【MAN.UTD×Watford】速攻とサイドアタックが冴えたマン・ユナイテッドが文句なしの完勝!
3分、マタとのコンビで右サイドから縦に上がったバレンシアのクロスは、フリーで右足を振り抜いたズラタンのボレーがうまく当たらず、左にアウト。10分にズラタンのパスを受けたムヒタリアンは、中に持ち込んで放ったミドルがゴメスの守備範囲です。ニアンのミドルが大きく浮いた後の13分、左サイドからドリブルで中に斬り込んだマルシアルは、シュートをDFにカットされてしまいます。サイドから崩しにいくマン・ユナイテッドに対して、ワトフォードは速攻狙い。17分にバイリーをかわして思い切りよく放ったホレバスの左足ミドルは、右のポストの手前で曲がり、枠の外へ。直後、ズラタンが中央に流したパスを受けたのはポグバ。右足で巻いたシュートはゴール右隅に向かいますが、ゴメスが左に飛んでCKに逃れます。
26分、ズラタンがラインの裏に走ったのを見たポグバが絶妙なロングフィード。胸でトラップし、振り向きざまに狙ったストライカーは、フリーのボレーを打ち上げてしまいました。27分のバレンシアのクロスは、ポグバのボレーをゴメスがファインセーブ。29分にボックスの左に流れたマタが折り返すと、ムヒタリアンの足元でボールが浮き、クロスバーの上に大きくアウト。スペースに飛び出す動きが効果的なマタが、左からズラタンの頭に合わせた決定機は、またもゴメスが弾いて決まりません。
猛攻を止めないマン・ユナイテッドは、32分についに先制しました。敵陣で奪ったボールを左に出たムヒタリアンが縦に流すと、走り込んでダイレクトで入れたマルシアルのグラウンダーを絶好調のマタがボレー!1-0となった後も、ホームチームが完全にゲームを支配しています。43分のムヒタリアンのミドルは、ゴメスがキャッチ。終了間際のマルシアルの一撃もDFに阻まれます。前半はマン・ユナイテッドがリードしたまま終了。敵陣で奪える中盤のディフェンス、縦に速いカウンターとサイドアタックは、いずれも申し分なし。足りないのは、シュートの精度だけです。
マッツァーリ監督は、ハーフタイムにブリトスを代えてヤンマート。47分、後半最初のシュートは、左サイドからボックス内に持ち込んだマルシアルでした。昨季プレミアリーグで11ゴールのアタッカーは、いいときのプレイを取り戻し始めています。53分、ワトフォードにFKのチャンス。右足でカーブをかけたサラテのシュートは決まりかと思われましたが、デ・ヘアが右手を伸ばしてビッグセーブ!マン・ユナイテッドに前半の勢いはなく、攻め込まれるシーンが増えています。
60分、2点めは完璧なカウンターでした。中盤で何度もボール奪取に成功しているエレーラが、カットしたボールをポグバにつなぐと、ムヒタリアンから縦に出たボールをズラタンがダイレクトで左のマルシアルへ。このパスで、決まりでした。ゴールに迫ったマルシアルは、中央から上がった選手にチャンスがないと見るや、右足でニアに強引にねじ込みました。2-0は、今日のマン・ユナイテッドにとってはセーフティでしょう。
66分、右サイドを突破したニアンが中央に高速グラウンダーを入れるも、誰も触れず。69分、カプェのドリブルをカットした後、ホームチームが仕掛けた4対4のカウンターは、ズラタンのシュートがゴメスの正面です。ニアンは、またもやブリントをちぎってグラウンダー。今度はファーからヤンマートが現われますが、ボレーは明らかなミスで大きく打ち上げてしまいます。モウリーニョ監督は、72分にマタを下げてフェライニ。78分にムヒタリアンがイブラヒモヴィッチに縦パスを入れると、絶妙のリターンでムヒタリアンがフリーになるも、正直すぎたシュートはゴメスがブロックします。81分、マルシアルをラシュフォード。ムヒタリアンは再三ズラタンに決めさせようとしますが、3点めは決まらず、90分を過ぎました。途中出場のリンガードのシュートは、DFに当たって決まらず。マンチェスター・ユナイテッドは危なげなく、クリーンシートでゲームを畳みました。
守備が素晴らしかったエレーラ、前線への飛び出しが冴えたマタ、1ゴール1アシストと結果を出したマルシアル。マン・ユナイテッドにとっては会心のゲームでした。中盤の寄せが速く前でボールを奪えたこと、マルシアルやバレンシアがサイドを圧倒的に制したこと、ミドルシュートが効果的で、相手を引きこもらせなかったことが、数多くのチャンスメイクにつながったのではないかと思います。プレミアリーグ無敗記録を16に伸ばしたチームは、これで3試合連続のクリーンシート。上位対決でも簡単には負けないと思われる堅守速攻のチームは、4位以内でフィニッシュできるものと確信しています。
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徐々にユナイテッドらしさを取り戻して来ている気がします。強い時のユナイテッドはやはりサイドを圧倒してましたからね笑
マルシャルがこれからのユナイテッドの得点力アップのキーマンな気がします。
上位陣に得失点差も追いついて来たのでもっと得点を重ねていって欲しいですね。
点差以上に圧倒した内容だったのではないでしょうか。
この試合は左はマルシャル、右はバレンシア、中央はマタとミキがバランスよく攻められていた印象です。
ここからたくさんのカップ戦が始まりますが、マンチェスターダービーでコンディションを崩さないことを祈るばかりです。
いい試合だったと思います。
特にマタとムヒタリアンの流動的な動きは観ていて楽しかったです。
ただ、残念なのはイブラが点を決めれなかった事ですかね〜。
試合中不必要な程下がってボールを受けてたのも気になりました。
ポグバがゲームをコントロールする役目を担っていましたね。エレーラとバランスを考えたポジションをとり、パスを配給していました。ポグバが後ろに下がると攻撃のクオリティが低くなっていましたが、低くなる事もなく流動的な攻撃が出来ていましたね。後は本当に決定的場面を決めるメンタルです。強豪相手にもこれだけのゲームが出来ればいいのですが。
マタが躍動してましたね。ズラタンが下がった時には空いたスペースをうまく使いますし、ムヒタリアンとの連携もワクワクします。
もらったチャンスで結果を出したマルシアルを含め、ズラタンの後ろにこの3人を並べる布陣は今後も楽しみになる形です。
ユナイテッドさん>
同感です。マルシアルが復活してくれれば相当いけそうです。4点ぐらいいけそうでしたね。
yutoさん>
マタとミキがアクセントになってくれてました。エレーラのアンカーもよかったですね。
不知火さん>
ズラタンにシュートがなければ心配ですが、いくつか惜しいシーンはあったので、次に期待!でいいのではないでしょうか。意外性のあるプレイは随所にありました。
MUFCさん>
そうですね。こういう試合の直後に0-0で終わったりしていたのが今季ここまでなので、継続性を大事にしたいですね。
のこさん>
マタはセンスの塊ですね。飛び出すタイミングが完璧でした。