【Saints×Arsenal】違いはGKの冷静さと決定力。アーセナルに完勝したセインツが4位キープ!
19分、アーセナルにビッグチャンス。アレクシス・サンチェスが右サイドにロシツキを走らせ、折り返しのグラウンダーに走り込んだのはカソルラ。決まったかに思われたフリーのシュートはコースが甘く、フォースターが弾いてアウェイチームの先制はなりません。これを合図に右サイドからの崩しを狙うガナーズは、27分にもカソルラのクロスをチェンバレンがボレー。これは惜しくも左ポストの外に逸れ、反応できなかったフォースターは胸をなでおろします。
両者とも攻撃的でエキサイティングなゲームの均衡を破ったのは、右サイドでコシールニーと入れ替わり、GKシュチェスニーを吊り出したMFマネでした。34分、角度のないところから10番が左足で放ったのは、ゴールマウスに戻ろうとするシュチェスニーをあざ笑うかのような、カーブがかかった美しいシュート。ゴール前に戻ったメルテザッカーも追いつけず、セインツがリードを奪います。
39分、ギブスのミスパスを拾ったセインツは、右サイドを突破したマネが中央にフリーで侵入したウォード=プラウズに完璧なラストパス。シュートはシュチェスニーがかろうじて足に当て、アーセナルは水際で2点めを回避しますが、ゲームの流れは完全にホームチームのものです。前半終了間際にマネが足を痛めてピッチを去ったのは、クーマン監督にとっては大きな誤算でしたが、1-0での折り返しには満足でしょう。ヴェンゲル監督は、どういう戦術で巻き返すのでしょうか。ベンチにいるのはウォルコット、アクポム、ジョエル・キャンベル。チャンバースを外して前線に1枚足すぐらいの攻撃力強化がなければ、シュートレンジでの寄せの速さはプレミアリーグ屈指のセインツ守備陣を崩せそうにありません。
後半開始直後、アーセナルがしつこく仕掛けたサイド攻撃は実らず。54分、敵陣でのインターセプトからチェンバレンが右を突破し、グラウンダーを受けたのはアレクシス・サンチェス。切り返しから狙ったシュートは、GKフォースターのビッグセーブに阻まれます。すると56分、アーセナルの守備が乱れて痛恨の2点め。最終ラインの裏に走ったスティーブン・デービスがワニャマの縦パスをピタリと止めて中へ折り返すと、ドビュッシーが止めたボールをシュチェスニーが蹴り出そうとするものの、これがタディッチの足元へ。左足のテクニシャンが、このチャンスに枠を外すわけがありません。シュートは左ポストぎりぎりに決まり、ついに2-0です。
この後も、ウォード=プラウズのミドルシュートがポストを直撃するなど、アーセナルはDFラインを立て直せません。ヴェンゲル監督はチャンバースを下げ、ウォルコットで勝負です。しかし64分の決定機は、またもセインツ。バックパスをさらったタディッチがシュチェスニーをかわしにいき、こぼれ球をペッレが放ったシュートは、ゴール前に戻ったドビュッシーが必死のヘッドで逃れます。セインツは堅牢、ガナーズはフラフラ。68分、アレクシス・サンチェスが狙った直接FKはわずかにバーの上を越えていきます。クーマン監督は71分、イエローを受けていたガルドシュを吉田麻也にスイッチ。試合を畳むモードに入ったホームチームの守備に、穴が開く気配はありません。
投入したウォルコットとアクポムは沈黙。最後に反撃することもできず、アーセナルは静かに敗れました。マネ、タディッチ、ウォード=プラウズがよかったセインツのほうが決定機が多かったのは確かですが、2-0の差はGKの差も大きかったのではないでしょうか。2つのピンチを落ち着いてさばいたフォースターと、わざわざサイドに飛び出したのにマネをブロックできず、味方が止めたボールを冷静にクリアできなかったシュチェスニー。プレミアリーグ4位争いは、守備力に勝るセインツの完勝に終わりました。
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あけましておめでとうございます。
新年早々、更新お疲れ様です。
さて、試合ですが、もはやなんといえばいいのやら…。
この試合の2失点、防げる失点でしたね、またもや自滅のようなものでした。
この前の書き込みで、今のままならそのうち破綻する、と書いたと思いますが、
そのうちどころか即効でしたね、違いは、さらなる補強ポイントが増えたことだけ。
チェフ獲得のうわさなんて、これっぽっちも信用していませんが、もう獲得できる
チャンスがあるのなら、とっとと獲得してしまえ!とさえ思いました。
本当に、今シーズンはくだらない失点が多すぎます。
冗談抜きで、4位が危ういな、と改めて感じさせられる試合内容と結果でした。
明けましておめでとうございます。今年も宜しくお願いします。
アーセナルはひどい年明けでした。正しく完敗ですね。何度も指摘しますがアーセナルには
チームとしていかに失点を防ぐかという根本が見えません。だからこそ個々の選手の出来が
守備全体の出来に直結するのでしょう。シュナイデルランという主力選手を欠いても全くと
言えるほど綻びが見えなかった相手とはこの部分で明確な差がありました。
それよりも個人的に大きなショックだったのはコシェルニーの出来が悪かったことですね。
メルテザッカーに全く信頼を寄せれない状況の中でコシェルニーのパフォーマンスまでもが
落ちてしまえばアーセナルの守備は紛れもなく崩壊してしまいます。
現時点で明確に言えることは組織で守れないならば個の力で守るしかないということです。
要するにチームとしていかに守るかではなく誰が守るかということになるということです。
そうであるならメルテザッカーはスタメンから外れるべきです。アルテタも同様でしょう。
私にはアーセナルの守備面の向上にはCBとセントラルMFに既存戦力を個の力で凌駕する
選手を獲得するしかないと思えて仕方ありません。
ベンゲルがこれから守備組織を整備できるというのなら話は別ですが・・・
あけましておめでとうございます。新年早々の更新頭が下がります。
アーセナルの守備のひどさを述べれば年明けから鬱になること確定なので
今日はセインツを褒めましょう!!いやー堅かったですね。
シュナイデルランがいない穴などまるで感じさせず、ゴール前からヴァイタルをしっかり固めてました。サンチェスの切り返しシュートは素晴らしかったですが、セインツGKのセーブもさることながら、
きちんとシュートコースを消していた他の選手たちも見事です。
今年度のセインツは先制してから逆転負けをしたことは殆ど無いんじゃないかと思いますが、それも納得です。
勿論攻撃陣も素晴らしかったですがあまりにアーセナルと守備陣の差が目立ったので、そればっかり書いちゃいました。
あ~どっかにヴィエラみたいに選手がひょっこり落ちてないですかね。やっばりインヴィンシブルを支えたのは三、四列目の力も大きかったです…
コシェルニも低調でした。
スチェスニは不安定、オスピナ怪我、ああ。
アレクシスが中盤まで下りてくる実質ゼロトップ。前線へ飛び出していく選手が必要な中で、コクランとチェンバスのセンタハーフ、キャンベル、ウォルコットがベンチでは、なかなか難しい思います(飛び出すのもアレクシス!)。
3、4列目の補強もして欲しいですが、ジル、エジル、アレクシスの3人が揃えば随分違う展開になるのではないかと思まいます(エジルはトップ下で!ラーム、クロース、シュヴァイニィの中盤じゃないので、その方がいいと思います)。
誰がどこに入ってもやり方が変わらないセインツ、いいチームですね。
サッカー小僧!さん>
シュチェスニーの悪いクセが一気に出た、という感じでした。特に1点めは、出ていく必要はなかったですね。
tomoさん>
コシールニーは、いつもの彼ではありませんでした。後半は、もう2点ぐらいやられていてもおかしくなかったですね。
熊サポさん プレミアリーグさん>
セインツは、守りではフォンテとワニャマ、攻撃ではタディッチとウォード=プラウズが効いていました。非常に組織的ないいチームです。
熊サポさん