2021.09.19 プレミアリーグ観戦記2021-22プレミアリーグ観戦記
【Liverpool×Crystal Palace】CKから3発!サブの選手が奮闘したレッズが快勝で暫定首位!
トレント・アレクサンダー=アーノルドは体調不良、アンディ・ロバートソンはベンチ。ユルゲン・クロップ監督は、プレミアリーグNo.1の両サイドを使わない布陣で、調子を上げてきたクリスタル・パレスに勝てるでしょうか。
GKアリソン、DFミルナー、コナテ、ファン・ダイク、ツィミカス、MFヘンダーソン、ファビーニョ、チアゴ・アルカンタラ、FWサラー、ジョッタ、マネ。開始2分のFKをクリアした後、ギャラガーがゴール前に浮かしたボールでザハが抜けた決定機は、ループシュートに必死に戻ったアリソンが左手で掻き出しました。
直後のベンテケのヘッドは、ポストを直撃。オフサイドを示す旗が上がっていたようですが、ストロングヘッダーをゴール前でフリーにしてはいけません。マイボールを大事にして、スローに落としたリヴァプールは、5分過ぎから自分たちのペースをつかみ始めました。9分に左サイドで囲まれたマネが粘り、ツィミカスのクロスをニアで受けたジョッタが左足を振り抜くと、ボールは右サイドに流れていきました。
16分、ツィミカスが縦に転がしたボールをマネがファーに上げると、走り込んだヘンダーソンのボレーはGKグアイタがニアを締めるビッグセーブ。ロングフィードで前線を走らせるクリスタル・パレスのアタックは、ボールの出どころを的確に読むファン・ダイクが止めています。26分にアイェウの縦パスで右から飛び出したベンテケには、コナテが密着してシュートをブロックしました。
サラーのグラウンダーをヘンダーソンがスルーした30分のチャンスは、チアゴとツィミカスの連打がゴール前の黄色い城壁にヒット。直後のツィミカスのクロスでフリーだったサラーは、左足のボレーがミスキックです。38分、右にまわったマネがサラーに落とし、右からオーバーラップしたヘンダーソンがゴール前に浮かすと、チアゴのヘッドはグアイタがセーブ。こぼれ球に反応したジョッタは、至近距離からのボレーを打ち上げてしまいます。
43分、CKを蹴ったのはツィミカス。サラーの強烈なヘッドはグアイタがよく弾きましたが、ゴール前に転がったボールに詰めたマネが右足で押し込みました。クリスタル・パレスに滅法強いマネは、9試合連続ゴールです。1-0で折り返したレッズは、後半もポゼッションを取って攻めています。47分にクロスをクリアされたヘンダーソンは、こぼれ球に先着して左足を振り抜きますが、ボールはニアポストの外を抜けていきました。
51分、左サイドを突破したザハがグラウンダーをギャラガーに通すも、トラップが大きくアリソンがキャッチ。レッズが中盤を支配し、クリスタル・パレスはワンチャンス狙いの展開が続いています。マネとジョッタは頻繁にポジションを変えており、精度の高いクロスを上げ続けるツィミカスはロバートソンの不在を感じさせません。
左足を痛めたチアゴが62分にリタイアし、ナビ・ケイタがピッチへ。直後のアイェウのFKは、壁を越えません。64分にツィミカスのFKを頭で合わせたファン・ダイクは、枠に収められず。68分、ヘンダーソンのパスを中央で受けたマネが強烈なミドルをグアイタに弾かれると、リバウンドを右で拾ったサラーも冷静なGKに胸でセーブされました。
プレミアリーグデビュー戦2ゴールのオドソンヌ・エドゥワールは、ベンテケと代わった7分後の72分にウォードのクロスでアリソンと1対1になりますが、トラップをミスしてGKに手で弾き出されてしまいます。76分、ジョッタが下がってカーティス・ジョーンズ。その2分後、レッズがようやく追加点をゲットしました。
ツィミカスのキックをファン・ダイクが肩に当てて右に流すと、待ち構えていたサラーが完璧なボレー。今季プレミアリーグ4発めを決めた11番は、喜びのあまりシャツを脱いだためにカードをもらっています。80分に縦パスで抜けたオドソンヌ・エドゥワールとコナテの勝負は、シュートの直前に触ってアリソンにクリアさせたCBの勝ち。89分の3点めも、CKの流れからの1発でした。
右からのボールをグアイタがパンチすると、ナビ・ケイタが美しい左足ボレーを右隅にズドン。決まった瞬間、何事もなかったように無表情で立っていたMFは、味方の祝福を受けて笑顔を見せています。3-0、レッズ快勝!左サイドでオーバーラップを繰り返したツィミカス、ハードマークでピンチをしのいだコナテ、積極的な上がりが目立ったチアゴ、最後に決めたナビ・ケイタと、今後の希望となるパフォーマンスが目立ったナイスゲームでした。
ナビ・ケイタ、チェンバレン、チアゴがシーズンを通じて本来のクオリティを発揮できれば、レッズはプレミアリーグを制したあの強さを再現できるのではないでしょうか。次節はやっかいなブレントフォードですが、きっちり勝ち切り、満を持してマンチェスター・シティとの決戦に臨んでいただければと思います。(サディオ・マネ/写真著作者/Werner100359 ナビ・ケイタ/写真著作者/Werner100359)
GKアリソン、DFミルナー、コナテ、ファン・ダイク、ツィミカス、MFヘンダーソン、ファビーニョ、チアゴ・アルカンタラ、FWサラー、ジョッタ、マネ。開始2分のFKをクリアした後、ギャラガーがゴール前に浮かしたボールでザハが抜けた決定機は、ループシュートに必死に戻ったアリソンが左手で掻き出しました。
直後のベンテケのヘッドは、ポストを直撃。オフサイドを示す旗が上がっていたようですが、ストロングヘッダーをゴール前でフリーにしてはいけません。マイボールを大事にして、スローに落としたリヴァプールは、5分過ぎから自分たちのペースをつかみ始めました。9分に左サイドで囲まれたマネが粘り、ツィミカスのクロスをニアで受けたジョッタが左足を振り抜くと、ボールは右サイドに流れていきました。
16分、ツィミカスが縦に転がしたボールをマネがファーに上げると、走り込んだヘンダーソンのボレーはGKグアイタがニアを締めるビッグセーブ。ロングフィードで前線を走らせるクリスタル・パレスのアタックは、ボールの出どころを的確に読むファン・ダイクが止めています。26分にアイェウの縦パスで右から飛び出したベンテケには、コナテが密着してシュートをブロックしました。
サラーのグラウンダーをヘンダーソンがスルーした30分のチャンスは、チアゴとツィミカスの連打がゴール前の黄色い城壁にヒット。直後のツィミカスのクロスでフリーだったサラーは、左足のボレーがミスキックです。38分、右にまわったマネがサラーに落とし、右からオーバーラップしたヘンダーソンがゴール前に浮かすと、チアゴのヘッドはグアイタがセーブ。こぼれ球に反応したジョッタは、至近距離からのボレーを打ち上げてしまいます。
43分、CKを蹴ったのはツィミカス。サラーの強烈なヘッドはグアイタがよく弾きましたが、ゴール前に転がったボールに詰めたマネが右足で押し込みました。クリスタル・パレスに滅法強いマネは、9試合連続ゴールです。1-0で折り返したレッズは、後半もポゼッションを取って攻めています。47分にクロスをクリアされたヘンダーソンは、こぼれ球に先着して左足を振り抜きますが、ボールはニアポストの外を抜けていきました。
51分、左サイドを突破したザハがグラウンダーをギャラガーに通すも、トラップが大きくアリソンがキャッチ。レッズが中盤を支配し、クリスタル・パレスはワンチャンス狙いの展開が続いています。マネとジョッタは頻繁にポジションを変えており、精度の高いクロスを上げ続けるツィミカスはロバートソンの不在を感じさせません。
左足を痛めたチアゴが62分にリタイアし、ナビ・ケイタがピッチへ。直後のアイェウのFKは、壁を越えません。64分にツィミカスのFKを頭で合わせたファン・ダイクは、枠に収められず。68分、ヘンダーソンのパスを中央で受けたマネが強烈なミドルをグアイタに弾かれると、リバウンドを右で拾ったサラーも冷静なGKに胸でセーブされました。
プレミアリーグデビュー戦2ゴールのオドソンヌ・エドゥワールは、ベンテケと代わった7分後の72分にウォードのクロスでアリソンと1対1になりますが、トラップをミスしてGKに手で弾き出されてしまいます。76分、ジョッタが下がってカーティス・ジョーンズ。その2分後、レッズがようやく追加点をゲットしました。
ツィミカスのキックをファン・ダイクが肩に当てて右に流すと、待ち構えていたサラーが完璧なボレー。今季プレミアリーグ4発めを決めた11番は、喜びのあまりシャツを脱いだためにカードをもらっています。80分に縦パスで抜けたオドソンヌ・エドゥワールとコナテの勝負は、シュートの直前に触ってアリソンにクリアさせたCBの勝ち。89分の3点めも、CKの流れからの1発でした。
右からのボールをグアイタがパンチすると、ナビ・ケイタが美しい左足ボレーを右隅にズドン。決まった瞬間、何事もなかったように無表情で立っていたMFは、味方の祝福を受けて笑顔を見せています。3-0、レッズ快勝!左サイドでオーバーラップを繰り返したツィミカス、ハードマークでピンチをしのいだコナテ、積極的な上がりが目立ったチアゴ、最後に決めたナビ・ケイタと、今後の希望となるパフォーマンスが目立ったナイスゲームでした。
ナビ・ケイタ、チェンバレン、チアゴがシーズンを通じて本来のクオリティを発揮できれば、レッズはプレミアリーグを制したあの強さを再現できるのではないでしょうか。次節はやっかいなブレントフォードですが、きっちり勝ち切り、満を持してマンチェスター・シティとの決戦に臨んでいただければと思います。(サディオ・マネ/写真著作者/Werner100359 ナビ・ケイタ/写真著作者/Werner100359)
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ツィミカスはロバートソンのバッグアッパーとして全く問題なく計算できるとこの試合で思いました
また、今年はヘンド等中盤の選手の攻めの意識が高いように見え、引いてくるチーム相手でも複数人の!連携で良い形でシュートチャンスを作れているので勝ち点ロスが少なくなりそうなチームに仕上がってますね