【Stoke×Tottenham】 怒涛の攻めで押し切ったトッテナム!プレミアリーグの灯は消えず!
それでも前半は1-1で折り返しましたが、痛かったのは47分のMFアダムの退場。たった1年でリヴァプールを追われた男が、しなくてもいい位置で後ろから足を引っかけたプレイは、冷静さを欠いていたとしかいいようがありません。ともあれ、10人になったストークはただ守るだけとなり、最後はトッテナムの猛攻にDF陣が音を上げ、83分のアデバヨルの決勝ゴールを許すことになりました。
このゲームもそうでしたが、今季スパーズの監督に就任したアンドレ・ヴィラス・ボアス監督の采配がかなり機能しています。初勝利まで4戦を要した開幕当初は、新加入のGKロリスとの不協和音が報じられるなど、ぎくしゃくしていましたが、この1年で見事にチームを手のうちに入れました。とりわけ、苦戦しているゲームでの選手交代やシフトチェンジは的確で、負けるかもしれない試合の結果を何度も塗り替えたと思います。ひとつ、できなかったのは、ベイルがいないときの戦い方を創ること。かえすがえすも、エースが不在だった3月~4月にかけての失速が悔やまれます。
とはいえこれで、トッテナムは勝ち点を69に伸ばし、暫定ながら4位にランクアップ。14日のアーセナルVSウィガンの結果を待つことになります。もしこのゲームでアーセナルが勝てば、最終戦は、今夜のゲームでQPRに勝利してプレミアリーグ残留を決めたニューカッスルと対戦することになり、ここでガナーズが負けることはないでしょう。しかし、アーセナルが引き分け以下で終われば、トッテナムが勝ち点で上をいくことになり、ホームのホワイト・ハート・レーンでサンダーランドとの最終戦に勝てば来季のCL出場権を手中にします。いよいよ大詰め。火曜日の夜、暫定5位のアーセナルにFAカップチャンピオンがどう立ち向かうかに注目しましょう。
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