2022.04.04 プレミアリーグ観戦記2021-22プレミアリーグ観戦記
【Chelsea×Brentford】悪夢のような10分…集中力を欠いたチェルシー、まさかの4失点!
1-4で大敗という結果から振り返ると、キックオフからいつものチェルシーとは違ったように感じられます。ビルドアップを突かれて、ロフタス=チークがボールを奪われそうになり、バックパスを受けたメンディのキックも中途半端。直後、ロフタス=チークがヤネルトを引っかけてFKを与え、エリクセンのキックがクロスバーを越えていきました。
6分には、メンディの緩いミスキックがイヴァン・トニーの足元へ。とっさに打ったループシュートが浮いてくれて、助かりました。右サイドのルアスレウにスルーパスが通ったのは8分。グラウンダーを中央で受けたエンベウモが左に流すと、イヴァン・トニーがニアに放った決定的なシュートは、守護神がかろうじて外に弾き出しました。
11分に左のリコ・ヘンリーがファーにクロスを入れると、頭で合わせたイヴァン・トニーはフリーでした。プレミアリーグ3位VS15位とは思えなかった序盤戦。それでも、ホームチームは徐々にペースをつかんで、21分にチャンスを迎えます。左から上がったツィエクの折り返しにヴェルナーが絡み、こぼれ球をマルコス・アロンソが右に流すと、メイソン・マウントの右足シュートはニアポストの外に切れていきました。
34分、カンテがボックス右に浮かしたボールをメイソン・マウントが直接叩くと、GKラヤが冷静にキャッチ。39分のツィエクの強烈なミドルは、上に手を伸ばしたラヤのビッグセーブに阻まれました。前半の途中からはチェルシーペース。ハーフタイムは0-0でしたが、47分にリュディガーのスーパーショットが決まり、ようやく強者がリードします。
今季プレミアリーグの3発めは、左のポストの内側に当てた無回転のロングシュート。テンションが上がったCBは、まっすぐトゥヘル監督に向かってダッシュし、熱い抱擁をかわしました。ホームチームがプレミアリーグ6連勝に近づいたかと思いきや、2分後にブレントフォードが同点ゴールをゲット。ノアゴールの縦パスに反応したエンベウモが左に流すと、走り込んだヤネルトのダイレクトショットが左隅に突き刺さりました。
さらに54分、CKからの波状攻撃をしのいだブレントフォードのカウンター。クイックなターンでツィエクを抜き去ったエンベウモが左サイドをスプリントし、カンテとマルコス・アロンソを引き寄せてから中央に転がすと、ノーマークだったエリクセンの左足ボレーがど真ん中に決まりました。
60分には、GKラヤが蹴った長いボールをイヴァン・トニーが頭で前に流し、エンベウモの落としを受けるとすかさずボックス左にスルーパス。リュディガーの裏を取ったヤネルトのループシュートは、メンディの手に触れたのですが、上に弾き切れなかったボールは枠の中に落下しました。チェルシーにとっては、悪夢のような10分。自陣に引いた黄色い壁を崩すのは、簡単な仕事ではありません。
69分、コヴァチッチの縦パスでカイ・ハヴェルツが一瞬ラヤと1対1。右のポストの外に流れたボールが枠に収まっていれば、1ポイントを得られたかもしれません。80分、ツィエクのクロスに競り勝ったカイ・ハヴェルツは、またも右に外してしまいました。
最後のゴールは87分。右サイドのFKからクロスが上がり、ピノックが頭で触ったボールが中央に入ると、チアゴ・シウヴァが蹴り出すだけでよかったボールにリュディガーが絡み、こぼれたボールをウィサに押し込まれてしまいました。チェルシーは、今季プレミアリーグで初の4失点。イヴァン・トニーとエンベウモに自由を与えすぎたのが最大の敗因でしょう。
痛い敗戦ではありますが、マンチェスター・ユナイテッドとトッテナムに対しては、貯金があります。気持ちを切り替え、この日のゲームで欠けていた集中力を取り戻して、レアル・マドリードとのゲームに臨んでいただければと思います。
それにしても、後半戦は2勝1分8敗と絶不調だったチームが、スタンフォード・ブリッジで4ゴールとは…!ときどきこういうことが起こるのが、プレミアリーグのおもしろさであり、怖さでもあります。(アントニオ・リュディガー 写真著作者/Vyacheslav Evdokimov)
6分には、メンディの緩いミスキックがイヴァン・トニーの足元へ。とっさに打ったループシュートが浮いてくれて、助かりました。右サイドのルアスレウにスルーパスが通ったのは8分。グラウンダーを中央で受けたエンベウモが左に流すと、イヴァン・トニーがニアに放った決定的なシュートは、守護神がかろうじて外に弾き出しました。
11分に左のリコ・ヘンリーがファーにクロスを入れると、頭で合わせたイヴァン・トニーはフリーでした。プレミアリーグ3位VS15位とは思えなかった序盤戦。それでも、ホームチームは徐々にペースをつかんで、21分にチャンスを迎えます。左から上がったツィエクの折り返しにヴェルナーが絡み、こぼれ球をマルコス・アロンソが右に流すと、メイソン・マウントの右足シュートはニアポストの外に切れていきました。
34分、カンテがボックス右に浮かしたボールをメイソン・マウントが直接叩くと、GKラヤが冷静にキャッチ。39分のツィエクの強烈なミドルは、上に手を伸ばしたラヤのビッグセーブに阻まれました。前半の途中からはチェルシーペース。ハーフタイムは0-0でしたが、47分にリュディガーのスーパーショットが決まり、ようやく強者がリードします。
今季プレミアリーグの3発めは、左のポストの内側に当てた無回転のロングシュート。テンションが上がったCBは、まっすぐトゥヘル監督に向かってダッシュし、熱い抱擁をかわしました。ホームチームがプレミアリーグ6連勝に近づいたかと思いきや、2分後にブレントフォードが同点ゴールをゲット。ノアゴールの縦パスに反応したエンベウモが左に流すと、走り込んだヤネルトのダイレクトショットが左隅に突き刺さりました。
さらに54分、CKからの波状攻撃をしのいだブレントフォードのカウンター。クイックなターンでツィエクを抜き去ったエンベウモが左サイドをスプリントし、カンテとマルコス・アロンソを引き寄せてから中央に転がすと、ノーマークだったエリクセンの左足ボレーがど真ん中に決まりました。
60分には、GKラヤが蹴った長いボールをイヴァン・トニーが頭で前に流し、エンベウモの落としを受けるとすかさずボックス左にスルーパス。リュディガーの裏を取ったヤネルトのループシュートは、メンディの手に触れたのですが、上に弾き切れなかったボールは枠の中に落下しました。チェルシーにとっては、悪夢のような10分。自陣に引いた黄色い壁を崩すのは、簡単な仕事ではありません。
69分、コヴァチッチの縦パスでカイ・ハヴェルツが一瞬ラヤと1対1。右のポストの外に流れたボールが枠に収まっていれば、1ポイントを得られたかもしれません。80分、ツィエクのクロスに競り勝ったカイ・ハヴェルツは、またも右に外してしまいました。
最後のゴールは87分。右サイドのFKからクロスが上がり、ピノックが頭で触ったボールが中央に入ると、チアゴ・シウヴァが蹴り出すだけでよかったボールにリュディガーが絡み、こぼれたボールをウィサに押し込まれてしまいました。チェルシーは、今季プレミアリーグで初の4失点。イヴァン・トニーとエンベウモに自由を与えすぎたのが最大の敗因でしょう。
痛い敗戦ではありますが、マンチェスター・ユナイテッドとトッテナムに対しては、貯金があります。気持ちを切り替え、この日のゲームで欠けていた集中力を取り戻して、レアル・マドリードとのゲームに臨んでいただければと思います。
それにしても、後半戦は2勝1分8敗と絶不調だったチームが、スタンフォード・ブリッジで4ゴールとは…!ときどきこういうことが起こるのが、プレミアリーグのおもしろさであり、怖さでもあります。(アントニオ・リュディガー 写真著作者/Vyacheslav Evdokimov)
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