【Everton×MAN.CITY】強いマン・シティ。エヴァートンにシュートを打たせず3連続完封!
スターリングが持つと大ブーイング。エヴァートンは、選手もサポーターも相当気合いが入っています。9分、ダヴィド・シルヴァとのワンツーから右を突破したヘスス・ナバスのグラウンダーに、ニアのアグエロが合わせたシーンは決定的でしたが、GKハワードが足でブロックしてリードを許しません。ホームチームの右サイド、コールマンとコラロフのマッチアップをどちらが制するかがひとつのポイントとなるでしょう。先週のマン・シティVSチェルシーでは、イヴァノヴィッチが押し込まれてしまい、昨季プレミアリーグ王者はマンチェスター勢に対して初の3失点で完敗を喫しました。15分、自陣奥でコネがボールを奪われ、ダヴィド・シルヴァが素晴らしいラストパスをスターリングに通すものの、ボールはスライディングした足の先を抜けていきます。ベテランSBレイトン・ベインズの不在が響き、耐える時間が続くホームチーム。19分にロス・バークリーがミドルを放つも、キャッチしたジョー・ハートには余裕があります。
26分、コールマンが中に斬り込み左足シュート。34分、ここまで攻め上がりが少なかったヤヤ・トゥレが右からゴールラインまでえぐって折り返すものの、中に入る選手がいません。マンチェスター・シティの執拗なサイド攻撃を受けながらも、エヴァートンの中央の選手はよく守っており、シュートを打たれるシーンはありません。43分、マンガラに倒されて得たFKをロス・バークリーが自ら狙うも、力んだシュートは上に外れます。48分にクレヴァリーの突破でもらった2度めのFKも、ルカクの左足がバーをかすめて先制はなりません。それでも前半0-0は、ホームチームにとっては上々でしょう。
後半、開始80秒でスターリングのスルーパスを受けたダヴィド・シルヴァのシュートがポストを直撃。マンチェスター・シティの怒涛の攻撃が続きます。均衡が破れたのは60分。ダヴィド・シルヴァからのパスをドリブルで持ち込んだスターリングがタメを作り、後ろから追い越してきたコラロフにパス。中でジャギエルカが残ってしまっており、ゴールライン際でフリーになった左SBにオフサイドはありません。コラロフの左足のシュートは、クロスへの弾道を読んでニアを空けたハワードの足元を抜けてネットを揺らしました。0-1としたアウェイチームは、62分にヘスス・ナバスがハワードと1対1となる絶好機を迎えますが、プレイの判断が遅れたサイドアタッカーがGKにぶつけてしまい追加点はなりません。ロベルト・マルティネス監督は、直後にコネを下げてネイスミス。1点を追って必死の反撃を開始します。
77分に左からのクロスをギャレス・バリーがヘッドで落としたシーンは惜しかったものの、コンパニがゴールラインに入ってクリア。キャプテンの統率は完璧で、エヴァートンはシュートが打てません。スターリングをナスリ、アグエロをボニーにチェンジしたペジェグリーニ監督は、落ち着いて試合を観ていられたのではないでしょうか。86分、マルティネス監督はデウロフェウに同点への希望を託します。しかし89分、ヤヤ・トゥレのパーフェクトなパスがホームチームにとどめを刺します。絶妙な浮き球に抜け出したナスリがハワードの頭上を抜く2点め!直前にヘスス・ナバスの強烈な一撃を弾いていた名手も、これには対応しきれませんでした。
ここまで唯一のプレミアリーグ3連勝、そして3戦連続のクリーンシート。コンパニとマンガラのコンビがここまでいいと、オタメンディの起用は先になるかもしれません。最初の10分を除いてアグエロを完封したエヴァートンは健闘したと思いますが、0-2でおさまってよかったというべきでしょう。前半にガロウェイをケガで代えざるをえず、若いブローニングを入れた左サイドはヘスス・ナバスやヤヤ・トゥレの圧力に最後まで耐えられませんでした。強いですね、マン・シティ。ペジェグリーニ監督は「下位にとりこぼさないことが重要」と語っておりましたが、今のところ、このチームには油断も連携不足もコンディションの問題も見当たりません。(ヴァンサン・コンパニ 写真著作者/Mike Serigrapher ダヴィド・シルヴァ 写真著作者/Hans17)
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今年はコラロフが開幕からキレキレですね。
でもエバートンの攻撃も点は入らなかったもののすごかった、去年のシティの守備なら何点取られたことやら。アグエロが怪我しなければこのまま突っ走りそうです。
守備も攻撃も安定してますね
3連勝に3戦連続クリーンシートは素直にうれしいです
攻守に隙のない陣形で、長短のパスを織り交ぜながら、
素早く、かつ幅のある攻撃を展開していくのがペジェの理想だと思いますが
かなり理想的なチームになってきてると思います
この調子で次も勝利してほしいです
プレミアリーグ大好き!さん>
コラロフは素晴らしかったですね。エヴァートンの攻撃もよかったと思いますが、チェンジオブペースが足りず、予測しやすい攻撃になってしまっていました。それもまた、中盤で時間を使わせなかったマン・シティの手柄なのかもしれませんが。
シティさぽさん>
サイドが厚いですね。サバレタが戻ってくれば、さらに脅威が増えます。
長続きしないのがシティなんですよねぇ
ライバルがこけている中このまま独走してくれればファンとしては安心して観れるんですけど その反面優勝争いがもつれた時の謎の強さも魅力なんで 結局どっちでも楽しいんですがw
オタメンディのデビューはいつになりますかね
獲得反対派だったのでアンカーにでもコンバートしてくれないですかねぇ
マスチェラーノみたいになってくれればシティもいよいよ穴がないんですが
3戦連続クリーンシート!完璧です。
大事なのは調子が落ちてきたときの対応ですね。
その時に守備を落ち着かせてくれる50億円クラスのMFがまだ取れそうですかね。
それと、デブライネが確定したら2列目はどーなるでしょうか。
いいアンカーが決まればシルバを右に回してデブライネをインサイドハーフで使うのもありかと思います。
シティ強いですね。
SBの攻撃参加でサイド攻撃に厚みもあるし、トゥレのメンタルも良いようで中央にも脅威があるしで今の状態が続けばCLも結構いけるんじゃないかと。
まあそれを支えるコンパニが崩れると大変なのでオタメンディやマンガラと上手くまわしながらシーズンを乗り切ってほしいですね…。
シティズンさん>
コンパニとヤヤ・トゥレが心身ともコンディションがよさそうなのが、全体をポジティブにしているのではないかと思いました。彼らが落ちたり、欠場したりした際には、オタメンディやデルフ、フェルナンドの力が問われるのだと思います。
シティさぽさん>
新戦力は、デブライネが難しければいかないのではないでしょうか。今のところ、穴が見当たらないので。デブライネが獲れれば、4-3-3にしてデブライネをインサイドMFはあると思います。
パチさん>
おっしゃるとおり、今のクオリティならCLベスト4までは充分ありだと思います。バルサ以外とはいい勝負になるのではないでしょうか。