがクリアし切れず、ボールが中央に流れると、そこに出てくると信じてスプリントしたジョニー・エヴァンスが強烈なヘディングシュートをゴール左隅に押し込みました。CKを蹴ったティーレマンスには、先制点と同様にアシストという目に見える記録は残りませんが、サポーターの記憶には残るのではないでしょうか。
28分には、スローインからの速攻で前線に飛び出したカスターニュの一撃が、左のポストを叩きます。勝負を決する3点めは、36分。ソユンチュの楔のパスを左で受けたヴァーディーが、トーマスに預けて左サイドから上がると、SBはシンプルにエースに戻しました。
股抜きでオシェイをかわし、ゴール左に躍り出たストライカーは、脇で空いていたアタッカーにラストパス。得意の左足で冷静に押し込んだのは、絶好調のケレチ・イヘアナチョでした。直近のプレミアリーグ6試合で8ゴール。ブレンダン・ロジャース監督は、「彼はすべての試合で得点できるみたいだね」と、レフティの突然変異を称えています。
負傷者続出で厳しいやりくりが続き、ここまでの6試合を2勝1分3敗と苦しんでいたレスターは、昨夜の快勝で4位チェルシーに4ポイント差となりました。欠場していた主力が次々と復帰し、リストに残っているのはハーヴィー・バーンズとジェームズ・ジャスティンのみ。昨季は終盤までTOP4にながら、2勝1分4敗と崩れて5位に陥落してしまいましたが、2020-21シーズンはCL出場権に手が届くでしょうか。
ラスト3試合がマンチェスター・ユナイテッド、チェルシー、トッテナム。現在の貯金をキープし、ハーヴィー・バーンズを合流させて最後の激戦に臨めれば、今度こそいけるのではないかと思います。ビッグ6の半分を凌駕する力をつけたレスター。プレミアリーグの最終着地もFAカップファイナルも楽しみです。
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確かに強かったですね、主力を欠いてるにも関わらず。
そういえばこちらのサイトではあまりスパーズの記事を見ませんが、なぜでしょうか?私はユナイテッドファンですが、今のスパーズはメイソンが監督として来て、とても感動している所です(しかも逆転負けばかりのスパーズが逆転勝利)。
お忙しいとは思いますが、管理人様のエッジの効いたスパーズの記事を読んでみたい所です