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ハリー・ケインとグリーリッシュの両取りはないですよね!? ペップの優先順位が高いのは…?

セルヒオ・アグエロとエリック・ガルシアはバルセロナに移籍決定。スペインの名門は、ジョン・ストーンズ&ルベン・ディアスとのポジション争いに敗れたアイメリク・ラポルテも獲ろうとしているようです。エースが不振のシーズンに、プレミアリーグ29試合9ゴールという数字しか残せなかったガブリエウ・ジェズスは、ユヴェントスがクリスティアーノ・ロナウドを失った際のターゲットになるといわれています。

6月末で契約満了となるフェルナンジーニョは、プレミアリーグのリリースリストに加えられており、静かにクラブを去る可能性があります。「フランス・フットボール」が、アトレティコ・マドリードのシメオネ監督がベルナルド・シルヴァ獲得を熱望していると主張していますが、プレミアリーグで4シーズンを過ごしたプレーメイカーもついにクラブを離れるのでしょうか。チャンピオンズリーグのファイナリストにとって、この夏は大改革のスタートとなるかもしれません。「ESPN」は、ペップ・グアルディオラが2人のワールドクラスの両取りを狙っていると報じています。

プレミアリーグ35試合23ゴール14アシストで得点王とアシスト王のダブルを達成したハリー・ケインと、26試合6ゴール10アシストという数字を残したジャック・グリーリッシュ。前者はアグエロの穴を埋め、後者は左サイドのフィル・フォーデンとのコンビネーションを期待されています。「スカイスポーツ」によると、トッテナムのダニエル・レヴィ会長は「ハリー・ケインの獲得条件は1億5000万ポンドのキャッシュのみ」としており、ジャック・グリーリッシュ獲得にも1億ポンドが必要です。

ベルナルド・シウヴァ、ガブリエウ・ジェズス、ラポルテを全員放出しても、グリーリッシュの移籍金には届かないかもしれません。ビッグネームを2人引き入れるために、チームにフィットしている選手を3人も手離すのはギャンブルでしょう。優先順位が高いのは、スパーズのエースかヴィラの司令塔か。より現実的なのは、グリーリッシュではないでしょうか。

ドゥグラス・ルイスの売却以降、マン・シティとヴィラの関係は良好です。エミリアーノ・ブエンディアを獲得したクラブがウォード=プラウズを押さえようとしているのは、キャプテンの離脱を見越しているからかもしれません。昨夏に移籍を志願したといわれるベルナルド・シウヴァの意向を汲み、後釜にグリーリッシュは明確な強化となる可能性が高いプランです。

いずれにしても、イングランド代表の選手の移籍話がヒートアップするのは、ユーロを終えてからでしょう。ライバルクラブのサポーターとしては、ベルナルド・シウヴァをグリーリッシュにスイッチされるほうが、穏やかな気持ちで受け入れられそうです。ハリー・ケイン、デブライネ、フォーデン、マフレズが前線に揃っているのを見た瞬間の絶望感はハンパないですよね…。


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“ハリー・ケインとグリーリッシュの両取りはないですよね!? ペップの優先順位が高いのは…?” への1件のコメント

  1. アイク より:

    最新情報ありがとうございます。
    ユナイテッドには是非、カバーニ、ブルーノ
    にCロナウドとゴッドを加えて対抗していただきたいと思います笑

    フェルナンジーニョも抜けるんですか…!?
    昨季序盤、チームがどん底の時には彼を中心に団結し、ペップも頼りにしていたと読みました。精神的支柱が立て続けに抜けて心配になりますが…。
    CL決勝でアスピリクエタとチアゴシウバが最後尾に構えるチェルシーは怖かったです。CLで勝ち切るためには、味方からも恐れられるようなリーダーが要るのではと思いますが、
    まぁ勝ちまくってきたペップが大丈夫と考えるなら、きっと大丈夫なんでしょうね。監督が鬼なら関係ないということかもしれません。

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