【MAN.UTD×Brighton】アシュリー・ヤングの幸運な1発でマンチェスター・ユナイテッドは1-0辛勝!
11分、右サイドでブルーノがフリーになり、ニアのグロスに打たせると、ダイレクトショットはデ・ヘアの正面。15分にマルシアルが得意のドリブルで中央に入りますが、ワンツーのリターンがもらえずフィニッシュに至りません。右サイドを執拗に突くブライトンのほうが、より多くのラストパスを中に通しています。20分までのマン・ユナイテッドは、バーゼルに敗れたのも納得の出来です。23分、アシュリー・ヤングの外にいたマタがクロスを浮かすと、ルカクのバックヘッドは力がなくGKマシュー・ライアンの懐に収まります。
32分にクノッカールが仕掛けたカウンターは、プレパーに通ったボールをカバーに入ったマティッチが奪って事なきをえました。36分、バレンシアがファーサイドにクロスを入れると、頭で狙ったルカクはダフィーのプレッシャーに屈して左に外してしまいます。45分、ラシュフォードが左のポストをめがけて入れたクロスをルカクがヘッドで叩きつけると、マシュー・ライナンがビッグセーブ。リバウンドをプッシュしたポグバもラインの手前でブロックされ、マンチェスター・ユナイテッドは決定機を活かせません。前半は0-0。高いクロスを競らせるしかないアタックは、モイーズ監督の頃のチームを観ているようでした。
47分、スモーリングを軽くかわしたグロスが速いグラウンダーを入れると、グレン・マーレーはヒールに当てられずにボールは逆サイドへ。プレパーが左足で放ったミドルは、デ・ヘアの頭上を越えていきます。徐々にポゼッション率を高めるマンチェスター・ユナイテッド。53分にアシュリー・ヤングが左足でニアに打ったミドルは、ポストの外に逸れていきます。62分、ニューカッスル戦でプレミアリーグ復帰を果たしたばかりのズラタンが早くも登場。マタが下がり、10番はルカクの後ろでプレイするようです。
ルカクがボンに詰めて獲得したCKが、66分の先制ゴールにつながりました。ボックスの外に流れたボールをアシュリー・ヤングが強引に狙うと、ダンクに当たったボールがゴール右隅へ。いいプレイを見せていたマシュー・ライアンも、図ったようなディフレクションを呆然と見送るしかありませんでした。71分、モウリーニョ監督の2枚めはマルシアルをムヒタリアン。前節はベンチからも外れたアタッカーは、序盤戦のプレイを取り戻すことができるでしょうか。クノッカールやブルーノが果敢に飛び出してくるブライトンの右サイドからのアタックは相変わらず脅威ですが、中央が薄くシュートに至らず。79分にラシュフォードに代わったフェライニは、中央の守備を落ち着かせるのがミッションか。ズラタンのミドルは枠にいかず。残り時間は10分を切りました。
86分、左サイドからのFKを競ったダフィーのヘッドはポストの右。カウンターからズラタンのパスを受けたムヒタリアンは、ボックスの中に入るまではよかったものの、打ち切れずに奪われてしまいました。89分にポグバとワンツーを試み、リターンをダイレクトで狙ったズラタンは、左に流れたボールを見て悔しそうな表情を浮かべています。追加タイムをうまくやり過ごしたマンチェスター・ユナイテッドが、貴重な1点を守り切りました。
アシュリー・ヤングのサイドを突かれ続ける苦しい試合でしたが、ブライトンのクロスはギャンブルのボールが多く、リンデロフとスモーリングが体を張って止めるシーンはほとんどありませんでした。こちらもゴール前に上げる以外に打ち手がなかったものの、幸運なゴールで何とか勝ち点3をゲットすることができました。昨季はこういう試合をドローで終えていたマンチェスター・ユナイテッドは、プレミアリーグのホームゲーム7連勝。マティッチがミドルレンジを埋めてくれるようになり、守備の安定感は明らかに上がっています。ミッドウィークのワトフォードは難敵ですが、しっかり勝ち切っていい雰囲気でアーセナル戦に臨んでいただければと思います。(アシュリー・ヤング 写真著作者/Rezart Taçi)
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更新お疲れ様です。
ラッシュの右ウィングは機能しませんね。
左だとラッシュはわりと仕掛ける場面が多いですが右だとクロスばかりになっています。
あとはイブラをいれたときのルカクのウィングもいまいち機能していないように思えます。
このままだとシティとのダービーで確実に負けるのでなんとかモウリーニョには攻撃の最適解を見つけ出してほしいです。