【Chelsea×Liverpool】アザール、スタリッジ!序盤戦のベストマッチは、両者譲らずドロー決着!
ジルーとアザールのコンビプレーはシュートの手前で止められ、8分のレッズのカウンターはマネが遅れてサイドでつぶされます。11分、リュディガーをかわして中央から打ったサラーの一撃は、うまくミートできず左にアウト。14分にファン・ダイクがジョルジーニョのパスをインターセプトし、フィルミーノが右のマネにつなぎますが、アウトにかかった右足のシュートは明らかにミスキックです。18分、右のミルナーが最前線のサラーに当てると、落としを右でもらったフィルミーノのシュートはDFがブロック。ポゼッションはチェルシー、フィニッシュの本数はレッズです。
22分、ロバートソンの裏を取ったウィリアンに、ダヴィド・ルイスがロングフィード。ブラジル人MFは同郷のアリソンと1対1になりますが、守護神が体で壁を作って跳ね返しました。26分、先制はチェルシー。ハーフライン付近でアザール、コヴァチッチ、ジョルジーニョ、コヴァチッチと短いパスがまわり、コヴァチッチが左に出したパスでアザールが抜け出しました。超速ドリブルでボックスに入った10番は、左足でクロスに狙って名手アリソンの脇を破ります。今季プレミアリーグで6ゴールのドリブラーは、世界一といわれる日が近づいているのではないでしょうか。
32分、今度はサラー。フィルミーノのパスを受けてマルコス・アロンソを振り切ると、ケパもかわして右足で枠に流し込もうとしますが、リュディガーが必死に戻ってラインぎりぎりでクリアしました。サラーを軸に攻めるレッズに足りないのは、ラストパスの精度です。43分、アーノルドのアーリークロスを中央でもらったマネのバイシクルは、クロスバーの上。前半はこのまま1-0。後半開始直後、またもダヴィド・ルイスからウィリアンにロングボールがつながりますが、サイドに流れたウィリアンのクロスは味方に通らず。ここまで全勝のプレミアリーグ首位チームは、自分たちのペースに持ち込むことができません。
57分、ロバートソンから斜めのパスがボックス左のフィルミーノに通り、落としを受けたマネがアスピリクエタをかわして打ったシュートは、ニアをカバーしたケパのビッグセーブに阻まれます。いつの間にか、チェルシーはカウンター狙い。64分にカンテがアザールにスルーパスを通し、ドリブルでゴール前に進んだ10番がアリソンと向き合いますが、これはコースを塞いだ守護神の勝ち。サッリ監督の1枚めは、65分にジルーをモラタです。直後、クロップ監督はサラーをシャキリにチェンジ。モラタのシュートはファン・ダイクがブロックし、アザールの左からのミドルはアリソンがセーブします。アスピリクエタのスリップで縦に抜けたロバートソンの決定的なクロスは、ノーマークのシャキリがボレーを右に外してしまいました。
72分、ボックス左でミルナーがフリーになり、中央に完璧なクロスが上がると、フィルミーノのヘディングは枠をカバーしたダヴィド・ルイスがゴールラインの手前でクリア。サッリ監督はウィリアンを下げ、ヴィクター・モーゼスを投入します。78分、ヘンダーソンに代わってナビ・ケイタ。80分にコヴァチッチが役目を終え、左のインサイドはロス・バークリーです。84分のシャキリのFKは、ケパがキャッチ。クロップ監督の最後のカードは、ミルナーに代わってスタリッジです。この采配が当たったのは、89分。パスコースがなく、消去法で打ったようにも見えたスタリッジの左足ミドルは、ゴール右隅に突き刺さるスーパーショットでした。
おもしろかった!文句なしで、今季プレミアリーグ序盤戦のベストマッチでしょう。カラバオカップで決めたアザールとスタリッジが、またも結果を出した一戦。両チームとも左サイドを制し、中盤のせめぎ合いは前半はブルーズ、後半はレッズ。素晴らしいロングフィードとシュートブロックを見せたダヴィド・ルイスがチェルシーのMVPなら、リヴァプールは1対1を止めまくったアリソン・ベッカーでしょう。攻守、戦術、どこを切り取っても互角で、ドロー決着は妥当だと思います。
今季のプレミアリーグは、無敗をキープした彼らとブライトンに勝って首位に立ったマン・シティが、三つ巴で優勝を争う展開になるのではないでしょうか。チャンピオンズリーグがないチェルシーが有利に見えますが、ELの大本命ゆえ春になればスケジュールが…いや、そんな話は半年後にあらためましょう。スタリッジのエクセレントな一撃の残像が未だ消えず、今夜は眠れそうにありません。
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とてつもなくインテンシティの高い一戦でした。ほとんどボールも切れず、レフェリーも細かい笛は吹かなかった為、息つく間もない展開。お互いにGKとCBが素晴らしく、1-1ドローは妥当な着地点でした。(正直、スタリッジのゴラッソが決まるまで、敗戦を覚悟しつつありましたが…)
それにしても7戦終えて無敗チームが3つとは。今季は面白くなりそうです。次節のシティ戦、しっかり勝ち切っての首位奪還を期待しています。
チェルシーが苦戦するかと思いましたが、素晴らしい闘志で立ち向かい、もう一歩のところまで追い詰めました。
今期最高のゲーム、あっという間の90分でした。終わった後の笑顔で抱擁する両監督が印象的でした。
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サッリは凄すぎますね
まさか2、3ヶ月でこのレベルまで持ってくるとは
本当にCLの決勝トーナメントだと言われてもおかしくないぐらい選手のレベルも試合の面白さも凄かったです
ユナイテッドにとっては来月のチェルシー戦はかなり厳しい試合になりそうです
更新ご苦労様です。ハイレベル同士のゲームは最高に面白いです。間違いなくサッリのチェルシーは強い強すぎる。そしてアザールが更にレベルがあがり凄いことになってますね。スタリッジのゴールには鳥肌モノでした。両GKとCBは素晴らしかった。
今季最高のゲームでした。納得のドローです!
本当に素晴らしい試合でした。
スタリッジが決めた最後の局面、バークリーのカウンターを狙ったパスがカットされ結果失点しました。最後まで得点を狙う、これがサッリのスタイルなのでしょう。試合終了後サッリの満面の笑顔をみて、益々このチームが好きになりました。
ホームなので、ラストの一撃が本当に残念。しかもスタリッジ。積年の思いが素晴らしいコースに乗っていたのでしょうか。
最高のゴールに最高のセーブとほんといい試合でした。
今シーズンはシティ・チェルシー・リバプールの対戦は鉄板の試合となりそう。
とりあえずリバプールはナポリとシティとの連戦厳しいだろうけど楽しみ!
ここ最近ビッグゲームが一方的であったりやや退屈に感じることが多かったですがこの試合は面白かったですね
チェルシーは時間がかかるとサッリが言ってましたがすでに完成度が高いですね
みなさま>
フットボールの醍醐味がすべて詰まった恍惚の90分でした。サッリ監督は、よくぞ短期間でここまでもってきました。ワールドカップが終わった直後に、主力の半分がいなくなるかもと騒がれていたのが遠い昔のように感じられます。アンフィールドで再度ぶつかるのは34節ですか。ここまで優勝争いがもつれてくれれば、最高です。
残念ですが、もう解任しかないでしょうね…
スパーズ戦のような敗戦であればまだ良かったのですが、選手の闘志が全く感じられなかった。
後任を今シーズン終了までキャリックに任せるのは厳しいでしょうし、ジダンを引っ張ってくるんでしょうかね…
まさに、恍惚の90分でしたね(笑)
テレビの前で、しばらく拍手してました。
引き分けという幕切れがまた、美しさに花を添えましたかね。
サッリ監督恐るべし、この先どんなチームに作り上げて行くことやら。
これにシティが絡んで、リーグを熱くしていくのでしょうね。
我がアーセナルは、食い込んで行けるのか!?
こんな凄みのあるサッカーに、対抗する術はあるのか?
な、無さそう(泣)
いやー。素晴らしい試合でした。
チェルシーの中盤が想像以上に凄まじかったです。
そこに、アザールがチャンスを決めきっているのが順位に出てますね。
カンテ、コヴァチッチ、ジョルジーニョが欠けない事と、アザールが昨シーズンのサラー並に得点し続けると、これはかなり怖いですねぇ