【Stoke×Arsenal】典型的な負けパターン…ボールを支配し続けたアーセナルはカウンター一発に沈む!
開始早々、ストークの速攻。フレッチャーのパスを受けたヘセ・ロドリゲスがムスタフィを抜き去り、チェフと1対1になりますが、ガナーズの守護神はコースをしっかり切ってブロックします。シャキリやシュポ=モテイングらアグレッシブなストークのアタッカーたちに、アーセナル守備陣が振り回されるシーンが目立ちます。10分、速い速いチェンバレン。ドリブルで2人を抜き去ると、右からのクロスはカットされますが、今日も決定的な仕事をしてくれる予感が漂います。14分、右から上がったラムジーがエジルにサイドチェンジのボールを通すと、ワンツーから抜け出したベジェリンが速いグラウンダーを入れたチャンスはきれいでした。17分、中盤でキープしたラカゼットがラインの裏に走ったラムジーに浮き球を出しますが、左足のシュートはバトランドが冷静にセーブします。
19分にはチェンバレンがズマの背後に浮かしてウェルベックが強烈なボレー。直後に再度チェンバレンがボックスに入ったベジェリンの前に落とし、WBは左足で狙いますが、いずれもプレミアリーグ屈指の守護神バトランドが体に当てて先制を許しません。ヘセ・ロドリゲスが右サイドを完全に崩したストークのカウンターは、折り返しをシュポ=モティングがダイレクトでプッシュするもチェフの正面。26分、シャキリがハムストリングを痛めたようです。大事を取ったか続行不可能か、マーク・ヒューズ監督はベラヒーノにチェンジ。27分に左サイドから上げたチェンバレンのFKは、ファーに入ってきたラムジーにぴったりでしたが、至近距離からの一撃はバトランドが勇敢に飛び出してCKに逃れます。
47分、懸念は現実となってしまいました。ベラヒーノが左から仕掛けた速攻。緩い縦パスが出ると、モンレアルはヘセ・ロドリゲスに走り負けました。左足でクロスに決めた一撃は、プレミアリーグデビュー戦ゴール。これをきっかけに、アーセナルが一方的に攻める展開となりますが、9人が引くストークはなかなかシュートを許さず。狙い目となっていたズマとディウフの周辺のスペースにパスを集めるものの、フィニッシュが決まりません。59分にエジルが左から上げたクロスは、フリーで叩いたウェルベックのヘッドがバーを超え、1分後に右サイドに出たムスタフィがグラウンダーを入れると、左足でプッシュしたラムジーのボレーは力がありません。カウンターに徹するストークは、61分にピーテルスのオーバーラップからニアに走ったベラヒーノがヘディングシュート。セオリー通りに叩きつけたいいシュートでしたが、チェフが触って追加点を許しません。
ヴェンゲル監督は、コラシナツを下げてオリヴィエ・ジルー。67分、エジルの縦パスをジルーが落とすと、ウェルベックが2人を引きずってゴール前に持ち込みますが、バトランドのポジショニングは完璧でCKをもらうのが精一杯です。69分、チェンバレンのグラウンダーをラカゼットがうまくトラップできず、こぼれ球を再三狙ったエジルのシュートは決まりません。72分にラカゼットが最終ラインと入れ替わり、左足で決めたシーンはオフサイド。ガナーズにとっては悔しいジャッジでした。残り15分を切り、ヴェンゲル監督は2枚代えを敢行。ほしいボールをもらえなかったラカゼットと、パスの精度が低かったジャカが下がり、イオビとウォルコットが入りました。完全に引いた相手に、アーセナルは攻めあぐんだまま追加タイムを迎えます。モンレアルのクロスをジルーがヘディングで合わせたシーンが唯一の見せ場。1-0、ストークがガナーズの猛攻を抑え込み、今季プレミアリーグ初勝利を飾りました。
ウェルベックのシュートはコースが甘く、ラカゼットをうまく使うパサーは存在せず。アレクシス・サンチェスが恋しくなる試合展開でした。CBの頭数が足りない今は、3バックに固執せず、選手が本来のポジションで気分よくプレイできることを重視したほうがいいのではないかと思います。1点を追いかける展開になった後は、もっと早い時間にベジェリンをジルーに代え、コラシナツを左サイドで使う4-4-2で戦ったほうが可能性は高かったのではないでしょうか。ストークの5バックはズマとディウフの右サイドがウィークポイントで、ボールを集めるところまでは徹底できていただけに、ここぞというポイントに決められる選手がいなかったのが悔やまれました。ジャカのパスは暴れ、エジルは引き過ぎ、切り札だったはずのウォルコットはピッチをさまようのみ。まだ2戦め、必要以上にネガティブにならなくてもいいとはいえ、アーセナルがプレミアリーグ優勝を争うポジションに残るためには、守備の顔ぶれと前線の配置に明確な改善が必要だと思います。
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ヘセが思ったより独力で打開できそうなので今後に期待です
ズマはもう少しフィットすれば面白いと思うのですが
昨シーズンもディウフWBで使ってましたが、今後も継続するんですかね…
記事にもありますが3バックに固執しすぎたことも敗戦の原因だと思いますね。
ヴェンゲルは試合後に守備陣の集中力欠如を嘆いていましたが、
そうなった原因は自分にあるのでは?と思えてなりませんでした。
一度3バックで行くとなると選手の適応よりも優先してしまう柔軟性のなさ、
相変わらずスペースが無くなってから投入されるウォルコットなど悪い意味で
変化のないヴェンゲルの手腕を実感してしまった試合でした。
明らかに監督の采配に問題がありますね…
フォーメーションもそうですが、選手交代でさらに苦しくなった感が否めないです。
あとラムジーのポジショニングに明らかに問題がある気がします。
ラムジーのポジショニングが高すぎるせいでエジルは下がってきてしまい、ジャカはディフェンスラインのコースが切られてる時にラムジーがいなくて出すところがなく、ロストと悪循環になってます。
監督がどう修正するのか気になるところです。
更新ご苦労様です。
正しくアーセナルの敗戦でした。こういう試合を減らすことが積年の課題なんですけど今季も目一杯苦しみそうですね。先行きに大きな不安を感じています。
ベンゲルの選手起用にも大きな疑問が残ります。本職がいるにも関わらずモンレアルを
CBの中央で起用する理由は何でしょうか?コラシナツをあえてCBにスライドさせてベジェリンを左WBで起用する意図は何ですか?私にはまるで理解出来ませんでした。
そうでないことを祈るばかりですがコシェルニーの復帰後もコラシナツかモンレアルをスタメンから外してベジェリンを左WBで起用し続けそうな気がしてしまいます。
攻撃陣も謎です。ラガセットを引っ込めてウォルコット?相手が自陣に引きスペースがない中でそれでは輝く可能性が少ないと過去に何度も何度も証明されている選手をなぜピッチに送るのでしょう?案の定ウォルコットは完全に消えてましたね。これは選手が
悪いのではなくあくまでも起用したベンゲルの責任です。
イオビをジャカの代わりに出した目的も理解できません。まさかプレシーズンも含めて一度も試していない役割をイオビに期待したのでしょうか?これでは選手が可哀想だと私は思ってしまいます。
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更新お疲れ様です
サイドを攻め込まれ低く速いクロスを入れられるパターンはモロ弱点ですね。
ジャッジに救われたシーンもあったしベジェリンもサイド変えても相変わらず不安。。。
ラカゼットはスパイク一足分オフサイドでしたけど期待を感じさせるプレーした所での交代は残念でした。ウェルベックはいい動きもあったけど相変わらず決定機に強くなく代えるならそっちじゃないかと思いました。
全体的にヴェンゲルの起用法の意図がわからなくて困惑してしまいました。
ラムジーはらしさは出てたと思いますが今のシステムやジャカとの相性はどうなんでしょう?
ジルーやチェンバレンは良く見えましたがとにかく守備をなんとかしないとホント先行き不安です。
今こそいいたいヴェンゲルアウト
モーゼスやチェンバレンと同じ効果を期待して、ジョエルキャンベルのウイングバック起用なんて思いついたんですがどうでしょう。これは素人の思いつきに過ぎませんが、何かしらの変化があるとチームが活性化する気がします。
ぐらさん>
ヘセ、よかったですね。ディウフはあそこに置かない方がいいのではないかと思いました。右サイドが完全にウィークポイントになってましたね。
麦茶さん>
そうですね。適材適所を優先した方がよかったのでは?と思いました。
ユナイテッドさん>
エルネニーのほうがいいかもしれません。ラムジーを使いたいなら、状況に応じた約束事をいくつか作った方がいいと思います。
tomoさん>
采配の意図が不明でしたね。最終ラインとセントラルMFに関しては同様に懸念しています。
Dさん>
私も、代えるならウェルベックと思いました。ジルーとラカゼットを並べて、2列めにコラシナツ、チェンバレン、エジル、ラムジー、アンカーにジャカの3-1-4-2などの形であれば、ラムジーはいいかもしれません。
プレミアリーグ大好き!さん>
ヴェンゲル監督については、今後に期待してます。
ルイコスタさん>
おもしろいですね。いい選手なのに出番がなくてもったいないですよね。