2021.12.16 プレミアリーグ観戦記2021-22プレミアリーグ観戦記
【Arsenal×West Ham】先制はマルティネッリ!前線を動かせたアーセナルが快勝でTOP4浮上!
勝てば暫定ながらTOP4に浮上。ミッドウィーク開催のプレミアリーグ17節、ウェストハムとのロンドンダービーは、アーセナルにとって大事な一戦です。オーバメヤンをベンチからも外したアルテタ監督は、前節のサウサンプトン戦と同じメンバーをチョイスしています。
GKラムズデール、DF冨安健洋、ベン・ホワイト、ガブリエウ、ティアニー、中盤センターにトーマス・パーティーとジャカ。2列めにマルティネッリ、ウーデゴーア、サカ、ワントップは今季プレミアリーグ2ゴールのラカゼットです。キックオフからポゼッションをキープしているのはアーセナル。5分を過ぎても、両者ともにシュートチャンスはありません。
左からのクロスのクリアをランシーニが後ろに落としたのは8分。ドーソンのミドルは、明らかにミスキックです。10分のジャカのFKは壁にヒット。ガナーズのプレスを受け続けるハマーズは、サイドでいい形を創れません。20分を過ぎてもシュート数は1対1で、オンターゲットはゼロ。24分に冨安とのワンツーでボックスに入ったサカは、シュートを打つ瞬間にマスアクに足を出されました。
28分、左にいたラカゼットが中に入れたボールを、ウーデゴーアがダイレクトでタッチ。左からスプリントしたマルティネッリは打てず、フォローしたラカゼットもドーソンに止められます。34分、ハマーズの右サイドで得たFK。ボックス左手前でクリアを拾ったフォルナルスのコントロールショットは、惜しくもファーポストの外を抜けていきました。
40分、ウーデゴーアとのワンツーでサカがボックス右を突破。グラウンダーを左足で合わせたジャカのフィニッシュがドーソンにブロックされると、リバウンドをダイレクトで叩いたティアニーの決定的な一撃は、ファビアンスキのビッグセーブに阻まれました。
43分、ランシーニをかわした冨安が速いクロスをフィード。マルティネッリのボレーは、ドーソンにブロックされました。1分後、サカのクロスを受けたラカゼットの振りの速いシュートをファビアンスキが弾くと、詰めたマルティネッリの前でクリアしたのは、またもドーソンです。前半は0-0、シュート数は9対3。ハマーズのオンターゲットはゼロのままです。
後半開始2分、ラカゼットのパスをボックス右手前で受けたサカのミドルは、クロスバーの上にアウト。ガナーズの先制は、この直後でした。ガブリエウの楔のパスがラカゼットに入り、振り向いたストライカーがラインの裏を狙ったマルティネッリに縦のスルーパス。ツォウファルを置き去りにしたアタッカーは、ファビアンスキの動きをよく見て右のポスト際に流し込みました。
1-0となった53分、ウーデゴーアのミスパスをボックス手前で奪ったボーウェンが左足でシュート。左隅に飛んだボールは、ラムズデールが冷静にセーブしました。58分のウーデゴーアのFKは、左と読んだファビアンスキがキャッチ。61分のカウンターからの二次攻撃で、トーマスのミドルをブロックしたドーソンは、ジャカの縦パスで抜け出しそうになったラカゼットもつぶしました。
65分にジャカが自陣で奪われ、右サイドに出たマイケル・アントニオのクロスがニアのボーウェンに入りますが、右足のボレーはポストの外。アルテタ監督は66分にウーデゴーアを下げ、スミス・ロウを投入しました。その直後、マルティネッリのラストパスを受けたラカゼットがツォウファルに倒され、PK。先にボールに触っていたスライディングが2枚めのイエローとは、厳しいジャッジです。
勝利を決めるかと思われたラカゼットのキックは、左に来ると読み切っていたファビアンスキがセーブ!76分にCKのクリアを叩いたガブリエウのバイシクルは、右に外れました。79分、ティアニーがボックス左にパスを通し、マルティネッリが速いグラウンダーを入れると、サカのワンタッチはディオプがブロック。足を痛めたマルティネッリは82分にリタイアとなり、エンケティアが左に入っています。
87分、冨安のインターセプトから始まったカウンター。サカのパスを右で受けたスミス・ロウがカットインし、左足の鋭いシュートを右隅に突き刺しました。22歳のプレーメイカーは、今季プレミアリーグ6ゴール。ラカゼットに代わってヌーノ・タヴァレスは、このまま畳もうというメッセージです。互角に戦っていた10人のチームは諦めず、必死にサイドを攻めますが、2本めのオンターゲットを打てずに終わりました。
グーナーのみなさんは、マルティネッリが決めてからは安心して観ていられたのではないでしょうか。ハマーズのオンターゲットは、ウーデゴーアのミスが招いたボーウェンのシュートのみ。ラムズデールと4バックは、余裕をもって対応できていました。攻撃においても、ラカゼット、サカ、マルティネッリが前を向ける縦パスが入っており、シュート数21対7は納得のスタッツです。
敗れたハマーズは、ベン・ジョンソン、クレスウェル、ズマ、オグボンナとレギュラーのDFを全員欠く苦しい布陣。ファビアンスキとドーソンの活躍で接戦には持ち込めたものの、プレミアリーグで7試合連続ノーゴールだったマイケル・アントニオの不振は激痛でした。デュエルは4勝18敗、通したパスはわずか6本。楔のパスを受けるストライカーのパフォーマンスが、結果を左右した一戦だったともいえそうです。
3連敗スタートの後、9勝2分3敗。マンチェスター・ユナイテッドとトッテナムの試合数が少ないながらも、TOP4に食い込んだガナーズは、絶不調リーズと最下位ノリッジに勝ち切り、いい雰囲気で2021年を締めくくりたいところです。4試合連続のクリーンシートで今年のラストゴールがオーバメヤンとなれば、最高ですが…。とはいえ週末のリーズ戦は、PKを外してしまったラカゼットのリベンジに期待ですね。
GKラムズデール、DF冨安健洋、ベン・ホワイト、ガブリエウ、ティアニー、中盤センターにトーマス・パーティーとジャカ。2列めにマルティネッリ、ウーデゴーア、サカ、ワントップは今季プレミアリーグ2ゴールのラカゼットです。キックオフからポゼッションをキープしているのはアーセナル。5分を過ぎても、両者ともにシュートチャンスはありません。
左からのクロスのクリアをランシーニが後ろに落としたのは8分。ドーソンのミドルは、明らかにミスキックです。10分のジャカのFKは壁にヒット。ガナーズのプレスを受け続けるハマーズは、サイドでいい形を創れません。20分を過ぎてもシュート数は1対1で、オンターゲットはゼロ。24分に冨安とのワンツーでボックスに入ったサカは、シュートを打つ瞬間にマスアクに足を出されました。
28分、左にいたラカゼットが中に入れたボールを、ウーデゴーアがダイレクトでタッチ。左からスプリントしたマルティネッリは打てず、フォローしたラカゼットもドーソンに止められます。34分、ハマーズの右サイドで得たFK。ボックス左手前でクリアを拾ったフォルナルスのコントロールショットは、惜しくもファーポストの外を抜けていきました。
40分、ウーデゴーアとのワンツーでサカがボックス右を突破。グラウンダーを左足で合わせたジャカのフィニッシュがドーソンにブロックされると、リバウンドをダイレクトで叩いたティアニーの決定的な一撃は、ファビアンスキのビッグセーブに阻まれました。
43分、ランシーニをかわした冨安が速いクロスをフィード。マルティネッリのボレーは、ドーソンにブロックされました。1分後、サカのクロスを受けたラカゼットの振りの速いシュートをファビアンスキが弾くと、詰めたマルティネッリの前でクリアしたのは、またもドーソンです。前半は0-0、シュート数は9対3。ハマーズのオンターゲットはゼロのままです。
後半開始2分、ラカゼットのパスをボックス右手前で受けたサカのミドルは、クロスバーの上にアウト。ガナーズの先制は、この直後でした。ガブリエウの楔のパスがラカゼットに入り、振り向いたストライカーがラインの裏を狙ったマルティネッリに縦のスルーパス。ツォウファルを置き去りにしたアタッカーは、ファビアンスキの動きをよく見て右のポスト際に流し込みました。
1-0となった53分、ウーデゴーアのミスパスをボックス手前で奪ったボーウェンが左足でシュート。左隅に飛んだボールは、ラムズデールが冷静にセーブしました。58分のウーデゴーアのFKは、左と読んだファビアンスキがキャッチ。61分のカウンターからの二次攻撃で、トーマスのミドルをブロックしたドーソンは、ジャカの縦パスで抜け出しそうになったラカゼットもつぶしました。
65分にジャカが自陣で奪われ、右サイドに出たマイケル・アントニオのクロスがニアのボーウェンに入りますが、右足のボレーはポストの外。アルテタ監督は66分にウーデゴーアを下げ、スミス・ロウを投入しました。その直後、マルティネッリのラストパスを受けたラカゼットがツォウファルに倒され、PK。先にボールに触っていたスライディングが2枚めのイエローとは、厳しいジャッジです。
勝利を決めるかと思われたラカゼットのキックは、左に来ると読み切っていたファビアンスキがセーブ!76分にCKのクリアを叩いたガブリエウのバイシクルは、右に外れました。79分、ティアニーがボックス左にパスを通し、マルティネッリが速いグラウンダーを入れると、サカのワンタッチはディオプがブロック。足を痛めたマルティネッリは82分にリタイアとなり、エンケティアが左に入っています。
87分、冨安のインターセプトから始まったカウンター。サカのパスを右で受けたスミス・ロウがカットインし、左足の鋭いシュートを右隅に突き刺しました。22歳のプレーメイカーは、今季プレミアリーグ6ゴール。ラカゼットに代わってヌーノ・タヴァレスは、このまま畳もうというメッセージです。互角に戦っていた10人のチームは諦めず、必死にサイドを攻めますが、2本めのオンターゲットを打てずに終わりました。
グーナーのみなさんは、マルティネッリが決めてからは安心して観ていられたのではないでしょうか。ハマーズのオンターゲットは、ウーデゴーアのミスが招いたボーウェンのシュートのみ。ラムズデールと4バックは、余裕をもって対応できていました。攻撃においても、ラカゼット、サカ、マルティネッリが前を向ける縦パスが入っており、シュート数21対7は納得のスタッツです。
敗れたハマーズは、ベン・ジョンソン、クレスウェル、ズマ、オグボンナとレギュラーのDFを全員欠く苦しい布陣。ファビアンスキとドーソンの活躍で接戦には持ち込めたものの、プレミアリーグで7試合連続ノーゴールだったマイケル・アントニオの不振は激痛でした。デュエルは4勝18敗、通したパスはわずか6本。楔のパスを受けるストライカーのパフォーマンスが、結果を左右した一戦だったともいえそうです。
3連敗スタートの後、9勝2分3敗。マンチェスター・ユナイテッドとトッテナムの試合数が少ないながらも、TOP4に食い込んだガナーズは、絶不調リーズと最下位ノリッジに勝ち切り、いい雰囲気で2021年を締めくくりたいところです。4試合連続のクリーンシートで今年のラストゴールがオーバメヤンとなれば、最高ですが…。とはいえ週末のリーズ戦は、PKを外してしまったラカゼットのリベンジに期待ですね。
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