2021.12.30 プレミアリーグ観戦記2021-22プレミアリーグ観戦記
【Chelsea×Brighton】猛攻ブライトン!負傷者続出のチェルシーは必然のドロー!?
直近のプレミアリーグ5試合を2勝2分1敗。ウェストハム戦とゼニト戦で3失点を喫してから、チェルシーは苦しい戦いが続いています。エヴァートン、ウルヴスに連続ドロー。先制されたアストン・ヴィラ戦は、後半の猛攻で逆転したものの、エンジンのかかりが遅いのが気になりました。20節の相手は、ブライトン。この試合で勝ち点を落とすと、アーセナル、トッテナム、マンチェスター・ユナイテッドらが足元に忍び寄ってきます。
トゥヘル監督は、ヴィラ戦から4人を入れ替えています。GKメンディ、3バックはアスピリクエタ、クリステンセン、リュディガー。アウトサイドはリース・ジェームズとプリシッチ、2センターはジョルジーニョとコヴァチッチ。前線はメイソン・マウント、ハドソン=オドイ、ロメウ・ルカクという顔ぶれです。
開始2分、3分と続いたチェルシーの速攻は、イヴ・ビスマとククレジャの必死の戻りでフィニッシュに至らず。両者ともに前線からの厳しいプレスで、ビルドアップからの縦パスのコースを切ろうとしています。11分にフェルトマンの縦へのフィードで、攻め上がったのはランプティ。カットインから左足で放ったシュートは、抑えが利かずファーに逸れてしまいました。
17分、CKに飛び出したロベルト・サンチェスのフィスティングが中途半端になり、メイソン・マウントが中央に送ったボールをアスピリクエタがプッシュ。ボールはポストに当たり、クリアを拾ったリース・ジェームズのクロスがニアのリュディガーに届くも、ヘディングはGKの正面です。23分にイヴ・ビスマがコヴァチッチから奪ってカウンターを仕掛けますが、ランプティへのスルーパスは通りませんでした。
24分、コヴァチッチが右にまわったルカクに長いボールを入れると、ストライカーはカットインを諦め、外からスプリントしたメイソン・マウントにラストパス。ニアに打った右足のシュートは、ロベルト・サンチェスが足でセーブします。この直後、トゥヘル監督にとって激痛のアクシデント。リース・ジェームズが負傷リタイアとなり、マルコス・アロンソという予定外のカードを切らされました。
左のWBが入った直後のCKで、ニアに走り込んだルカクが完璧なヘッドをロベルト・サンチェスの足元に叩きつけました。復調気配のエースは2試合連続ゴールで、今季プレミアリーグ5発めです。1-0とされたブライトンは、カウンター狙いをやめて前に出るようになっています。37分のイヴ・ビスマのミドルは、メンディがキャッチ。直後、ボックスの入り口でカットされたボールを奪い返したチャンスは、ララナの左足シュートを守護神が右に弾き出しました。
前半終了間際にも、ブライトンのパスまわしでブルーズ守備陣がゴール前に押し込まれ、マカリスターの強烈なミドルがメンディを襲います。今季プレミアリーグでセーブ率No.2のGKは、落ち着いてキャッチ。序盤に足の治療を受けていたクリステンセンは、やはり厳しいようで、後半のピッチにはチャロバーの姿があります。
キックオフ直後から、ブライトンがラッシュ。チェルシーの守備陣はパスミスが多く、自陣で奪われ続けています。47分、ララナがゴール前に上げた短いクロスをモダーが右隅に浮かすと、ボールはクロスバーの上で跳ねて外に流れていきました。52分、左サイドのFKをマカリスターが強引にシュート。メンディは無理に捕ろうとせず、大きく弾き出しました。
1分後、マルコス・アロンソのクリアを拾ったイヴ・ビスマの素晴らしいミドルは、またもメンディがセーブ。56分に2対1のカウンターに持ち込んだハドソン=オドイは、左のマウントに出したラストパスをフェルトマンに当ててしまいます。直後、中央でチャロバーをかわしたモペイのきわどいシュートは、左のポストの脇を抜けていきました。
59分、フェルトマンが斜めに出したパスを受けたマカリスターは、リュディガーを抜いてメンディと1対1。右足のシュートはメンディが体に当て、チェルシーの1点リードは変わりません。65分のショートコーナーは、ソリー・マーチのグラウンダーを叩いたララナのダイレクトショットがクロスバー越え。貴重な3枚めを攻めに使いたかったはずのトゥヘル監督は、67分にハドソン=オドイをカンテという守りのカードを切りました。
今季プレミアリーグでポゼッション率4位のブライトンに押し込まれていたチェルシーは、72分に右からのFKをリュディガーがヘッドでプッシュ。久々のチャンスをものにできず、その後のCKもヘッドがGKの守備範囲に飛んでしまいます。ポッター監督のランプティをムウェプという交代策は、右からのアタックを弱くしてしまったように見えます。80分にマカリスターが下がり、ウェルベック。ブライトンの勢いは止まっています。
86分にジョルジーニョがルカクにラストパス、1分後のショートカウンターはルカクからカンテ。どちらかが決まっていれば終了でしたが、ブライトン守備陣が必死のチェックで枠に打たせません。91分、ククレジャのクロスは青いシャツが密集した中央へ。チャロバーとリュディガーに競り勝ったのは、何もしていなかったウェルベックでした。素晴らしいセービングを見せていた守護神は、左隅に飛んだヘディングシュートを見送るしかありませんでした。
8試合で2勝5分1敗と、アウェイを苦にしないブライトンの猛攻が目を引いた一戦。シュート数11対18と圧倒されたチェルシーは、ドローという結果を甘受しなければなりません。リース・ジェームズの負傷をきっかけに、WBがサイドで押されてしまい、カウンターとセットピースに活路を求めるしかなくなってしまいました。
最終ラインから4人の負傷者を出してしまったトゥヘル監督は、リヴァプール、マンチェスター・シティ、トッテナムの難敵3連戦を乗り切ることができるでしょうか。ブレントフォードに勝ったマンチェスター・シティとの差は8ポイント。レッズとマン・シティに連敗となれば、彼らの目標は優勝争いからTOP4キープにシフトするのではないかと思われます。欧州を制した名将が、限られた手駒でいかに戦うかに注目しましょう。
トゥヘル監督は、ヴィラ戦から4人を入れ替えています。GKメンディ、3バックはアスピリクエタ、クリステンセン、リュディガー。アウトサイドはリース・ジェームズとプリシッチ、2センターはジョルジーニョとコヴァチッチ。前線はメイソン・マウント、ハドソン=オドイ、ロメウ・ルカクという顔ぶれです。
開始2分、3分と続いたチェルシーの速攻は、イヴ・ビスマとククレジャの必死の戻りでフィニッシュに至らず。両者ともに前線からの厳しいプレスで、ビルドアップからの縦パスのコースを切ろうとしています。11分にフェルトマンの縦へのフィードで、攻め上がったのはランプティ。カットインから左足で放ったシュートは、抑えが利かずファーに逸れてしまいました。
17分、CKに飛び出したロベルト・サンチェスのフィスティングが中途半端になり、メイソン・マウントが中央に送ったボールをアスピリクエタがプッシュ。ボールはポストに当たり、クリアを拾ったリース・ジェームズのクロスがニアのリュディガーに届くも、ヘディングはGKの正面です。23分にイヴ・ビスマがコヴァチッチから奪ってカウンターを仕掛けますが、ランプティへのスルーパスは通りませんでした。
24分、コヴァチッチが右にまわったルカクに長いボールを入れると、ストライカーはカットインを諦め、外からスプリントしたメイソン・マウントにラストパス。ニアに打った右足のシュートは、ロベルト・サンチェスが足でセーブします。この直後、トゥヘル監督にとって激痛のアクシデント。リース・ジェームズが負傷リタイアとなり、マルコス・アロンソという予定外のカードを切らされました。
左のWBが入った直後のCKで、ニアに走り込んだルカクが完璧なヘッドをロベルト・サンチェスの足元に叩きつけました。復調気配のエースは2試合連続ゴールで、今季プレミアリーグ5発めです。1-0とされたブライトンは、カウンター狙いをやめて前に出るようになっています。37分のイヴ・ビスマのミドルは、メンディがキャッチ。直後、ボックスの入り口でカットされたボールを奪い返したチャンスは、ララナの左足シュートを守護神が右に弾き出しました。
前半終了間際にも、ブライトンのパスまわしでブルーズ守備陣がゴール前に押し込まれ、マカリスターの強烈なミドルがメンディを襲います。今季プレミアリーグでセーブ率No.2のGKは、落ち着いてキャッチ。序盤に足の治療を受けていたクリステンセンは、やはり厳しいようで、後半のピッチにはチャロバーの姿があります。
キックオフ直後から、ブライトンがラッシュ。チェルシーの守備陣はパスミスが多く、自陣で奪われ続けています。47分、ララナがゴール前に上げた短いクロスをモダーが右隅に浮かすと、ボールはクロスバーの上で跳ねて外に流れていきました。52分、左サイドのFKをマカリスターが強引にシュート。メンディは無理に捕ろうとせず、大きく弾き出しました。
1分後、マルコス・アロンソのクリアを拾ったイヴ・ビスマの素晴らしいミドルは、またもメンディがセーブ。56分に2対1のカウンターに持ち込んだハドソン=オドイは、左のマウントに出したラストパスをフェルトマンに当ててしまいます。直後、中央でチャロバーをかわしたモペイのきわどいシュートは、左のポストの脇を抜けていきました。
59分、フェルトマンが斜めに出したパスを受けたマカリスターは、リュディガーを抜いてメンディと1対1。右足のシュートはメンディが体に当て、チェルシーの1点リードは変わりません。65分のショートコーナーは、ソリー・マーチのグラウンダーを叩いたララナのダイレクトショットがクロスバー越え。貴重な3枚めを攻めに使いたかったはずのトゥヘル監督は、67分にハドソン=オドイをカンテという守りのカードを切りました。
今季プレミアリーグでポゼッション率4位のブライトンに押し込まれていたチェルシーは、72分に右からのFKをリュディガーがヘッドでプッシュ。久々のチャンスをものにできず、その後のCKもヘッドがGKの守備範囲に飛んでしまいます。ポッター監督のランプティをムウェプという交代策は、右からのアタックを弱くしてしまったように見えます。80分にマカリスターが下がり、ウェルベック。ブライトンの勢いは止まっています。
86分にジョルジーニョがルカクにラストパス、1分後のショートカウンターはルカクからカンテ。どちらかが決まっていれば終了でしたが、ブライトン守備陣が必死のチェックで枠に打たせません。91分、ククレジャのクロスは青いシャツが密集した中央へ。チャロバーとリュディガーに競り勝ったのは、何もしていなかったウェルベックでした。素晴らしいセービングを見せていた守護神は、左隅に飛んだヘディングシュートを見送るしかありませんでした。
8試合で2勝5分1敗と、アウェイを苦にしないブライトンの猛攻が目を引いた一戦。シュート数11対18と圧倒されたチェルシーは、ドローという結果を甘受しなければなりません。リース・ジェームズの負傷をきっかけに、WBがサイドで押されてしまい、カウンターとセットピースに活路を求めるしかなくなってしまいました。
最終ラインから4人の負傷者を出してしまったトゥヘル監督は、リヴァプール、マンチェスター・シティ、トッテナムの難敵3連戦を乗り切ることができるでしょうか。ブレントフォードに勝ったマンチェスター・シティとの差は8ポイント。レッズとマン・シティに連敗となれば、彼らの目標は優勝争いからTOP4キープにシフトするのではないかと思われます。欧州を制した名将が、限られた手駒でいかに戦うかに注目しましょう。
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