【Chelsea×Liverpool】完璧チェルシー!リヴァプールの強力3トップを抑えて1-0完勝!
3分まではレッズのポゼッション、チェルシーはハイプレス。縦パス1本で抜け出したフィルミーノのダイレクトショットはクルトワがセーブしますが、7分を過ぎてもチェルシーがボールを支配するシーンがありません。重苦しい空気が漂うスタンフォード・ブリッジ。14分にヴィクター・モーゼスのグラウンダーを受けたジルーはシュートをカットされ、マネが仕掛けたカウンターは、ロバートソンのクロスがミスキックとなります。16分にマルコス・アロンソが放った強烈なミドルはロリス・カリウスがキャッチ。21分にフィルミーノのスルーパスでサラーがボックス右に抜け出すと、落としを受けたナサニエル・クラインが高速グラウンダーをフィード。ボールはマネのやや後ろに出てしまい、ボレーは大きく浮いてしまいます。
24分、ショートカウンターからボックス手前に出たマネが左足で強烈なシュート。右に飛んだクルトワが弾き出し、CKはファーに走ったファン・ダイクが打ち切れません。30分にミルナーがマネにつないだカウンターは、最初のマネのシュートをクルトワが左に弾き、拾ったフィルミーノが中央に入れると、2度めはGKの正面です。33分、先制は昨季プレミアリーグチャンピオン。サイドチェンジを受けたヴィクター・モーゼスが切り返しからクロスを入れ、デヤン・ロブレンに競り勝ったジルーが巧みなヘッドを左隅にコントロールしました。36分にアスピリクエタが斜めに入れたスルーパスで、右から抜けたセスクがクロスに狙いますが、ボールはゴール前を横切り追加点はなりません。
中盤からの縦パスはカンテにチェックされ、プレミアリーグ31発のサラーはいい形でボールをもらえず。ハーフタイムで1-0は、コンテ監督の注文通りでしょう。後半も、レッズが持たされる展開になるのでしょうか。ヴィクター・モーゼスの鋭いグラウンダーは味方に合わず、49分のアーノルドのミドルは上に外れます。56分、アザールが左から3人を抜き去り、中に入れた速いボールはロリス・カリウスがセーブ。クロップ監督は、58分にナサニエル・クラインを下げ、ヘンダーソンに中盤の仕切りを託します。
61分、アザールの突破から、落としを受けたバカヨコのシュートはロリス・カリウスがキャッチ。レッズは縦パスを通せず、DFを背負ってキープするシーンが多いサラーは、とにかくミスが目立ちます。檄を飛ばすユルゲン・クロップ。残り時間は20分を切り、CLでローマを粉砕したチームは、チェンバレンが懐かしくなる停滞を続けています。左からのフィルミーノのクロスはサラーに届かず、74分にはロバートソンが下がってソランケ。プレミアリーグで未だノーゴールのストライカーは、古巣チェルシー相手に意地を見せられるのか。79分にヴィクター・モーゼスがファーにクロスを上げると、プレミアリーグ6ゴールのマルコス・アロンソのボレーは右ポストぎりぎりを抜けていきます。
攻めるレッズ、守るブルーズ。後ろとサイドでは持てるアウェイチームは、ヘンダーソンのアーリークロスをことごとく跳ね返されています。86分、アザールに代えてウィリアン。88分のソランケのヘッドはクロスバーを越えていきます。クロップ監督の最後のカードは、ミルナーをアルベルト・モレノ。コンテ監督はヴィクター・モーゼスをザッパコスタにチェンジします。昨季プレミアリーグ優勝監督のゲームプランは、完璧でした。セスクがペドロに後を譲った2分後、マネのクロスをソランケが外すと、間もなくタイムアップの笛が鳴りました。
コンテ監督に、レッズ料理の基本レシピを紹介いただいたような一戦。5-3-2の時間が長かったホームチームは、自陣に引いてスペースをつぶし、縦パスのコースを切りつつ3トップに前を向かせず、95分を守り切りました。サラーはお疲れ気味で、フィルミーノはDFに囲まれ、マネは後半に入るとシュートコースを創れず。レッズが0-0で終盤に入れれば、前に出てきたチェルシーの隙を突くアタックが狙えたはずですが、リードされる展開になったために放り込みに頼るしかなくなってしまいました。希望をつないだチェルシーは、ハダースフィールドとニューカッスルに勝つのみ。レッズはレアル・マドリードとの決戦の前に、ブライトン戦に注力しなければならなくなりました。サラーの調子は、上がるのか。プレミアリーグもチャンピオンズリーグも、いよいよファイナルです。
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更新ご苦労様です。
昨日は完敗です。逆にコンテのサッカーを堪能しました。
久しぶりにDFが強固なチェルシーを観ました。あの形を作られると今のレッズは厳しいですね。
このままで終わるクロップとは思いませんが、最終戦まで一週間あり心身共にリフレッシュできるので、ホームアドバンテージをいかしてブライトン戦に臨んでほしいです。
ワイナルドゥムがボール受けて前向くことってほとんど無いですよね。ニューカッスルの時に良い選手出てきたな~と思って、リヴァプールに来たのでめちゃくちゃ喜んだのですがあの時のようなプレーはもう見られないのでしょうか…。もちろんチームによって役割は違うのかもしれませんが、ララーナ、チェンバレンのようなアグレッシブなプレーを彼にも見せて欲しいです…。
ワイナルドゥムは前線3人が良すぎるのもあって、使われるポジションが後ろに後ろにってなっているのがかわいそうかなって思います
ペナルティエリアの近くでプレーすればもっと良いプレーが見られると思うんですが…
ダイナミックなプレーより距離の短いプレーの方が輝きそうです
リバプール、追い込まれましたが、自力でCLをかけて戦える試合が2つ残っているとポジティブに考えて頑張って欲しいですね
以前崖っぷちですが、一応望みが絶たれずに済みました笑 久しぶりにそれなりの守備を見せられましたが、リバプールはちょっとお疲れモードでしたね あーーー、何とかCL出たい!笑
序盤にマネが迎えたチャンスを決め切れなかったのが全てかと思います。どうしても90分続けて主導権は握れないので、チェルシーのターンにしっかり決められてしまったのが痛いところです。
上のコメントで触れらているように、ワイナルドゥムのプレーが消極的に見えて仕方ありません。3トップの一角で出た事もあったはずですが、その時もパスは横か後ろが多かったように記憶しています。セントラルで突っかけてロストした時のカウンターを懸念してのプレーなのか、クロップの指示なのか。今節のような展開なら、2列目からの飛び出しやドリブルがなければ、なかなか良い意味でゲームを壊すのは難しいと思います。
自力での4位内確保が可能性として残っているのは救いですが、その実は厳しい状況に追い込まれている気がしてなりません。ブライトン戦もフルメンバーで臨まざるを得ませんが、どうか怪我にだけ気を付けてほしいです。CLの決勝やW杯も控えているので。悲しい思いはチェンバレンだけで充分です。
あっぱれリュディガー!
相手は中3日とはいえ、サラーを完全に封じたことが勝因だと思います。マネ相手にはちょくちょく危ないシーンがありましたが、全体的に相手の3topに仕事をさせなかったコンテの采配は流石だと思いました。
一方のレッズはチェンバレンがいないと引かれた相手に対してのプランがありませんね。以前はコウチーニョがこじ開けてくれていたのですが、コウチもチェンボもいない今、引かれた相手に対してレッズがどう戦っていくのか非常に楽しみです。