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偏愛的プレミアリーグ見聞録

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【MAN.CITY×Leeds】ストライカー不在の怒涛のゴールショー!マン・シティ、7発圧勝!

先制は、キックオフからわずか7分。中盤でキープしたフォーデンが縦に通したスルーパスが決め手でした。左から上がったロドリがアイリングを強引に抜き去ると、飛び出したGKメリエにフィニッシュは阻まれましたが、こぼれ球に反応したフォーデンが左足でシュート。ゴール前をカバーしたダラスはクリアできず、ボールは左のサイドネットに届きました。

指導者になる前のペップ・グアルディオラに、戦術のベースを叩き込んだ奇才ビエルサは、ベンチでうつむいています。プレミアリーグの首位という定位置をキープするマンチェスター・シティのゴールショーが開幕しました。

エデルソン、ジョン・ストーンズ、ルベン・ディアス、ラポルテ、ジンチェンコ、ロドリ、ベルナルド・シウヴァ、デブライネ、マフレズ、フォーデン、グリーリッシュ。ストライカー不在の布陣に、誰も驚かなくなっています。2点めは13分。右からのCKがクリアされた後、マフレズのクロスを押し込んだのはジャック・グリーリッシュです。珍しいヘディングシュートは、今季プレミアリーグ2発め。11月のリーグ戦をすべて欠場したプレーメイカーは、再び調子を上げてきています。

2-0となり、サスペンデッドのジョアン・カンセロとコンディション不良のカイル・ウォーカーの不在は懸念材料ではなくなりました。30分過ぎには、勝負を決める3点めが決まります。ルベン・ディアスの楔のパスをフォーデンがロドリに落とすと、縦に入った素晴らしいスルーパスでデブライネがボックス左から抜け出しました。ニアを射抜いた左足の一撃に、メリエはノーチャンスでした。ビエルサはピッチの脇にしゃがみ、下を向いて何かをつぶやいています。

ハーフタイムでベルナルド・シウヴァがアウト。中盤に入ったギュンドアンは、たった4分で最初のアシストを記録しました。左サイドのグリーリッシュのパスをニアで受けたギュンドアンが逆サイドに展開すると、右隅を狙ったマフレズのシュートがフィルポの足に当たり、逆サイドのネットに転がっていきました。56分には最初の2ゴールの立役者、ロドリがお役御免。センターに入ったのは、もちろんフェルナンジーニョです。

5点めは62分、左のギュンドアンが中央に流したパスを受けたデブライネが強烈なミドル。プレミアリーグ11試合4ゴールでアシストゼロというスタッツは、彼のものとは思えません。65分にルベン・ディアスが下がり、ナタン・アケが最終ラインへ。74分のゴールは、セットピースからの流れです。

フェルナンジーニョのクロスをラポルテがヘディング。メリエが弾いたところに詰めたジョン・ストーンズのシュートもGKが弾きますが、左足で思い切り叩いた3発めには触れませんでした。最後のゴールは、78分。フォーデンの美しいCKを高い打点で捉えたナタン・アケのヘッドは、メリエのグローブを弾いてゴール左に吸い込まれました。

シュート30本、オンターゲット15本。スルーパスから2ゴール、ミドルが2発、セットピースから3ゴール。ボックス脇からの高速グラウンダーに3~4人が殺到する得意の形がなくても、ラストパスとクロスが的確なら決められると自慢するような7発圧勝でした。得失点差を31として、リヴァプールと2差まで詰めたマンチェスター・シティは、プレミアリーグ7連勝。主力が軒並み好調で、年末年始のタイトなスケジュールも難なくクリアしそうです。


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“【MAN.CITY×Leeds】ストライカー不在の怒涛のゴールショー!マン・シティ、7発圧勝!” への1件のコメント

  1. ペップの街 より:

    リーズは故障者とか多かったんでしょうか、昨年の素晴らしい攻撃は見られなかったですね。

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