【MAN.CITY×West Ham】主役はアグエロ。ダービー大敗のショックを払拭する貴重な完封勝利!
立ち上がりからウェストハム守備陣のマークが緩く、アグエロを抑えきれていないのが気になります。11分、ヘスス・ナバスからのグラウンダーをDFのすき間を通して狙ったシュートはGKアドリアンがキャッチ。16分にはコラロフの惜しいFKがポストの脇で弾むなど、マンチェスター・シティがゲームを支配しています。それでも前半を0-0に持ち込めば、ここ5試合で4敗と絶不調のマンチェスター・シティに焦りが生まれたでしょう。そんな彼らを楽にさせたのは、18分のコリンズのオウンゴール。アドリアンのゴールキックをさらって右からドリブルで持ち込んだヘスス・ナバスがアーリークロスを上げると、コリンズが戻りながら足に当てたボールはアドリアンの頭上を越えてクロスバーを直撃。ボールの落下点はゴールのなかで、ホームチームが労せず先制します。
これで勢いがついたマン・シティは、アグエロとヘスス・ナバスが元気です。左右にアグエロが流れてDFラインの裏でパスを受けることでウェストハムの守りは中央を薄くさせられ、できたスペースを速いグラウンダーが襲います。25分、左にいたフェルナンドが出したロングフィードを、ヘスス・ナバスがダイレクトでゴール前に上げたプレイは絶品。サバレタのヘッドはわずかに合わず、ダヴィド・シルヴァの右足シュートはDFにブロックされますが、マンチェスター・シティに追加点の期待が高まります。
しかし28分、デミチェリスがバックパスのミスをカールトン・コールにさらわれ、あっという間にGKと1対1。ジョー・ハートの冷静なブロックがなければ、ここでまた試合の展開はわからなくなっていたでしょう。ピンチをしのいだマン・シティは、36分に試合を決める2点めをゲットします。ダヴィド・シルヴァのチェイスとヤヤ・トゥレのインターセプトで始まったこのカウンターも、敵陣を崩したのはアグエロとヘスス・ナバスでした。アグエロのドリブルにコリンズがあっさり抜かれ、ヘスス・ナバスに渡したパスの折り返しがアグエロに出ると、完全にフリー。GKアドリアンの脇を抜けたシュートがゴール正面に突き刺さり、ついに2-0。中盤のパス回しに工夫がなく、ゴール前が薄いこの日のウェストハムに、2点をはね返す力はないでしょう。前半を2-0で折り返すと、後半は完全なるマン・シティのペースです。
49分、ペナルティエリアのすぐ外にいたヤヤ・トゥレからの柔らかいパスをランパードが巧みにスルーすると、アグエロがアドリアンと1対1。右足のシュートは、ぎりぎりで戻ったジェンキンソンが触って事なきをえます。ダヴィド・シルヴァがSBをうまく使ってサイドを崩す攻撃は、いいときのマン・シティの形。しかしこの日の彼らは安全運転志向が強すぎ、多くのラストパスを足元に通したためにダイレクトのフィニッシュが少なく、CBにコースをカバーされてゴールを奪えません。67分、ダヴィド・シルヴァの頬にクヤテのひじが入り、ゲームは8分間の中断。起き上がれなくなったゲームメーカーに代わってナスリが入ると、マン・シティはトーンダウンしますが、2点差のゲームの大勢に影響はありません。
89分、ヘスス・ナバスの不用意なバックパスをノーランが拾ったのがウェストハムの最大のチャンスでしたが、シュートに体を張ったジョー・ハートがフォローしたバレンシアも抑え、スコアは変わらず。9分の追加タイムをやり過ごしたマンチェスター・シティの勝利となりました。今の彼らに大事なのは、失いかけた自信を取り戻すこと。危ないシーンはあったものの、クリーンシートの勝ち点3が、チーム立て直しにおけるいちばんの処方箋でしょう。とはいえ、時折集中力を欠いて致命的なミスを犯した今日の守備では、これから対戦するトッテナム、スウォンジー、セインツをゼロに抑えるのは難しいと思われます。コンパニなき最終ラインは、どこまで完成度を上げることができるでしょうか。プレミアリーグ2位奪回か、5位陥落か。マン・シティの来季を賭けたラストバトルは、残り5つです。
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来季を賭けたラストバトルは、残り5つです。
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