【Bournemouth×Arsenal】0-2勝利も守備が脆かったアーセナル。レスター戦は大丈夫!?
アーセナルの最初のチャンスは14分。ラムジーの縦パス1本でアレクシス・サンチェスが左から最前線に飛び出しますが、左足のボレーはGKボルツの頭上を越えていきます。最近、中盤のパスワークにぎこちなさが目立つガナーズは、今日もパスミスが多く、思うように前線にボールを運べません。20分にチェンバレンがミドルレンジから狙ったシーンは、前に人数がいただけにパスを選んだほうがよかったでしょう。これまでのプレミアリーグでは、守備時にはジルーとエジルが前線でプレスをかける4-4-2だったガナーズは、エジルが引き気味にポジションを取り、相手の最終ラインにボールを持たせています。もどかしい状況を動かしたのは、23分に中央のラムジーが出した1本のロングフィードでした。
左に出たボールをジルーがヘッドで中に落とすと、フリーで容赦ないボレーを叩き込んだのはメスト・エジル、何と右足!さらに1分後、左にいたエジルからアレクシス・サンチェスにパスが通ると、強引に縦に出ようとした背番号17は止められるものの、こぼれ球をラムジーが右に展開。ペナルティエリアに走り込んだチェンバレンは、DFの股間を抜いて左ポストの内側に当てる美しいゴールを決めました。あっという間に0-2とされたホームチームの反撃は27分。アーターがドリブルで上がり、左足のブレ球を枠に飛ばしますが、コースを見極めたチェフが指先で弾きます。30分にもホームチームがカウンター。左サイドでロングフィードを受けたマーク・ピューは、ガブリエウを振り切ってペナルティエリアに侵入するも、シュート直前にベジェリンが間に合って間一髪でクリアします。
39分、アーセナルの守備陣をドリブルで切り裂いた3人めは、チャーリー・ダニエルズ。右に振ったパスに、マット・リッチーがダイレクトで左足を振り抜くと、ボールはクロスバーの上に外れていきます。アウェイチームは、中央のチェックを強化しなければいずれやられるでしょう。前半終了間際のピンチは、チェフの落ち着きとコシールニーの体を張ったブロックで何とかしのぎきりました。前半の0-2は、決してセーフティリードではありません。
後半最初のシュートは、50分のリッチー。アーセナルは、攻守ともにピリッとしません。51分には、ゴスリングにDFの間を通され、ゴール前でアダム・スミスが一瞬ノーマーク。時間がかかったシュートはポストの外に切れますが、アーセナルの守備陣はいつゴールを奪われてもおかしくありません。55分、エジルのパスから放ったアレクシスの右足はボルツが左に飛んでセーブし、直後のCKはジルーのヘッドがGKの正面。59分にアレクシス・サンチェスがアダム・スミスを抜いてゴールライン際を進んだチャンスは、ラストパスが中に合わず、決定的な3点めを奪うことはできません。
残り25分、エディ・ハウ監督が先に動きました。ゴスリングとリッチーを下げ、スタニスラスとジョシュア・キングを投入。ヴェンゲル監督は、すかさずチェンバレンをコクランにスイッチし、中央を安定させようとします。77分、チェフを脅かすことができなかったアフォベはグラバンとチェンジ。プレミアリーグ4戦連続ゴールはなりませんでした。81分、ヴェンゲル監督謹製二段重ね弁当の時間です。モンレアルとギブスを縦に並べて守備を固めるために、本調子までもう一歩のアレクシス・サンチェスを下げました。
86分、スタニスラスのクロスがチェフの前にいたジョシュア・キングにぴったり合いますが、ヘッドを空振りしてゴールならず。1対1のチャンスをラムジーがGKボルツに当ててしまい、0-2のまま追加タイムに入ると、GKのミスをきっかけに2-2に追いつかれた昨日のリヴァプールとは対照的に、クックとアーターの決定的なシュートにチェフがビッグセーブを連発。アーセナルが、プレミアリーグでは5試合ぶりとなる勝ち点3をゲットしました。
2つのゴールは素晴らしく、クリーンシートで勝てたのはよかったのですが、次節で当たるレスターを考えると守備は不安です。今日のラムジーとフラミニではカンテに中盤を蹂躙されてしまい、1対1で弱かった最終ラインは、ヴァーディとマフレズを止められないでしょう。ヴァーディのスピードにはガブリエウをぶつけたいところではあるものの、レスター戦ではセントラルにコクランを入れてCBにはメルテザッカーを戻すのでしょうか。アーセナルは、このままの状態でプレミアリーグ首位チームと激突すれば、マンチェスター・シティと同じような敗戦への道を辿ってしまうでしょう。ヴェンゲル監督に奇策・秘策の類はないと思われますが…。
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相変わらずラムジーの出来が気になります。。。
最後のシュートチャンスや判断の悪さ、軽率なパスミスなど運動量は多いもののなかなか改善が見られないのが気になります。
攻守に顔を出せるという意味でヴェンゲルも重宝しているのかとは思いますが、、、
ガナーズにとっては勝てたことで良かったとしなけらばならないゲームでした。ボーンマス、プレスを厳しく、細かいパスを繋ぐサンフレッチェ広島のようなよいチームでした。
久々先発のチェンボは難しい角度のシュートを決めるなど躍動してましたね。後はベジェリンのマッハクリアーとチェフの堅守に救われました。
それにしてもボランチ二枚、全く機能してませんでした。また、2試合スタメンのガブリエルも一対一で弱く、パスミス目立ちました。
レスター戦はボールハンターコクラン先発は必須ですね!CBの右はキャプテン復帰かガブリエルの修正に期待するか迷うところです。
来週のエミレーツ、本当に楽しみです!
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りっきーさん>
前半はよかったんですけどね。彼がいない時期、アーセナルは苦しかったので必要な選手だとは思います。運動量は申し分なく、課題はプレイのムラですね。
ヤンガナ大好きさん>
チェンバレンは美しかったです。レスター戦は、ラムジーとコクランですね。ヴァーディにはガブリエウのほうがいいと思います。「こっちも引き気味に構えてカウンターだぜ」としたほうがレスターは嫌がるのではないでしょうか。アーセナルにあって、マン・シティにない武器を十全に活かしたほうが、いい結果が出るのではないかと思いました。
更新ご苦労様です。
この試合でポイントを落とすようではレスター戦を前にプレミア奪還が極めて厳しくなると
思っていましたのでひとまずホッとしています。
フラミニとラムゼイはなかなか機能しませんね。両者とも不用意なボールロストが目立って
いるように思います。レスター戦はコクランが先発するでしょう。彼の出来が大きな意味を
持つことになると私は思います。ラムジーは・・・運動量とプレーの質が噛み合っていない
かなと私は感じています。ベンゲルの信頼の厚さを考えればラムジーは確実にスタメンでの
起用が続くはずですからもう少し慎重さを身に付けて欲しいなぁと私は思っています。
アーセナルにとって次節は必勝の試合です。勝ち点差を考えればレスターはドローで十分と
割り切ることが可能ですがアーセナルは違います。アーセナルがアーセナルであればいかに
レスターが素晴らしいチームだとしても勝てるはずです。期待しています。
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勝ててホッとしました。
私が思うに、ラムジーは今、選手生命の分岐点に差し掛かっている気がします。
コクラン復帰、エルネニー加入。サイドもサンチェスが復帰し、チェンバレンも結果を出しました。それにブレイクしたキャンベルと、ちょっと調子は悪いけどウォルコットもいます。
偉大な選手になれるか、単なる「良い選手」で終わるか、ぜひとも後者であってほしいと思います。
来週はチャレンジャーになったつもりで、油断せず、でも貪欲に勝ち点を狙ってほしいところです。
選手の自信に繋がったとも言い難い内容でしたが
今は勝ち点3の結果が何より大事ですね。
天王山の次節は最近のビックゲームではお馴染み
引いて守ってカウンター狙いで挑みたいところです。ここで首位チームにダブル達成出来れば終盤戦に向けてまたとない好材料になりそうです。
リーグもその方がきっと盛り上がるはずです。
tomoさん>
勝つために気を付けたいのは、「ラインを上げ過ぎないこと」ですね。
queenさん>
ラムジーは、いいときとそうでないときのムラが気になります。
FDNさん>
レスターにしてみれば、アーセナルが前に出て来なかったら嫌でしょうね。見てみたいです。