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【MAN.UTD×Huddersfield】新しい7番が何とか初ゴール!マンチェスター・ユナイテッドは2-0完勝!

プレミアリーグ開幕から6勝2分と順調に走っていたマンチェスター・ユナイテッドが、最初につまづいたのが9節のジョン・スミス・スタジアムでした。フィル・ジョーンズの負傷で急遽登場したリンデロフが痛いミスを犯し、2-1で敗戦。直近のプレミアリーグ4連敗で降格ゾーンすれすれに転落したハダースフィールドは、オールド・トラフォードでダブルを達成することができるでしょうか。ポグバをベンチスタートとしたモウリーニョ監督は、お疲れ気味のマティッチは外す気はないようです。GKデ・ヘア、最終ラインはバレンシア、スモーリング、ロホ、ルーク・ショー。マティッチとマクトミネイをセンターに並べ、アレクシス・サンチェス、マタ、リンガードが2列め。トップはもちろんプレミアリーグ11ゴールのロメウ・ルカクです。

5分を過ぎても、ホームのマンチェスター・ユナイテッドが一方的にボールをキープ。8分、中央をドリブルで切り裂いたリンガードは、左足のシュートをGKレッスルの正面に打ってしまいます。11分に右から蹴ったマタの直接FKは、スモーリングのヘッドをレッスルがキャッチ。19分にヘディングシュートを狙ったマクトミネイが、遅れてチャージしてきたコングロに腕を当てられて昏倒しますが、レフェリーの笛は鳴りません。マタのスルーパスでボックス左に侵入したルーク・ショーはグラウンダーを中に通せず。26分、マタのパスを受けて2人をかわしながら中に持ち込んだアレクシス・サンチェスは、ニアに放った右足シュートをレッスルに阻まれます。

アレクシス&マタ効果か、中央でテンポよくシュートパスを使って崩すこのチームらしからぬアタックが目立ちます。33分、ワグナー監督は負傷のビリングを下げ、アーロン・ムーイを投入。37分に縦に出た浮き球に飛び出したリンガードは、一瞬レッスルをかわしたものの、クロスをキャッチされてしまいました。前半は、このまま0-0。中盤を仕切るマタの精力的なプレイと、自分で何とかしようとしすぎるアレクシス・サンチェスの不用意なボールロストが目立つ45分でした。

後半もホームチームペースは変わりません。47分にルカクとのパス交換からボックス左に抜け出しかけたアレクシス・サンチェスは、コンパクトに左足を振り抜くもDFがブロック。49分の右CKが逆サイドに流れると、ロホの折り返しをマティッチが頭で落とし、ボレーで狙ったアレクシスは渋滞に引っかけてしまいます。55分、先制ゴールのお膳立てをしたのは、マティッチのパスを左サイドで受けたファン・マタでした。ニアに浮かしたクロスは、ルカクにとって絶好球。左足の容赦ないボレーがゴール左隅に突き刺さりました。

59分に負傷したシンドラーがヒーフェレに代わると、モウリーニョ監督は64分にリンガードを下げてポグバ。マタのクロスをヘッドで叩いたルカクはうまくコントロールできません。67分、自陣から力を抜いて蹴ったかのようなポグバのロングフィードは、逆サイドでラインの裏に出たマタにぴったりでした。8番からパスをもらってヒーフェレをかわしにいったアレクシス・サンチェスが倒されPK。マンチェスター・ユナイテッド移籍後のプレミアリーグ初ゴールを狙った7番は、工夫なきキックをレッスルにストップされますが、こぼれ球を左足で流し込んで2-0。71分にモウリーニョ監督は、マタに代えてラシュフォード。77分にはルカクに代えてマルシアルという珍しい交代策です。

マンチェスター・ユナイテッドはアウェイチームにクロスを入れさせず、悠々と時間を遣っています。88分に左からマルシアルが仕掛けた決定機は、グラウンダーを中央でトラップしたアレクシスが打ち切れず。最後まで落ち着いて守っていたロホとスモーリングは、デ・ヘアにセービングをさせることなく追加タイムを消化しました。マンチェスター・ユナイテッドが、2-0完勝でプレミアリーグ2位をキープ。中央からサイドまで、スペースが空いたとみるやすかさず入り込んでいたマタの献身的な動きと、前線に的確なパスを送り続けたマティッチをリスペクトしたい一戦でした。移籍後3戦めで初ゴールを決めたアレクシス・サンチェスは、少し楽になれたのではないでしょうか。次節のニューカッスル戦では、文句なしの鮮やかな一発を決めていただければと思います。

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“【MAN.UTD×Huddersfield】新しい7番が何とか初ゴール!マンチェスター・ユナイテッドは2-0完勝!” への5件のフィードバック

  1. サンドバック より:

    サンチェス、マタ、リンガードの有機的な化学反応に、今後の期待を抱かせるゲームでした。
    ポグバを外して、ルカクも下げた、契約更新モウリーニョの今までにない思い切った采配も、今後どう発展していくのか楽しみです。

  2. プレミアリーグ大好き! より:

    やっぱりサンチェスは上手いですし、守備にもサボらずに走ってくれる。
    マルシャルの調子が良かっただけに複雑ですがスタメン落ちも仕方ないのかなと。
    マタ、リンガード、サンチェスの並びは面白いですがポグバをフルに活かすために今後は後半のように433の方がいいのかなと思いました。
    いずれにせよ夏の補強はDMFが第一候補ですね。
    ファビーニョあたりが獲れれば面白いと思います。

  3. どーん より:

    昨日の試合はディフェンスラインにロホ、ルクショーがいたのでビルドアップが安定していて、守備の出足も良かったですし、それが攻撃にもいい影響を与えていた気がします。
    あとマクトミネイは的確にパスを繋げて背も高く、守備意識も高くて良い選手だと思うので今度はマティッチ、ポグバ、マクトミネイのスリーセンターをやってみて欲しいなあと思いました。
    最後にハダズフィールドのような能力の低さをラフプレーでカバーしようとするチームは是非降格して欲しいと思いました。
    マクトミネイ、サンチェスのような才能溢れる選手の選手生命が絶たれるようなことはあってはならないです。
    他の下位チームのサネやデブライネへの悪質なタックル等も含めて。

  4. プレミアリーグ大好き! より:

    アレクシス、ルカクという強力なカードを今季手にしたわけですから、今後のチームマネージメントは中盤の3センターの最適解をじっくり探り、後方からのビルドアップを少しは意識したセットにし固く隙のないチームにするというアプローチがベストだと思います。いかに相手がやり難いゲームにもっていくか、ここを突き詰めていけば去年のダービーや先日のスパーズ戦のような試合と減ると思いますし、中盤でのいい形でボールを奪って速攻という形も増え、得点も増えるはずです。この試合でポグバが出てきた後の形は今後のビッグマッチにも適用できると思いますし、チャンピオンでも目指す形なのではないでしょうか

  5. プレミアリーグ大好き! より:

    サンチェスはドリブルで一枚剥がせるので固められても前よりは崩せるようになり、そこに機動力のあるリンガード、創造性のマタでよかったと思います。
    交代したラッシュが守備でスライディングなど守備意識があがったのも良い傾向だと!
    そして、ルカクを外しマルシャル入れることが熟成していきオプションに加えられたら面白いなと感じます!

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