【Liverpool×Brighton】アリソン、ビッグセーブ!リヴァプールは無失点で開幕3連勝!
5分のホームチームの決定機は、カットした直後のファン・ダイクのフィードが的確でした。マネが縦パスでサラーを走らせ、右サイドでタメを作った昨季プレミアリーグ得点王がボックスに流すと、走り込んだマネのボレーはわずかに右。1分後、右から仕掛けたクノッカールがボックスの角から打ったシュートは、アリソンが正面でキャッチします。9分、ロバートソンの素晴らしいクロスにフィルミーノがヘディングで合わせますが、マシュー・ライアンがライン上で弾くビッグセーブで先制を阻みます。14分、ナビ・ケイタが倒されて得たFKは、アーノルドが曲げたシュートがクロスバーを直撃。早い時間にレッズが先制すれば、ワンサイドゲームになりそうな展開です。
19分、中央から左に流れたサラーにナビ・ケイタから浮き球が出ると、エースの左足シュートは角度がなくライアンがキャッチ。23分、鮮やかな先制ゴールは、敵陣で奪ったミルナーとマネが起点となったショートカウンターでした。中央のフィルミーノがラストパスを右に流すと、左足のコントロールショットをファーのサイドネットに沈めたのはモー・サラー!今季プレミアリーグ2点めは、ため息がこぼれる美しい一撃でした。31分、CKのクリアがミルナーにつながり、左足のクロスがニアに上がると、ワイナルドゥムが淀みない動きでワントラップシュートを放つもライアンがセーブ。直後、サラーがロバートソンに展開して速いクロスが中央に入ると、マネのダイビングヘッドはGKの正面でした。
44分、ロバートソンが戻したボールをボックスの角で受けたフィルミーノは、右足でファーを狙うも浮かしてしまいます。前半の途中からナビ・ケイタが右に回っていますが、マネやロバートソンの近くにいたほうが効果的なのではないでしょうか。ハーフタイムは1-0、圧倒的なレッズペースですが、昨季プレミアリーグ15位は耐えています。後半開始早々の48分、アウェイチームに初めてのチャンスが到来。クノッカールが右のグレン・マレーに預けると、ストライカーはゴールラインまで持ち込み、粘った末にラストパスを通します。こぼれ球を叩いたクノッカールのシュートは、ミートせずに左にアウト。相変わらずレッズがゲームを支配していますが、ブライトンのプレスは厳しさを増しています。
61分のFKは、ミルナーが流したボールをサラーが中央に浮かすと、ジョー・ゴメスのヘッドはライアンが余裕をもってキャッチ。65分にビスマが蹴ったFKは、壁に当たって枠を外れます。クロップ監督はナビ・ケイタを下げ、ヘンダーソンを投入。プレミアリーグ3試合めの8番は、これまで見せたような効果的なパスを出せずにピッチを後にしました。CBまで敵陣に侵入しているレッズは、全員で守る白いチームを攻めあぐんでいます。75分、ヒュートン監督は2枚代えを敢行。クノッカールとマーチを諦め、ロカディアとジャハンバクシュを送り出します。
79分にマネが下がりダニエル・スタリッジが登場すると、ヒュートン監督の最後のカードはビスマをパスカル・グロス。86分、逆サイドからボックス右に流れてきたロバートソンに、ミルナーから浮き球が通ると、落としに左足を振り抜いたアーノルドの一撃はニアポストの脇を抜けていきます。CKをニアで触ったフィルミーノのシュートは、ゴールラインを越える前にブライトン守備陣が必死のクリア。反撃に出たアウェイチームは、右からのクロスをパスカル・グロスがヘッドで叩くも、アリソンのビッグセーブに阻まれます。89分にアーノルドが下がりマティプ。3分の追加タイムに事件は起こらず、リヴァプールが3戦連続のクリーンシートでプレミアリーグ開幕3連勝を飾りました。
焦りと疲れからか後半はパスワークが荒くなり、追加点を奪えなかったリヴァプール。80分からブライトンが攻勢に出ると、冷静さを失った最終ラインが危険なパスをさらわれるシーンが目立ちましたが、パスカル・グロスの1発以外に決定的なシュートを打たせず、何とかしのぎ切りました。微妙なパスはあれど、セービングとパンチングは的確だったアリソンの存在はやはり絶大です。こういう試合を勝ち切ることこそが、プレミアリーグ優勝を実現するための必須条件でしょう。その意味合いを込めて、あえてナイスゲームといいましょう。要所を締めてシュート4本、枠内2本に抑えた守備陣と、初めてのビッグセーブで勝ち点3の立役者となった新守護神に敬意を表して。
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リヴァプールの無失点は素晴らしいと思います。
相手のGKのビックセーブや2本ハンドの見逃しもあったですが勝ちきれるあたりは昨年と違うところでしょうか。
TAAの被カードが3試合連続なのが気になりますね(もちろんしかたない場面もあるかもしれませんが)
いつも素早い更新ありがとうございます。
こういう試合で勝ちきれるようになったのは
大きいですよね。
だからこそ気になるのは相変わらずの交代の遅さ。
こういう試合のためにシャチリを獲得したのでは?
調子悪くてもリズムが噛み合わなくてもスリートップをなかなか交代せず酷使するのはどうなんでしょう?
W杯後の今シーズンは特に危険な気がします。
やっと戦力も充実してきたのに
逆にベンチにいる選手の士気が心配です。
ブライトン強くね!?って思いました。
運動量が全く落ちないのが脅威でした。
リバプールは全体的に精度が低く、内容は良いと言えない中で勝ち切ったのは流石でした。
アリソン取った甲斐がありましたね…
同じくブライトン良かったです。
全員でよく守り、よく走り、ダイレクトパスを織り入れたリズミカルなショートカウンターは見ていて気持ちが良かったです。
我がチェルシーは大丈夫でしょうか。この手のクラブに足元を掬われることが多々あるのですが…笑
さすがにこの試合展開でシャキリ試せってのはめちゃくちゃすぎるでしょう笑
ファーガソンが宿ったかのような試合展開、優勝するかもしれない…
こういう試合だからこそ使ってあげることで
信頼の証になると思いますけど?
プレシーズンでもやっていて初めてではないですし。
調子の悪いマネとか引っ張っている方が
疲労や怪我、無駄なカードの累積になりかねない。
CKや後方からの放り込みに対する判断の良さが、アリソンの良さとして表れていたと思います。足元の技術が高いGKほど、ヒヤッとするシーンは増えるものでしょう。いずれにせよ、勝ち切った事が大切です。新戦力や交代カードについては、出来るだけ試合展開が楽な状況で使いたい、という親心かと。何せ、まだ3試合目ですから。シーズン中盤以降なら、交代の遅さに対するツッコミも分かりますが。
開幕3試合を勝ち点落とさずクリーンシート、っていう結果が先ずはプライオリティで、今のところ試合内容と新戦力の査定は二の次で考えるのが現時点での序列でしょう。
たしかに試合内容は良くなかったし、選手個々を見ても、調子の良し悪しの差が激しかったですね。
最終的に3枚カードを切りましたが、個人的には全て納得のカードの切り方だと感じました。
新戦力、特にシャキリや、先発では出ているもののケイタにはちゃんと時間を与えてあげて、使わなくても重要な戦力だということを日々のトレーニングなどで示してあげれば時期的にも全然問題ないでしょう。
ここで使われないからと言ってた腐ってたらそれこそ出られないので。
それにしても決勝点になったサラーのゴール…。
シュートのタイミング、コース、ボール奪取からの一連の流れ含めて身震いしてしまいました!
みなさま>
マフレズ、ジョルジーニョ、フレッジ、グエンドゥジらがスタメンで出ているなか、「マネが今ひとつなのでシャキリにスイッチ」は、充分ありの選手交代なのではないかと思います。一方で、1月なら3トップ固定でカップ戦を含む全試合をこなすのは「酷使」ですが、週イチで4試合やった後、インターナショナルマッチウィークに突入する今は、全試合同じメンバーという采配は気になりませんが、いかがでしょうか。
楽しみな新加入選手ほど、すぐ試して欲しい気持ちになりますが、誰もがファンダイクやオーバメヤンのように移籍先にすぐさまフィット出来るわけではないですし、
その辺は沢山のスターを産み出してきたクロップ監督一流の勘やタイミングに期待しましょう。
スローインコーチ招聘だそうで、これからはスローインも注目ですね。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180827-00046343-sdigestw-socc
リバプール時代のラファエルベニテスはターンオーバーを多用することで有名だったかと思いますが、シーズン序盤はメンバーを固定しないことでチームとしての完成度を上げられず、シーズン半ばで優勝争いから離脱していた記憶があります。
そのため、今は週1回の試合ペースなのである程度メンバーを固定して戦うほうが良いのかなと思っています。